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第四章
第七話 爆炎魔竜を呼び出したからと言って勝ったとは思わないように!再び恥をかくだけだぞ!
無敵貫通の魔法の効果を受けて、地面に倒れたバロン階級の魔物を、俺は見下ろす。
「はぁー、はぁー、はぁー、はぁー、」
魔物は失神魔法の効果に抗っているようで、完全には意識を失うことはなかった。
「さすがシロウですわね! 確かあの魔法は、以前にマネットライムを閉じ込めた技ですわよね! 魔法を掻き消すこともできますの?」
マリーが俺のところに近づくと、光の壁の効果について訊ねてくる。
「いや、あの魔法は基本的には守りに使う。何でデスボールが消えたのかと言うと、火が燃焼し続けるには酸素が連続的供給される必要がある。火が燃え続けるには燃料と酸素の継続的供給が必要なんだ。光の壁で密閉された内部は酸素供給が断たれ、炎の周囲に二酸化炭素が充満することによって、炎は勢いが衰えていずれ消えるというわけ」
「だそうですってよ。わかりましたか?」
地面に倒れている魔物にマリーは声をかけるが、やつは荒い息をするだけで返事をする余裕がなさそうだ。
「バ……カ……な……この……俺が……バロン……階級……なんだぞ」
途切れ途切れに魔物は言葉を言う。どうやら彼は自分がバロン階級であることに対して、誇りに思っているようだ。だけどその誇りが奢りを生んでしまい、それが油断につながってしまった。
「バロン階級って言っていますけど、所詮はジェネラルやストラテジスト級よりも下ではないですか」
「ガハッ!」
マリーがトドメの一撃の言葉を放つ。そう、バロンはストラテジストよりも下の階級だ。つまり、相手の真似をするスライムであるマネットライムよりも格下ということ。
「ぐ……ぐぞう! ……絶対に……ゆるじゃにゃい! ……こうなれば……奥の手だ…ごい! ファイヤードラゴン!」
『ウオオーン』
魔物が叫ぶと、太陽がある方角から獣の叫び声のようなものが聞こえ、そちらに顔を向ける。全長二十メートル以上はありそうな巨大なドラゴンが視界に入った。
「ド、ドラゴンだと!」
オルテガが驚きの声を上げる。ドラゴン系の魔物は、Sランクの冒険者が十数人束になってやっと互角に戦える相手だ。
この町の冒険者全員で立ち向かったとしても、普通であれば勝てる見込みがない。
「ファイヤードラゴン……あとは……頼んだぞ」
その言葉を最後に、バロン階級の魔物は動かなくなる。
もしかしたら失神魔法に抵抗したことがきっかけで、心臓に負担がかかり、機能が停止してしまったのかもしれない。
「シ、シロウ! さすがにドラゴン相手では分が悪すぎますわ!」
「くそう。神は俺たちを見放したのか。この町はすべて焼き尽くされる」
マリーとオルテガは諦めムードに入っていた。
「ドラゴンなんかに勝てるわけがねぇ、俺は逃げるぞ」
「命を大事に変更だああああぁぁぁぁぁぁ」
ギルドマスターの絶望した表情を見てしまった冒険者たちは、次々と逃げ出していく。
彼らの判断は正しい。どう考えても今いる戦力では太刀打ちできない。
だけど、これはあくまで戦力が足りない場合だ。足りないのであれば補えばいいだけ。
「マリー、オルテガ、逃げたいのなら逃げても構わない。だけどあのドラゴンが倒されるところを見たければ、ここに残っておくことをお勧めする」
「な! まさか勝てる見込みがあると言うのか! 相手はドラゴンなんだぞ! やつの炎を食らえば、人間なんか骨すら残らない」
「誰も生身で戦うなんて言っていないだろう。あくまでも戦うのは間接的にだ」
俺は親指を突き立てると彼に笑みを見せる。そして軽く深呼吸をすると言葉を発する。
「俺の知識を用いてここに誕生しろ! インサイボウアイスゴーレム!」
言葉を放つと目の前に氷の形をした正方形が出現。それらは集まり、人の形を象っていく。
「氷のゴーレムだと? シロウ、気でも狂ったか! 炎相手に氷で対抗するなんてバカげている!」
オルテガが語気を強めて俺を睨む。
まぁ、何も知らない彼からすれば当然の反応だ。常識で考えて氷が炎に勝てるわけがないのだから。
「俺は正常だ。こいつの身体はドラゴンの炎程度では溶けることはない。それじゃあ、行ってくる」
「ワタクシはシロウの勝利を信じています。なので、ここであなたの勝利する瞬間を見させていただきますわ」
「ありがとう。ご期待には応えてみせる。絶対にこの町を火の海にはさせない」
インサイボウアイスゴーレムが手を地面に置き、俺はゴーレムの手の平の上に乗る。そして今度は肩に飛び移った。
「インサイボウアイスゴーレム、ファイヤードラゴンを町に近づけさせるな!」
俺の声に反応し、氷のようなゴーレムは建物を踏み付けないように前進し、ドラゴンに向っていく。
ファイヤードラゴンも、インサイボウアイスゴーレムに気づいたようで、翼を羽ばたかせた状態でその場で停止した。
「さぁ、最初の一撃は受けてやろう。遠慮はいらないぞ! 好きなだけ炎を吐きやがれ」
右手を前に出してクイッ、クイッと指を手前に曲げる。
ドラゴンは俺が挑発していることに気づいたようだ。お望み通りにしてやろうと言わんばかりに、やつは大きく息を吸い込むと火炎を吐き出した。
その炎を、インサイボウアイスゴーレムは身体で受け止め、直撃を受ける。
爆炎魔竜とも呼ばれるファイヤードラゴンの炎は、骨すら残さない。
しかし、俺の生み出したゴーレムは溶けることなくその身体を維持している。
インサイボウとは溶けないと言う意味を持つ。つまり、俺の生み出したこのゴーレムは、アイスゴーレムなのに溶けることがないのだ。
もちろん溶けないゴーレムのからくりは存在している。俺はトリックを使い、アイスのようなゴーレムを溶けないようにしている。
自慢の火炎を吐いてもびくともしない相手に、ファイヤードラゴンは一瞬驚いたような表情をみせる。するとムキになったのか、再び炎を吐き出して攻撃をしてきた。
「まったく、ドラゴンと言っても所詮は火を吐くトカゲじゃないか。もしかしたらエンシェントドラゴンとかなら、炎が通用しないこともすぐに理解するかもしれない。これだから知能の低いトカゲは困る。」
「さぁ、サービスタイムはこれで終わりだ。大人しく倒されてくれよ」
右腕を前に突き出す。俺の動きに連動してインサイボウアイスゴーレムが、右のストレートをファイヤードラゴンに向けて放つ。
『ギャオオオーン』
インサイボウアイスゴーレムの右腕がファイヤードラゴンの顔面にヒットすると、やつは悲鳴を上げて吹き飛ばされる。
しかし、威力が小さかったみたいだ。ファイヤードラゴンは思っていたよりも吹き飛ばない。後方に下がる程度に終わってしまう。
だけどこれでいい。ここまで力の差を見せつければ、例え知能の低いトカゲでも勝てないことを理解するだろう。
「命が欲しければ尻尾を巻いて逃げろ! この町に被害を出さないと言うのであれば、特別に見逃してやる」
俺はドラゴンに向かって強気の姿勢を崩さずに語気を強める。
数秒の時が流れ、俺の言葉を理解したようだ。ファイヤードラゴンは俺に背を向け遠ざかっていく。
「ふう、どうにか町を守ることができたみたいだな」
この町に迫っていた災害を防ぐことができた俺は、町に帰った。
インサイボウアイスゴーレムを消した俺は、マリーたちと合流しようと町の西側に向けて歩く。
「シロウ!」
「シロウさーん」
歩いていると毛先をゆる巻にした金髪の女の子と、エルフの女の子が視界に入る。
彼女たちは俺の名前を呼ぶと走り出し、抱きついてきた。
「さすがシロウですわ! ドラゴンに勝ってしまうなんて」
「私も見ていました! 本当に凄いです! 尊敬します!」
称賛の声が耳に入る中、俺も彼女たちを抱きしめ返す。
彼女たちのぬくもりを感じる中、この町を守れて本当によかったと俺は思うのであった。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
面白かった! この物語は期待できる! 続きが早く読みたい!
など思っていただけましたら、【感想】や【お気に入り登録】をしていただけると、作者のモチベが上がり、更新が早くなります。
【感想】は一言コメントや誤字報告でも大丈夫です。気軽に書いていただけると嬉しいです。
何卒宜しくお願いします。
「はぁー、はぁー、はぁー、はぁー、」
魔物は失神魔法の効果に抗っているようで、完全には意識を失うことはなかった。
「さすがシロウですわね! 確かあの魔法は、以前にマネットライムを閉じ込めた技ですわよね! 魔法を掻き消すこともできますの?」
マリーが俺のところに近づくと、光の壁の効果について訊ねてくる。
「いや、あの魔法は基本的には守りに使う。何でデスボールが消えたのかと言うと、火が燃焼し続けるには酸素が連続的供給される必要がある。火が燃え続けるには燃料と酸素の継続的供給が必要なんだ。光の壁で密閉された内部は酸素供給が断たれ、炎の周囲に二酸化炭素が充満することによって、炎は勢いが衰えていずれ消えるというわけ」
「だそうですってよ。わかりましたか?」
地面に倒れている魔物にマリーは声をかけるが、やつは荒い息をするだけで返事をする余裕がなさそうだ。
「バ……カ……な……この……俺が……バロン……階級……なんだぞ」
途切れ途切れに魔物は言葉を言う。どうやら彼は自分がバロン階級であることに対して、誇りに思っているようだ。だけどその誇りが奢りを生んでしまい、それが油断につながってしまった。
「バロン階級って言っていますけど、所詮はジェネラルやストラテジスト級よりも下ではないですか」
「ガハッ!」
マリーがトドメの一撃の言葉を放つ。そう、バロンはストラテジストよりも下の階級だ。つまり、相手の真似をするスライムであるマネットライムよりも格下ということ。
「ぐ……ぐぞう! ……絶対に……ゆるじゃにゃい! ……こうなれば……奥の手だ…ごい! ファイヤードラゴン!」
『ウオオーン』
魔物が叫ぶと、太陽がある方角から獣の叫び声のようなものが聞こえ、そちらに顔を向ける。全長二十メートル以上はありそうな巨大なドラゴンが視界に入った。
「ド、ドラゴンだと!」
オルテガが驚きの声を上げる。ドラゴン系の魔物は、Sランクの冒険者が十数人束になってやっと互角に戦える相手だ。
この町の冒険者全員で立ち向かったとしても、普通であれば勝てる見込みがない。
「ファイヤードラゴン……あとは……頼んだぞ」
その言葉を最後に、バロン階級の魔物は動かなくなる。
もしかしたら失神魔法に抵抗したことがきっかけで、心臓に負担がかかり、機能が停止してしまったのかもしれない。
「シ、シロウ! さすがにドラゴン相手では分が悪すぎますわ!」
「くそう。神は俺たちを見放したのか。この町はすべて焼き尽くされる」
マリーとオルテガは諦めムードに入っていた。
「ドラゴンなんかに勝てるわけがねぇ、俺は逃げるぞ」
「命を大事に変更だああああぁぁぁぁぁぁ」
ギルドマスターの絶望した表情を見てしまった冒険者たちは、次々と逃げ出していく。
彼らの判断は正しい。どう考えても今いる戦力では太刀打ちできない。
だけど、これはあくまで戦力が足りない場合だ。足りないのであれば補えばいいだけ。
「マリー、オルテガ、逃げたいのなら逃げても構わない。だけどあのドラゴンが倒されるところを見たければ、ここに残っておくことをお勧めする」
「な! まさか勝てる見込みがあると言うのか! 相手はドラゴンなんだぞ! やつの炎を食らえば、人間なんか骨すら残らない」
「誰も生身で戦うなんて言っていないだろう。あくまでも戦うのは間接的にだ」
俺は親指を突き立てると彼に笑みを見せる。そして軽く深呼吸をすると言葉を発する。
「俺の知識を用いてここに誕生しろ! インサイボウアイスゴーレム!」
言葉を放つと目の前に氷の形をした正方形が出現。それらは集まり、人の形を象っていく。
「氷のゴーレムだと? シロウ、気でも狂ったか! 炎相手に氷で対抗するなんてバカげている!」
オルテガが語気を強めて俺を睨む。
まぁ、何も知らない彼からすれば当然の反応だ。常識で考えて氷が炎に勝てるわけがないのだから。
「俺は正常だ。こいつの身体はドラゴンの炎程度では溶けることはない。それじゃあ、行ってくる」
「ワタクシはシロウの勝利を信じています。なので、ここであなたの勝利する瞬間を見させていただきますわ」
「ありがとう。ご期待には応えてみせる。絶対にこの町を火の海にはさせない」
インサイボウアイスゴーレムが手を地面に置き、俺はゴーレムの手の平の上に乗る。そして今度は肩に飛び移った。
「インサイボウアイスゴーレム、ファイヤードラゴンを町に近づけさせるな!」
俺の声に反応し、氷のようなゴーレムは建物を踏み付けないように前進し、ドラゴンに向っていく。
ファイヤードラゴンも、インサイボウアイスゴーレムに気づいたようで、翼を羽ばたかせた状態でその場で停止した。
「さぁ、最初の一撃は受けてやろう。遠慮はいらないぞ! 好きなだけ炎を吐きやがれ」
右手を前に出してクイッ、クイッと指を手前に曲げる。
ドラゴンは俺が挑発していることに気づいたようだ。お望み通りにしてやろうと言わんばかりに、やつは大きく息を吸い込むと火炎を吐き出した。
その炎を、インサイボウアイスゴーレムは身体で受け止め、直撃を受ける。
爆炎魔竜とも呼ばれるファイヤードラゴンの炎は、骨すら残さない。
しかし、俺の生み出したゴーレムは溶けることなくその身体を維持している。
インサイボウとは溶けないと言う意味を持つ。つまり、俺の生み出したこのゴーレムは、アイスゴーレムなのに溶けることがないのだ。
もちろん溶けないゴーレムのからくりは存在している。俺はトリックを使い、アイスのようなゴーレムを溶けないようにしている。
自慢の火炎を吐いてもびくともしない相手に、ファイヤードラゴンは一瞬驚いたような表情をみせる。するとムキになったのか、再び炎を吐き出して攻撃をしてきた。
「まったく、ドラゴンと言っても所詮は火を吐くトカゲじゃないか。もしかしたらエンシェントドラゴンとかなら、炎が通用しないこともすぐに理解するかもしれない。これだから知能の低いトカゲは困る。」
「さぁ、サービスタイムはこれで終わりだ。大人しく倒されてくれよ」
右腕を前に突き出す。俺の動きに連動してインサイボウアイスゴーレムが、右のストレートをファイヤードラゴンに向けて放つ。
『ギャオオオーン』
インサイボウアイスゴーレムの右腕がファイヤードラゴンの顔面にヒットすると、やつは悲鳴を上げて吹き飛ばされる。
しかし、威力が小さかったみたいだ。ファイヤードラゴンは思っていたよりも吹き飛ばない。後方に下がる程度に終わってしまう。
だけどこれでいい。ここまで力の差を見せつければ、例え知能の低いトカゲでも勝てないことを理解するだろう。
「命が欲しければ尻尾を巻いて逃げろ! この町に被害を出さないと言うのであれば、特別に見逃してやる」
俺はドラゴンに向かって強気の姿勢を崩さずに語気を強める。
数秒の時が流れ、俺の言葉を理解したようだ。ファイヤードラゴンは俺に背を向け遠ざかっていく。
「ふう、どうにか町を守ることができたみたいだな」
この町に迫っていた災害を防ぐことができた俺は、町に帰った。
インサイボウアイスゴーレムを消した俺は、マリーたちと合流しようと町の西側に向けて歩く。
「シロウ!」
「シロウさーん」
歩いていると毛先をゆる巻にした金髪の女の子と、エルフの女の子が視界に入る。
彼女たちは俺の名前を呼ぶと走り出し、抱きついてきた。
「さすがシロウですわ! ドラゴンに勝ってしまうなんて」
「私も見ていました! 本当に凄いです! 尊敬します!」
称賛の声が耳に入る中、俺も彼女たちを抱きしめ返す。
彼女たちのぬくもりを感じる中、この町を守れて本当によかったと俺は思うのであった。
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