66 / 88
イザナギ学院一年生編
第26話 男には、時として負けられない戦いがある。
しおりを挟む
日曜日。俺は男として負けられない戦いへと、臨もうとしていた。
「あれ? 悠馬、どこに行くの? もしかして、選抜戦に向けてダンジョン?」
「いや、友達と遊びに行ってくるだけ」
「あ、悠馬。私と冬香、エミリーヌで遊ぶ約束してるの。だから今日円華さんが学園祭の準備会議終わって帰ってくるまで、多分誰も家に居ないから」
「了解。それじゃ」
そして俺は靴を履き終えると、玄関ドアを開けていざ男たちの戦場へと向かう。
「あとそれと悠馬! その服装はやめた方がいいと……行っちゃった」
話は数日前まで遡る。
「彼女が欲しい」
「藪から棒になんだ急に」
「ホントにいきなりだね……」
俺と龍斗は放課後、和人の家で集まってゲームをしていた。
和人はコントローラーをベットに投げ捨て、大の字に寝そべる。
「だってさ、もうすぐ学園祭だぜ? 彼女と学園祭ってシチュエーション、憧れるだろ? それに折角の高校生活、楽しまなきゃ損だろ。いや、うちの学校正確には高校じゃないけど」
「まあわかるけどさ」
「けどまだ一年生だよ?」
前世にて、彼女いない歴イコール年齢だった俺には耳が痛い話だ。それは今も変わらないが。
「甘い! 龍斗! 確かにお前はイケメンかもしれん、だが! そんな事では灰色の学校生活を卒業まで送る羽目になるぞ!」
――いや、大丈夫。コイツにはフラグが自然発生するから。
「んじゃどうすんだよ」
俺がそう言うと、和人はニヤリと笑った。
「そなもん決まってんだろ、ナンパすんだよナンパ!」
「ハァ」
俺はため息をつくと、コントローラーを握りなおした。
「おい龍斗。そこのバカは放っておいて、さっさともう一ラウンド行くぞ」
「そうだね」
――待て待て悠馬! いいじゃないか一回位!
――そうだぞ悠馬! 我も一回ナンパしてみたい!
――黙れ不思議生物二匹、お前らが参加してどうすんだよ。マスコットキャラクター選手権でもすんのか?
「自信が無いのか?」
和人がその言葉を発した瞬間、俺と龍斗は固まった。
「自信が無いから逃げるんだろ? 良いぜ? 逃げなかった俺がこの中で一番男らしいってことで」
「今の言葉は聞き捨てならないかな」
「……いつも廊下でナンパして失敗した後、グラビア雑誌に逃げてる奴の言う事はちげえなぁ?」
「なんだと?」
「やんのか?」
「落ち着きなよ二人共」
「「うるせぇ! このイケメン野郎!」」
「お前なら女子だって選び放題だろ!」
「そうだそうだ!」
「それをよりにもよって悠馬に言われるのか……そこまで言われたら、僕も黙ってる訳にはいかないな」
「良いぜ! その戦い乗った! 全員かかって来いよ、コレは男の尊厳を掛けた戦争だッ!」
「ルールは簡単。まずは今週日曜日、10時に駅前のファミレス集合。その後駅前でナンパして5時までにファミレスでお茶出来た人数を競う! 良いな!」
「ああ、受けて立つ! 全員コテンパンにしてやる!」
「望むところだよ!」
そして今、俺達は駅前のファミレスの一角で集まっていた。
ウェイトレスのお姉さんは俺達のテーブルまで注文を聞きに来ると、顔を引きつらせる。
「えーと、ご注文は……?」
「「「かつ丼で」」」
そしてウェイトレスのお姉さんが引きつった笑みで去っていくのを見ると、俺達は一斉に怒号を上げた。
「ウェイトレスの姉ちゃん引いてたぞ! お前らの服装のせいだからな! なんだその格好! お前らホントにナンパする気があんのか!」
全面的に和人と龍斗の服装がおかしいせいなのに、まともな服装をしている俺に責任を被せようとしてくる和人に向かって、俺は気炎を吐いた。
――ふざけんな! どう考えてもコイツラの服装のせいだろ! 俺はコイツらほど変な服装してねえし!
――いやー、五十歩百歩だぞ思うぞ。我は。
――全くだ。
「お前こそなんだ! お前は正月の初詣にでも行くつもりか!」
和人は、着物に羽織、袴。そして胴にふさふさした羽織紐を付けた、どう見ても正月の初詣に来た人のような服装だった。
「俺、ってドデカくプリントしてあるクソダサTシャツに言われたくねえ!」
「なんだと! 俺の勝負服をバカにすんのか!」
「なんの勝負をするつもりだお前は!」
「落ち着いて、僕以外二人共変な格好だから」
「「ホストスーツのお前にだけは言われたくねぇ!!!」」
「あ、ありがとうございましたー……」
そしてかつ丼を食い終わり、俺達はいよいよ決戦の場にて並び立つ。
「改めて確認するが。これから六時間半、さっきのファミレスに一人でも多くお茶に連れ込めた奴の勝利。良いな」
「ああ」
「勝つのは僕だよ」
「それじゃあ……始め!」
――この戦い、絶対に負けてやるもんかよ!
「ねえママーあの人達何ー?」
「しっ、人様に指さしちゃいけません!」
――泣いていいかな。
三時間後。
「バ、バカな……」
「どうして一人も釣れない!」
俺と和人は膝から崩れ落ちる。今の所、俺たちの成果はゼロだった。
皆苦笑いで『ごめんなさい、これからちょっと用事が……』だの『鏡見てきたら? その格好はちょっと……』だの『身の程って知ってる? 私達の事ナンパするならもっとさ……』だの!
――俺の一体何が悪いというんだ!
――いや、答え出てただろう。
――アウァリティアよ。カッコイイ服装をしても、悠馬が悠馬である限り無理かもしれぬ。
そして俺達は、ナンパ続行中の龍斗を見る。
「すいませーん、僕と一緒にあそこのファミレスでお茶でも……あの、あそこのファミレスでお茶するだけでホテルでは……ちょ、お願いだから引っ張らないで!」
――まああの服装じゃあまともな人は怖くて寄り付かないだろうな、まともな人は……。
「龍斗もまだ成果ゼロ、まだまだ勝負はこれからだ!」
「おい、龍斗がどこかへ連行されかけてるぞ」
「助けて二人共!!」
――よし! まだ全員同点なんだ、俺はまだ諦めねえぞ!
「あ、アァァァァァ!」
更に三時間後。
「クソ!」
「もうダメなのか!」
「まだ、まだだよ……! 僕はまだ諦めない!」
もう諦めムードな俺達だったが、龍斗はよろよろと立ち上がるとナンパに向かった。
「もう、限界だ……。だって皆一様に俺の服装を一瞥した後鼻で笑うか、変なもん見る目で見た後逃げるように去っちゃうし」
「俺も引きつった笑みで、断られたときは立ち上がれないかと思った」
俺達がどんよりしながら膝を抱えていると、龍斗の声が聞こえてきた。
「え! ホントに良いんですか!」
「その……この前のお守りを拾ってくれた人ですよね? 良いですよ、私なんかで良ければですけど」
「あ、そういえば君はこの前冬香と入れ替わるように引っ越してきた!」
「ハイ! 如月美優と言います! この前は本当にありがとうございました!」
――バカな! あの龍斗がナンパ成功だと!?
そして勝ち誇った笑みを浮かべながら去る龍斗だったが、龍斗の隣に居る女子に俺は見覚えがあった。
――あれ。よくよく見たら、龍斗の監視に付いてる妹系後輩キャラのサブヒロインじゃね?
如月美優。俺たちの一学年下で、幼いながらAランクエンフォーサー並みの実力を持つ天才少女。ちなみに、赤紙ツインテ―ルで冬香の妹弟子。冬香と二人並ぶとツインテール同士なせいで姉妹に見える。
「なッ! 年下美少女だと!? おのれ龍斗!!」
――あれは反則じゃないのか……? けど龍斗本人はなんも知らねえしな。
「ところで悠馬、さっきから居るその不思議な生き物はなんだ」
「……は?」
俺が振り返ると、アウァリティアとロトが浮遊していた。
「お前らな!」
「ふむ。あまりにもお前達が情けないから、我らが手本を見せてやろうかとな」
「そういう事だ悠馬!」
そして、アウァリティアとロトは女子高生達相手にナンパし始めた。
「ふむ、そこな者よ! 我らとあそこの店でお茶でもせんか!」
「滅茶苦茶手持ちが少ないから奢ってもらえると俺らも……ってプギュ!?」
「何この子達! 可愛い!」
「離すのだ! 我はこれでも! ……ムグ」
「あそこのファミレス? 良いよー! 私達がお腹いっぱい食べさせてあげる!」
――なんだあれ、羨ま……けしからん!
アウァリティアとロトは女子高生達にもみくちゃにされると、そのままファミレスの方へと消えていった。
――助けてくれ悠馬!
――死ね。
――ま、待ってくれ悠馬! 息ができぬのだ……!
――死ね。
俺が死んだ魚の目で連行されていくアウァリティアとロトを見送ると、和人が叫んだ。
「どうして……どうして! あのヘンテコな生物二匹にはできて俺らには出来ないんだ!?」
「まだだ……まだ終わらねえ!」
俺はやけくそになって叫ぶと、顔も確認せずに歩いていた三人組の女の子相手に声を掛ける。
「ねえ君達! これから俺とあそこのファミレスでお茶……で……も……」
「悠馬? 確か今日は友達と遊びに行くって言ってたよね? ナニヤッテルノカナ?」
――これは……終わったな。
「待って! 言い訳させてくれ! これには事情が! は、ははは……なんで皆各々スキル発動させてるんだ? ギャァァァァァァァ!」
「あれ? 悠馬、どこに行くの? もしかして、選抜戦に向けてダンジョン?」
「いや、友達と遊びに行ってくるだけ」
「あ、悠馬。私と冬香、エミリーヌで遊ぶ約束してるの。だから今日円華さんが学園祭の準備会議終わって帰ってくるまで、多分誰も家に居ないから」
「了解。それじゃ」
そして俺は靴を履き終えると、玄関ドアを開けていざ男たちの戦場へと向かう。
「あとそれと悠馬! その服装はやめた方がいいと……行っちゃった」
話は数日前まで遡る。
「彼女が欲しい」
「藪から棒になんだ急に」
「ホントにいきなりだね……」
俺と龍斗は放課後、和人の家で集まってゲームをしていた。
和人はコントローラーをベットに投げ捨て、大の字に寝そべる。
「だってさ、もうすぐ学園祭だぜ? 彼女と学園祭ってシチュエーション、憧れるだろ? それに折角の高校生活、楽しまなきゃ損だろ。いや、うちの学校正確には高校じゃないけど」
「まあわかるけどさ」
「けどまだ一年生だよ?」
前世にて、彼女いない歴イコール年齢だった俺には耳が痛い話だ。それは今も変わらないが。
「甘い! 龍斗! 確かにお前はイケメンかもしれん、だが! そんな事では灰色の学校生活を卒業まで送る羽目になるぞ!」
――いや、大丈夫。コイツにはフラグが自然発生するから。
「んじゃどうすんだよ」
俺がそう言うと、和人はニヤリと笑った。
「そなもん決まってんだろ、ナンパすんだよナンパ!」
「ハァ」
俺はため息をつくと、コントローラーを握りなおした。
「おい龍斗。そこのバカは放っておいて、さっさともう一ラウンド行くぞ」
「そうだね」
――待て待て悠馬! いいじゃないか一回位!
――そうだぞ悠馬! 我も一回ナンパしてみたい!
――黙れ不思議生物二匹、お前らが参加してどうすんだよ。マスコットキャラクター選手権でもすんのか?
「自信が無いのか?」
和人がその言葉を発した瞬間、俺と龍斗は固まった。
「自信が無いから逃げるんだろ? 良いぜ? 逃げなかった俺がこの中で一番男らしいってことで」
「今の言葉は聞き捨てならないかな」
「……いつも廊下でナンパして失敗した後、グラビア雑誌に逃げてる奴の言う事はちげえなぁ?」
「なんだと?」
「やんのか?」
「落ち着きなよ二人共」
「「うるせぇ! このイケメン野郎!」」
「お前なら女子だって選び放題だろ!」
「そうだそうだ!」
「それをよりにもよって悠馬に言われるのか……そこまで言われたら、僕も黙ってる訳にはいかないな」
「良いぜ! その戦い乗った! 全員かかって来いよ、コレは男の尊厳を掛けた戦争だッ!」
「ルールは簡単。まずは今週日曜日、10時に駅前のファミレス集合。その後駅前でナンパして5時までにファミレスでお茶出来た人数を競う! 良いな!」
「ああ、受けて立つ! 全員コテンパンにしてやる!」
「望むところだよ!」
そして今、俺達は駅前のファミレスの一角で集まっていた。
ウェイトレスのお姉さんは俺達のテーブルまで注文を聞きに来ると、顔を引きつらせる。
「えーと、ご注文は……?」
「「「かつ丼で」」」
そしてウェイトレスのお姉さんが引きつった笑みで去っていくのを見ると、俺達は一斉に怒号を上げた。
「ウェイトレスの姉ちゃん引いてたぞ! お前らの服装のせいだからな! なんだその格好! お前らホントにナンパする気があんのか!」
全面的に和人と龍斗の服装がおかしいせいなのに、まともな服装をしている俺に責任を被せようとしてくる和人に向かって、俺は気炎を吐いた。
――ふざけんな! どう考えてもコイツラの服装のせいだろ! 俺はコイツらほど変な服装してねえし!
――いやー、五十歩百歩だぞ思うぞ。我は。
――全くだ。
「お前こそなんだ! お前は正月の初詣にでも行くつもりか!」
和人は、着物に羽織、袴。そして胴にふさふさした羽織紐を付けた、どう見ても正月の初詣に来た人のような服装だった。
「俺、ってドデカくプリントしてあるクソダサTシャツに言われたくねえ!」
「なんだと! 俺の勝負服をバカにすんのか!」
「なんの勝負をするつもりだお前は!」
「落ち着いて、僕以外二人共変な格好だから」
「「ホストスーツのお前にだけは言われたくねぇ!!!」」
「あ、ありがとうございましたー……」
そしてかつ丼を食い終わり、俺達はいよいよ決戦の場にて並び立つ。
「改めて確認するが。これから六時間半、さっきのファミレスに一人でも多くお茶に連れ込めた奴の勝利。良いな」
「ああ」
「勝つのは僕だよ」
「それじゃあ……始め!」
――この戦い、絶対に負けてやるもんかよ!
「ねえママーあの人達何ー?」
「しっ、人様に指さしちゃいけません!」
――泣いていいかな。
三時間後。
「バ、バカな……」
「どうして一人も釣れない!」
俺と和人は膝から崩れ落ちる。今の所、俺たちの成果はゼロだった。
皆苦笑いで『ごめんなさい、これからちょっと用事が……』だの『鏡見てきたら? その格好はちょっと……』だの『身の程って知ってる? 私達の事ナンパするならもっとさ……』だの!
――俺の一体何が悪いというんだ!
――いや、答え出てただろう。
――アウァリティアよ。カッコイイ服装をしても、悠馬が悠馬である限り無理かもしれぬ。
そして俺達は、ナンパ続行中の龍斗を見る。
「すいませーん、僕と一緒にあそこのファミレスでお茶でも……あの、あそこのファミレスでお茶するだけでホテルでは……ちょ、お願いだから引っ張らないで!」
――まああの服装じゃあまともな人は怖くて寄り付かないだろうな、まともな人は……。
「龍斗もまだ成果ゼロ、まだまだ勝負はこれからだ!」
「おい、龍斗がどこかへ連行されかけてるぞ」
「助けて二人共!!」
――よし! まだ全員同点なんだ、俺はまだ諦めねえぞ!
「あ、アァァァァァ!」
更に三時間後。
「クソ!」
「もうダメなのか!」
「まだ、まだだよ……! 僕はまだ諦めない!」
もう諦めムードな俺達だったが、龍斗はよろよろと立ち上がるとナンパに向かった。
「もう、限界だ……。だって皆一様に俺の服装を一瞥した後鼻で笑うか、変なもん見る目で見た後逃げるように去っちゃうし」
「俺も引きつった笑みで、断られたときは立ち上がれないかと思った」
俺達がどんよりしながら膝を抱えていると、龍斗の声が聞こえてきた。
「え! ホントに良いんですか!」
「その……この前のお守りを拾ってくれた人ですよね? 良いですよ、私なんかで良ければですけど」
「あ、そういえば君はこの前冬香と入れ替わるように引っ越してきた!」
「ハイ! 如月美優と言います! この前は本当にありがとうございました!」
――バカな! あの龍斗がナンパ成功だと!?
そして勝ち誇った笑みを浮かべながら去る龍斗だったが、龍斗の隣に居る女子に俺は見覚えがあった。
――あれ。よくよく見たら、龍斗の監視に付いてる妹系後輩キャラのサブヒロインじゃね?
如月美優。俺たちの一学年下で、幼いながらAランクエンフォーサー並みの実力を持つ天才少女。ちなみに、赤紙ツインテ―ルで冬香の妹弟子。冬香と二人並ぶとツインテール同士なせいで姉妹に見える。
「なッ! 年下美少女だと!? おのれ龍斗!!」
――あれは反則じゃないのか……? けど龍斗本人はなんも知らねえしな。
「ところで悠馬、さっきから居るその不思議な生き物はなんだ」
「……は?」
俺が振り返ると、アウァリティアとロトが浮遊していた。
「お前らな!」
「ふむ。あまりにもお前達が情けないから、我らが手本を見せてやろうかとな」
「そういう事だ悠馬!」
そして、アウァリティアとロトは女子高生達相手にナンパし始めた。
「ふむ、そこな者よ! 我らとあそこの店でお茶でもせんか!」
「滅茶苦茶手持ちが少ないから奢ってもらえると俺らも……ってプギュ!?」
「何この子達! 可愛い!」
「離すのだ! 我はこれでも! ……ムグ」
「あそこのファミレス? 良いよー! 私達がお腹いっぱい食べさせてあげる!」
――なんだあれ、羨ま……けしからん!
アウァリティアとロトは女子高生達にもみくちゃにされると、そのままファミレスの方へと消えていった。
――助けてくれ悠馬!
――死ね。
――ま、待ってくれ悠馬! 息ができぬのだ……!
――死ね。
俺が死んだ魚の目で連行されていくアウァリティアとロトを見送ると、和人が叫んだ。
「どうして……どうして! あのヘンテコな生物二匹にはできて俺らには出来ないんだ!?」
「まだだ……まだ終わらねえ!」
俺はやけくそになって叫ぶと、顔も確認せずに歩いていた三人組の女の子相手に声を掛ける。
「ねえ君達! これから俺とあそこのファミレスでお茶……で……も……」
「悠馬? 確か今日は友達と遊びに行くって言ってたよね? ナニヤッテルノカナ?」
――これは……終わったな。
「待って! 言い訳させてくれ! これには事情が! は、ははは……なんで皆各々スキル発動させてるんだ? ギャァァァァァァァ!」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる