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第五章
第一話 落馬事件の情報集め
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大和主流の落馬事件を調べることにした俺は、ハルウララと大和鮮赤、それにクロと一緒に放送室へと行くことにした。
「ねぇ、どうしてお祭り娘も一緒に居るのよ。彼女は関係ないじゃない」
クロが同行していることをあまり良く思っていないのか、大和鮮赤が赤い瞳で俺のことを見てくる。
「いや、クロがどうしても付いて行きたいって言うから」
「あのレース、私もネットの記事で見たけれど、落馬が事故ではなくって事件だって知ったら、許せないもん! だから、私も協力してあげるわ。それとも何? 私がいたら、何か都合が悪いの?」
「いえ、ごめんなさい。そんなつもりで言った訳ではないわ。あなたにはあなたの時間があるでしょうに、身内の件に巻き込んでしまうようで、申し訳ないと思ったのよ。手伝ってもらえるのであれば、助かるわ」
大和鮮赤とクロが、何か揉め事を始めないかと思い、ヒヤヒヤしながら見守っていたが、どうにか無事に済みそうだ。
放送部の部室の前に行くと、俺は扉をノックする。
「空いているので、中に入って良いですよ」
扉の向こうから、虎石の声が聞こえてきた。彼女から入室の許可を貰うと、扉を開けて中に入る。
「おや、奇跡の名馬さんに可憐なる貴族さん、それにクロさんじゃないですか? ここに来るなんて珍しいですね。何のようですか?」
「本日のレースの確認ですか? それとも桜花賞に付いての質問ですか? 残念ながら、逢い引きのためにこの部屋を使いたいと言われても困るのですが」
俺たちが部屋の中に入ると、虎石と中山が声をかけてきた。
『私も居るよ! 私もちゃんと数に入れて! 霊馬差別反対!』
人数に入れられてもらっていないハルウララが憤慨するが、そのことは一旦無視して本題に入る。
「この前のスプリングステークスのレースの映像を見たいんだ。映像記録として残っているはずだろう?」
「なるほど、もしかしてあの落馬事故を調べているのですか?」
「それなら、丁度編集のために今から見直そうと思っていたので、一緒に見ましょうか」
中山がキーボードでタイピングして何かを打ち込むと、空中ディスプレイが現れる。
ポケットから出て来た霊馬と騎手たちがゲート前で待機し、順番が来たらゲート入りを始める。
「ここで一旦止めてくれ」
ダイワメジャーに整馬係が近付くところで一時停止をして貰う。
「ズームできるか?」
「待ってください。可能な限りズームしてみます」
焦点を整馬係にしてもらい、映像が拡大される。しかし、広い映像を拡大したことにより、映像はぼやけてしまった。
顔ははっきりしないが、フードを被っていること、そしてマスクのようなものをしていること、そして女性であることが判明した。
取り敢えず犯人は女性であることは絞れたな。後は、ダイワメジャーが言っていたことが事実なのかを確認するのみ。
ダイワメジャーを整馬係が引っ張り、ゲート内に誘導して後の扉が閉められる。
今のところは、整馬係は後に待機したままだ。
映像をアップしたままなので、周囲の状況がどうなっているのか分からない。しかし、馬券対決のコーナーが終了した音声が聞こえてきたので、もうすぐ出走のはずだ。
ダイワメジャーの尻尾に注目した瞬間、彼の尻尾を掴もうとする腕が忍び寄ってきた。
「ここで一旦ストップだ。少しだけ縮小してくれ」
「はい」
映像が止まり、ダイワメジャーの尻尾を掴もうとする人物が枠内に収まる。
ダイワメジャーの尻尾を掴んでいたのは、ゲートへと誘導していた整馬係だ。
「こいつが、兄さんに怪我を追わせたやつね。絶対に許さないわ」
「中山に虎石、ダイワメジャーを担当していたこの整馬係に付いて何か知っているか?」
少しでも情報が欲しい。そう思った俺は、彼女たちに訊ねる。
「私たちもあまり知らないのですよね。急遽担当の人が体調不良を患いましたので、代理を募集していたのですが、直ぐに駆け付けてくれたのは彼女だけだったので、その人にお願いをしました」
「急いでいたのもありますし、こうなるとは思ってもいなかったので、顔なんかも覚えていません。ただ、一人称は『アタイ』だったはず」
一人称がアタイ。その言葉を聞き、俺の脳内に1人の人物が思い当たった。しかし、直ぐにその考えを否定する。
一人称が同じだからと言って、彼女を疑うのは良くない。同じ一人称を使うのは、他にもいるはずだ。そもそも、彼女があんな妨害をする動機はないはず。
『帝王、私、ある人物が容疑者として浮上したのだけど、きっと違うよね。確かに乱暴なところはあるかもしれないけれど、彼女はそんなことをする人物ではないもん』
どうやら、ハルウララも同じ人物が容疑者として思い浮かんだようだな。
「お前の考えは間違っている。疑いをはらすためにも、真犯人を突きとめるぞ」
あいつがそんな外道なことをするはずがない。そんなはずがないんだ。
「あ、そう言えば、今思い出したのですが、よく整馬係をしている子が満八反喫茶店でアルバイトをしていますので、その子に聞いてみてはどうでしょうか? 何か情報を得られるかもしれませんよ」
よく整馬係をしている子。その人に聞けば、何か分かるかもしれないな。
「まずは、その満八反喫茶店って場所を探さないといけないわね」
「いえ、その必要はないわ」
クロがタブレットを取り出して店の場所を探そうとしているところで、大和鮮赤が制止の声を上げる。
そして自分のタブレットを取り出すと、耳に当てた。
「あたしよ。ちょっと聞きたいことがあるのだけど、時間取れそう? うん、分かった。なら、1時間後にそっちに向かうわ」
通話を終えたようで、大和鮮赤はタブレットを耳から離し、ポケットに仕舞う。
「都合が付いたわ。1時間後に満八反喫茶店に向かうわよ」
凛とした佇まいで、彼女は告げる。
どうやらよく整馬係をしている人は、大和鮮赤の知り合いのようだ。
いったいどんな情報が得られるのだろうか? 俺たちの勘が外れていることを祈りたいものだ。
「ねぇ、どうしてお祭り娘も一緒に居るのよ。彼女は関係ないじゃない」
クロが同行していることをあまり良く思っていないのか、大和鮮赤が赤い瞳で俺のことを見てくる。
「いや、クロがどうしても付いて行きたいって言うから」
「あのレース、私もネットの記事で見たけれど、落馬が事故ではなくって事件だって知ったら、許せないもん! だから、私も協力してあげるわ。それとも何? 私がいたら、何か都合が悪いの?」
「いえ、ごめんなさい。そんなつもりで言った訳ではないわ。あなたにはあなたの時間があるでしょうに、身内の件に巻き込んでしまうようで、申し訳ないと思ったのよ。手伝ってもらえるのであれば、助かるわ」
大和鮮赤とクロが、何か揉め事を始めないかと思い、ヒヤヒヤしながら見守っていたが、どうにか無事に済みそうだ。
放送部の部室の前に行くと、俺は扉をノックする。
「空いているので、中に入って良いですよ」
扉の向こうから、虎石の声が聞こえてきた。彼女から入室の許可を貰うと、扉を開けて中に入る。
「おや、奇跡の名馬さんに可憐なる貴族さん、それにクロさんじゃないですか? ここに来るなんて珍しいですね。何のようですか?」
「本日のレースの確認ですか? それとも桜花賞に付いての質問ですか? 残念ながら、逢い引きのためにこの部屋を使いたいと言われても困るのですが」
俺たちが部屋の中に入ると、虎石と中山が声をかけてきた。
『私も居るよ! 私もちゃんと数に入れて! 霊馬差別反対!』
人数に入れられてもらっていないハルウララが憤慨するが、そのことは一旦無視して本題に入る。
「この前のスプリングステークスのレースの映像を見たいんだ。映像記録として残っているはずだろう?」
「なるほど、もしかしてあの落馬事故を調べているのですか?」
「それなら、丁度編集のために今から見直そうと思っていたので、一緒に見ましょうか」
中山がキーボードでタイピングして何かを打ち込むと、空中ディスプレイが現れる。
ポケットから出て来た霊馬と騎手たちがゲート前で待機し、順番が来たらゲート入りを始める。
「ここで一旦止めてくれ」
ダイワメジャーに整馬係が近付くところで一時停止をして貰う。
「ズームできるか?」
「待ってください。可能な限りズームしてみます」
焦点を整馬係にしてもらい、映像が拡大される。しかし、広い映像を拡大したことにより、映像はぼやけてしまった。
顔ははっきりしないが、フードを被っていること、そしてマスクのようなものをしていること、そして女性であることが判明した。
取り敢えず犯人は女性であることは絞れたな。後は、ダイワメジャーが言っていたことが事実なのかを確認するのみ。
ダイワメジャーを整馬係が引っ張り、ゲート内に誘導して後の扉が閉められる。
今のところは、整馬係は後に待機したままだ。
映像をアップしたままなので、周囲の状況がどうなっているのか分からない。しかし、馬券対決のコーナーが終了した音声が聞こえてきたので、もうすぐ出走のはずだ。
ダイワメジャーの尻尾に注目した瞬間、彼の尻尾を掴もうとする腕が忍び寄ってきた。
「ここで一旦ストップだ。少しだけ縮小してくれ」
「はい」
映像が止まり、ダイワメジャーの尻尾を掴もうとする人物が枠内に収まる。
ダイワメジャーの尻尾を掴んでいたのは、ゲートへと誘導していた整馬係だ。
「こいつが、兄さんに怪我を追わせたやつね。絶対に許さないわ」
「中山に虎石、ダイワメジャーを担当していたこの整馬係に付いて何か知っているか?」
少しでも情報が欲しい。そう思った俺は、彼女たちに訊ねる。
「私たちもあまり知らないのですよね。急遽担当の人が体調不良を患いましたので、代理を募集していたのですが、直ぐに駆け付けてくれたのは彼女だけだったので、その人にお願いをしました」
「急いでいたのもありますし、こうなるとは思ってもいなかったので、顔なんかも覚えていません。ただ、一人称は『アタイ』だったはず」
一人称がアタイ。その言葉を聞き、俺の脳内に1人の人物が思い当たった。しかし、直ぐにその考えを否定する。
一人称が同じだからと言って、彼女を疑うのは良くない。同じ一人称を使うのは、他にもいるはずだ。そもそも、彼女があんな妨害をする動機はないはず。
『帝王、私、ある人物が容疑者として浮上したのだけど、きっと違うよね。確かに乱暴なところはあるかもしれないけれど、彼女はそんなことをする人物ではないもん』
どうやら、ハルウララも同じ人物が容疑者として思い浮かんだようだな。
「お前の考えは間違っている。疑いをはらすためにも、真犯人を突きとめるぞ」
あいつがそんな外道なことをするはずがない。そんなはずがないんだ。
「あ、そう言えば、今思い出したのですが、よく整馬係をしている子が満八反喫茶店でアルバイトをしていますので、その子に聞いてみてはどうでしょうか? 何か情報を得られるかもしれませんよ」
よく整馬係をしている子。その人に聞けば、何か分かるかもしれないな。
「まずは、その満八反喫茶店って場所を探さないといけないわね」
「いえ、その必要はないわ」
クロがタブレットを取り出して店の場所を探そうとしているところで、大和鮮赤が制止の声を上げる。
そして自分のタブレットを取り出すと、耳に当てた。
「あたしよ。ちょっと聞きたいことがあるのだけど、時間取れそう? うん、分かった。なら、1時間後にそっちに向かうわ」
通話を終えたようで、大和鮮赤はタブレットを耳から離し、ポケットに仕舞う。
「都合が付いたわ。1時間後に満八反喫茶店に向かうわよ」
凛とした佇まいで、彼女は告げる。
どうやらよく整馬係をしている人は、大和鮮赤の知り合いのようだ。
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