色づく世界の端っこで

星夜るな

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第一章

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確かに…。

辛いとかは思わなかった。

でも、先輩たちや夏海くんはどうなんだろう?


あのときは、『大丈夫。』とか言われたけれど。

あれから、部活に参加しているが、
歌えない。
だから、
やることといえば、
先輩たちや夏海くんが練習しているのを見ているだけだ。



それでいいのか?


もしかして、やっぱりいらない。

そう思われたんだろうか。




そういう考えが浮かんでくる。




あっ…。









意外と軽音部に入れたこと

嬉しかったみたいだ。

楽しかったみたいだ。 


あの日以来。
碧と一緒にいるときみたいな
感情だ。



こんな気持ちがまた…。

ワクワク。

という感情が…。


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