愛されたい少年

星夜るな

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1章

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「君さ。僕の主が間違ってる。とでも言うの?」

それは、挑発に見せかけた、圧だった。

間違えを言っているはずはない。
という。


ヨイは、まだ泣いている。が、明らかに、周りの子達は、動揺している。


だって、今ノアは、王族のしるしである額に浮び上がる黄金の印を見せているのだから。

妖精は、基本嘘はつけない。つけないからこそ、大変なことがあるが、こういう場面では、有利に働く。

気づいていないのは、ヨイと周りの取り巻き達だけだ。

兄様も、哀れなものを見るような目をしている。


「ねえ?答えてよ。」

ノアの目に笑みはない。
あるのはただただ。怒りだけ。

この前から、ノアは、僕に対しての良いの接し方について怒っていたそうだ。けれど、騒ぎを起こしては…ということで、我慢していて、この前王様。にあった時に、許可を貰っていたんだそうだ。


なんとも。準備のいいことで。
反対に、そういう事態を想定していた。ということに繋がる。



ヨイは、自分が追い詰められているのに気が付かず、泣いている。


ヨイのことを調べたスイヨウから聞いた話だが、リヴァル男爵家は、国に反することしかしていないんだそうだ。
叩けば、叩くほど出てくるんだそうで、一部ヨイも、かかわっているみたいだ。

そして、取り巻きたちも…。



妖精の王族であるノア。
ルーブル王国の第一王子であるムイ。
宰相の息子であるファン。
二大公爵家の一つの息子であるガイ。
ポーディ公爵の息子であるリオ。容姿になった僕。



を、敵にみなした。無礼を働いた時点で、地獄への扉は、開いていたのかもしれない。


もし、ヨイが、変わっていたら。


そんなことを今更、考えても仕方がない。


たどり着く道の先は、地獄だ。
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