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第六章
第三話 風紀院長、接触される
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~大気釈迦流視点~
アグネスタキオンの娘と同じ名前を持つ女の子にフラれ、落ち込んでいる幼馴染の無様な姿を見て、俺は頭痛を感じてきた。
「おい、幻の三冠の一角、良いかげんにしないか! 風紀委員がみっともないだろうが!」
「大和鮮赤ちゃんに嫌われた。これが年頃の娘が父親を嫌う現象と言うやつか。僕も将来娘ができたら嫌われないように努力しよう。イジイジ」
良い年した男がいじけるなんてみっともない。さっさと、シャキッとさせるか。
「おい、良い加減に立ち上がれ!」
軽く足で蹴り、さっさと立ち上がるように促す。
「あのう、済みません。俺たちそろそろお暇させて貰っても良いですか?」
『帝王、こんな奴らにいちいち許可を取らないで、さっさと教室に戻ろうよ。変態たちといると、帝王まで変態になってしまうよ』
「誰が変態だ! 少なくとも、俺は変態ではない!」
ヌイグルミのハルウララの言動に納得できなかった俺は、つい声を荒げてしまう。
「くそう。幻の三冠の一角のせいで、変な空気になってしまったじゃないか」
額に手を当てて小さく息を吐く。すると、予鈴のチャイムが鳴ってしまった。
「チッ、もうそんな時間か。こうなったら、簡潔に伝えるしかないな」
ポツリと呟いた後、俺は東海帝王に人差し指を向ける。
「東海帝王、お前にこれだけは伝えておく! お前に関しての苦情が殺到している! これまでは新入生と言うことで大目に見てやっていたが、次に問題を起こしたら、風紀委員長の俺が粛正してやる。今後は騒ぎを起こさないように気をつけろ!」
「俺に苦情が? いったいどんな苦情が来ているのですか? 身に覚えがないのですが?」
彼は身に覚えがなく、どんな苦情が来ているのか知りたいと訊ねる。
やっぱり知りたいか。それはそうだよな。でも、正直に言いたくない。言ってしまえば、風紀委員としての株が下がってしまう。
だが、苦情内容を教えて彼が気を付けて行動してくれるのであれば、言う価値はあるか。俺らしくないが、どっちに転ぶか賭けてみるか。
「お前に来ている苦情、それはお前の周辺に女子生徒が集まって目障りとか、これまで勝ち続けて目立つのが気に食わないとか、その他諸々だ」
「ただの逆恨みではないですか! そんなことで、俺に目を光らせるのは可笑しいじゃないですか!」
正論を言われ、俺は一瞬言葉が出なくなる。
『帝王、小物の言うことだから気にしなくて良いよ。直接言うことができないようなやつなんて、言いたいだけ言わせておけば良い。帝王は最強なのは事実だし、そしてこの私も最強! だから小物の言うことなんて気にしない!』
感情的に声を荒げた東海帝王に対してハルウララが宥めるが、俺は彼女の最初の言葉が気になってしまう。
ハルウララの言う小物とは苦情を入れたやつらのことを指しているよな? もし、俺のことを指していた場合は、粛正して俺が小物でないことを証明しなければならなくなる。
色々と言いたいことはあるが、もうすぐ授業が始まってしまう。風紀委員が授業に遅刻して風紀を乱す訳にはいかない。
「お前の言うことは分かる。だが、風紀委員にも立場と言うものがあるんだ。お前が協力して地味な学園生活を送ってくれれば、これ以上は追求しない」
伝えるべきことを伝えた後、俺は踵を返して未だに落ち込んでいる幼馴染みの襟首を掴み、彼を引き摺りながら教室へと向かった。
その日の夜、俺は用事で外出をしていた。
暗い夜道を歩いていると、背後から足音のようなものが聞こえてきた。こんな夜道で街灯も少ない場所を歩くやつが俺以外にもいたんだな。
そんなことを思っていると、靴紐が解けていることに気付き、しゃがんで解けた靴紐を直す。
靴紐を直し、立ち上がった瞬間、俺が違和感を覚えた。
足音が聞こえなくなっている。
どこかの建物にでも入ったのだろうか?
そのように思いながら再び歩き始めると、また後の方から俺以外の足音が耳に入ってきた。
こいつはつけられているな。もしかして中学時代の不良絡みだろうか? あいつら、まだ俺に散々ボコられたことを根に持っているのだろうか?
いつ、飛び出して襲いかかって来ても対処ができるように気をつけつつ、夜道を歩き続ける。
可笑しい。俺は敢えて襲いやすい道へと誘導していると言うのに、尾行者は俺を襲うそぶりを見せない。
こいつは何か臭うな。不良グループの争い関連ではないとすると、俺の居場所の特定だけが目当てなのか、それとも別の目的があるのか?
どっちにしても、後をつけられると言うのは気分が良いものではない。
そろそろ、こっちから炙り出すことも考えるべきか?
思考を巡らせながら考えていると、街灯がある場所で立ち止まる。
「おい、隠れてついて来ていることは知っている。闇討ちではないのであれば、姿を見せろ」
暗闇に包まれた道に俺の声が響く。だが、俺の尾行者は姿を現さない。
どうやら俺が鎌をかけていると思い込んでいるようだな。なら、本当に炙り出してやろう。
地面に落ちている小石を掴むと、電柱に向けて投げた。
「今ので分かっただろう。俺はお前が隠れている場所を知っている。早く姿を見せないと、警察を呼ぶぞ」
ポケットからタブレットを取り出し、いつでも通報ができるようにしておく。すると、観念したようで、電柱に隠れていた人物が姿を現す。
「さすがは鬼の風紀委員長とも呼ばれ、生徒からある意味恐れられているだけのことはある。その観察眼には賞賛に値すると言っておこう。大気釈迦流」
電柱に隠れていた人物が、街灯の明かりに照らされて姿がはっきりと見える。
見た目は50代くらいの男だ。俺と同じ強面の顔をしている。一歩見方を変えれば、ヤクザと間違えられそうだ。
この男、動画で見たことがあるな。確か、霊馬学園の学園長だったか。
「まず、どうしてワシの居場所が分かった」
「そんなことは簡単だ。カーブミラーにお前が隠れているのがバレバレだったからな」
「なるほど、だからここへと誘導してワシを炙り出そうとしていた訳か」
「それで、霊馬学園の学園長が俺に何のようだ? スカウトって訳でもなさそうだな」
「ああ、お主と言う人間を確かめさせてもらっていた。隠れて追跡していたことは詫びよう」
霊馬学園の学園長は軽く頭を下げてくる。
「お主の学園では、東海帝王が問題児になっているらしいではないか。目障りであろう? もし、やつとレースをして負かせることができれば、あやつを霊馬学園へと引き取ってやる。悪い話ではなかろう。学園の平和が保たれるのだから」
俺を追っていた理由を聞き、彼の狙いが分かった。こいつは東海帝王を欲している。だから俺に取引を持ちかけ、利用しようとしているのだ。
「悪いが、俺はお前の駒になるつもりはない。手のかかる子どもほど可愛いものだ。誤った道に進んでしまった人を正しい道へと導いてこその風紀だ。風紀委員長として、俺はあの男を見捨てない。必ず上手く学園生活を成り立たせるように指導していく。じゃな、俺はお前の思い通りの動く駒には成り下がらねぇさ」
捨て台詞を吐くと、俺はトレイセント学園へと帰って行く。
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「おい、幻の三冠の一角、良いかげんにしないか! 風紀委員がみっともないだろうが!」
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「おい、良い加減に立ち上がれ!」
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「誰が変態だ! 少なくとも、俺は変態ではない!」
ヌイグルミのハルウララの言動に納得できなかった俺は、つい声を荒げてしまう。
「くそう。幻の三冠の一角のせいで、変な空気になってしまったじゃないか」
額に手を当てて小さく息を吐く。すると、予鈴のチャイムが鳴ってしまった。
「チッ、もうそんな時間か。こうなったら、簡潔に伝えるしかないな」
ポツリと呟いた後、俺は東海帝王に人差し指を向ける。
「東海帝王、お前にこれだけは伝えておく! お前に関しての苦情が殺到している! これまでは新入生と言うことで大目に見てやっていたが、次に問題を起こしたら、風紀委員長の俺が粛正してやる。今後は騒ぎを起こさないように気をつけろ!」
「俺に苦情が? いったいどんな苦情が来ているのですか? 身に覚えがないのですが?」
彼は身に覚えがなく、どんな苦情が来ているのか知りたいと訊ねる。
やっぱり知りたいか。それはそうだよな。でも、正直に言いたくない。言ってしまえば、風紀委員としての株が下がってしまう。
だが、苦情内容を教えて彼が気を付けて行動してくれるのであれば、言う価値はあるか。俺らしくないが、どっちに転ぶか賭けてみるか。
「お前に来ている苦情、それはお前の周辺に女子生徒が集まって目障りとか、これまで勝ち続けて目立つのが気に食わないとか、その他諸々だ」
「ただの逆恨みではないですか! そんなことで、俺に目を光らせるのは可笑しいじゃないですか!」
正論を言われ、俺は一瞬言葉が出なくなる。
『帝王、小物の言うことだから気にしなくて良いよ。直接言うことができないようなやつなんて、言いたいだけ言わせておけば良い。帝王は最強なのは事実だし、そしてこの私も最強! だから小物の言うことなんて気にしない!』
感情的に声を荒げた東海帝王に対してハルウララが宥めるが、俺は彼女の最初の言葉が気になってしまう。
ハルウララの言う小物とは苦情を入れたやつらのことを指しているよな? もし、俺のことを指していた場合は、粛正して俺が小物でないことを証明しなければならなくなる。
色々と言いたいことはあるが、もうすぐ授業が始まってしまう。風紀委員が授業に遅刻して風紀を乱す訳にはいかない。
「お前の言うことは分かる。だが、風紀委員にも立場と言うものがあるんだ。お前が協力して地味な学園生活を送ってくれれば、これ以上は追求しない」
伝えるべきことを伝えた後、俺は踵を返して未だに落ち込んでいる幼馴染みの襟首を掴み、彼を引き摺りながら教室へと向かった。
その日の夜、俺は用事で外出をしていた。
暗い夜道を歩いていると、背後から足音のようなものが聞こえてきた。こんな夜道で街灯も少ない場所を歩くやつが俺以外にもいたんだな。
そんなことを思っていると、靴紐が解けていることに気付き、しゃがんで解けた靴紐を直す。
靴紐を直し、立ち上がった瞬間、俺が違和感を覚えた。
足音が聞こえなくなっている。
どこかの建物にでも入ったのだろうか?
そのように思いながら再び歩き始めると、また後の方から俺以外の足音が耳に入ってきた。
こいつはつけられているな。もしかして中学時代の不良絡みだろうか? あいつら、まだ俺に散々ボコられたことを根に持っているのだろうか?
いつ、飛び出して襲いかかって来ても対処ができるように気をつけつつ、夜道を歩き続ける。
可笑しい。俺は敢えて襲いやすい道へと誘導していると言うのに、尾行者は俺を襲うそぶりを見せない。
こいつは何か臭うな。不良グループの争い関連ではないとすると、俺の居場所の特定だけが目当てなのか、それとも別の目的があるのか?
どっちにしても、後をつけられると言うのは気分が良いものではない。
そろそろ、こっちから炙り出すことも考えるべきか?
思考を巡らせながら考えていると、街灯がある場所で立ち止まる。
「おい、隠れてついて来ていることは知っている。闇討ちではないのであれば、姿を見せろ」
暗闇に包まれた道に俺の声が響く。だが、俺の尾行者は姿を現さない。
どうやら俺が鎌をかけていると思い込んでいるようだな。なら、本当に炙り出してやろう。
地面に落ちている小石を掴むと、電柱に向けて投げた。
「今ので分かっただろう。俺はお前が隠れている場所を知っている。早く姿を見せないと、警察を呼ぶぞ」
ポケットからタブレットを取り出し、いつでも通報ができるようにしておく。すると、観念したようで、電柱に隠れていた人物が姿を現す。
「さすがは鬼の風紀委員長とも呼ばれ、生徒からある意味恐れられているだけのことはある。その観察眼には賞賛に値すると言っておこう。大気釈迦流」
電柱に隠れていた人物が、街灯の明かりに照らされて姿がはっきりと見える。
見た目は50代くらいの男だ。俺と同じ強面の顔をしている。一歩見方を変えれば、ヤクザと間違えられそうだ。
この男、動画で見たことがあるな。確か、霊馬学園の学園長だったか。
「まず、どうしてワシの居場所が分かった」
「そんなことは簡単だ。カーブミラーにお前が隠れているのがバレバレだったからな」
「なるほど、だからここへと誘導してワシを炙り出そうとしていた訳か」
「それで、霊馬学園の学園長が俺に何のようだ? スカウトって訳でもなさそうだな」
「ああ、お主と言う人間を確かめさせてもらっていた。隠れて追跡していたことは詫びよう」
霊馬学園の学園長は軽く頭を下げてくる。
「お主の学園では、東海帝王が問題児になっているらしいではないか。目障りであろう? もし、やつとレースをして負かせることができれば、あやつを霊馬学園へと引き取ってやる。悪い話ではなかろう。学園の平和が保たれるのだから」
俺を追っていた理由を聞き、彼の狙いが分かった。こいつは東海帝王を欲している。だから俺に取引を持ちかけ、利用しようとしているのだ。
「悪いが、俺はお前の駒になるつもりはない。手のかかる子どもほど可愛いものだ。誤った道に進んでしまった人を正しい道へと導いてこその風紀だ。風紀委員長として、俺はあの男を見捨てない。必ず上手く学園生活を成り立たせるように指導していく。じゃな、俺はお前の思い通りの動く駒には成り下がらねぇさ」
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