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42 世直し気分
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全身ビシャビシャになりながらもアパートへ帰った俺はシャワーを浴びてコーヒーを煎れた。髪を拭きながらコーヒを飲み落ち着いて実家での出来事を思い出した。
これからはいきなり実家に帰る事は止めようと思う。田中さんが来るときに改めてお土産を持って挨拶に行こう。邪魔にならないようにだけは気をつけよう。今日はこの肉無しの肉じゃがを夕飯のおかずにしよう。
これで一応全員に挨拶回りは終わり一段落した。当分みんなに会えなくなるのかどうかは分からないが。明日にでも石田会長に報告に行けるのだが明日は日曜日なのでやめておこう。本当は氷の美女、歌川さんと組まされる事が少し憂鬱であるからなのだけれども。
明日はゆっくり過ごして、明後日から、いや明々後日から本格的に始動するということにしよう。うん、そうしよう。
明日は一日中映画を観て過ごすために、俺は面倒だがこの雨の中DVDを借りに行くことにした。明日は外へ出なくて良いようについでに明日の食料も買うことにしよう。
薄暗い雨の中傘を差しレンタル店へと歩く。雨の中誰もいない公園を横切りさらに誰もいないグラウンドを横切って行く。グラウンドと公園の土はぬかるんで靴が泥で汚れてしまった。
レンタル店の入り口付近一階のガレージで若いカップルが二人の男たちと言い争っている。
二人の男たちは現場の作業員の恰好をしている。カップルに高圧的に大声で喚いている。一方カップルの男はクラッシックな紳士帽を被り冷静な感じで二人の男と話している。
体格でいうとカップルの男の方が強そうではあるが二人の男に詰め寄られ窮地に陥っているようだ。カップルの女の方はミニスカートでヒールの高い靴を履いている。雨なのに。
俺は急いで二階に上がり入り口の自動ドアを開けて中に入った。受付の店員に知らせようとしたがこんな時に限って女性二人である。
ほかのうろついている店員を探すか警察に連絡するように言ったほうがいいか迷った。結局女性店員に告げ、女性店員たちと一緒に一階のガレージに向かった。
表へ出るとさっきカップルに大声を張り上げていた作業服の男たちがへたり込んでいた。
俺は慌てて二人に近寄って安否を確かめた。二人とも鼻血を出してはいるが意識はあった。二人は一斉に俺に説明しだした。
「あいつらヤバイぜ」
「可愛い娘だなと思ってよ、俺らただ見てただけなのに、やらしい目で見たからって言ってよ」
「俺たちに慰謝料よこせって言いやがったんだぜ」
「まったくムチャクチャだよ、最近の奴ら」
「女も可愛い顔して笑ってやがったんだぜ、俺たちが殴られてる間」
「ほんと、腹が立つ、あんたらの声が聞こえたから、あいつら逃げやがったけど」
「もう少しで金まで盗られるとこだったぜ」
「物騒な世の中だよな本当、本当に」
二人は言うだけ言うと救急車も警察も要らないと言い車で帰って行った。殴られた二人の顔が痛々しかった。二人の店員もホッとしたように店に戻って行った。
俺もそのまま一緒について行くのは気まずいのでチョット間を置いて上に上がった。本当に物騒な話である。
俺は五本のDVDを借りて外へ出た。雨はまだ降り続く。一階に降りてスーパーに向かおうと傘を差した瞬間後ろのガレージから声を掛けられた。
「オイ! オイッ! お前だよ! 」
見るとさっきの危ないカップルが駐車場に立っている。
「お前さっき店員にチクってやがった奴だよな。ちょっとこっち来いよ! 」
男は雨に濡れるのが嫌なのかコチラに来る動きはなかった。
俺は面倒なのでこのまま無視して立ち去るか、コイツを懲らしめてヒーロー気分を味わい気持ち良く週末を過ごすか、考えた。
「顔、覚えたからな! さっきの二人見ただろ? ああなりたいか? 」
男は俺に叫んだ。
やっぱりコイツを、しばき上げることにした。傘を閉じて駐車場に歩いて行くと男は余裕の態度で喋りだした。
二対一の状況で作業服の男達から金を奪おうとしたくらいだから余程腕に自信があるのだろう。
「よーし。よし、よし素直に来たから二十万に負けてやろう」
男は隣の女の腰に左手を回し、商談成立したような笑顔だ。
「いいんじゃない。フフ」
女は楽しそうに笑っている。そして自分がイイ女であると主張するように気取った姿勢をとる。あの二人が言っていたように確かに可愛い顔はしているのだが。
俺がゆっくり歩いて向かうと男は俺に好き放題言い続ける。
「さっきの奴らの分と今まで待たされた分まとめて二十万だ。足りない分はATMで下して来いよ」
「雨だけどガンバッテね」
女は余程、隣の男の強さを信頼しているのか、俺を馬鹿にするような態度でケタケタ笑う。
俺が男の目の前二メートルほどまで近づくと、俺と男の背丈は殆ど一緒だという事が解った。体格は向こうの方が大きいが。男は俺の様子がチョット違うなと感じたのだろうか女の腰に回した手を離し、帽子を女に渡すとゆっくり近づいて来た。
帽子を取った男の頭は五分刈りで銀色に染めていた。
「よお、サイフ出しな」
男は少し手前で立ち止まり俺に凄んだ。
「ねえ、あんた。そいつが優しく言っている内に早く出した方が良いわよ」
女は腕組みし、笑いながら男の後ろで俺に忠告する。
「オイ、お前、馬鹿だろ」
俺は男の後ろにボスのように控えている女に向かって言った。
「はあ? てめえふざけんなよ! 」
女は凄んで声を荒げたが、動く気配は全く無い。
俺は男の方を全く見ずに、女に喋り出した。
「ふざけてたらなんだよ! お前が俺の相手するのか? 」
「なんでアタシが! ちょっとシンヤそいつ早く黙らせてよ! 」
女は怒りで顔を引き攣らせ叫ぶ。
「自分で黙らせろよ! 」
俺がまた女に叫ぶと、シンヤと呼ばれた男は少しの間、俺と女のやり取りを黙って聞いていたが、右手を腰に回し警棒を素早く取り出すと、それを俺の左こめかみ辺りに叩き付けた。
俺は業を使う時、出来るだけ相手が先に手を出させるように仕向ける事にしている。その方が色々都合が良いからだ。
まず何か在った時、一応は正当防衛になるだろう。
第二に向こうがさきに手を出した手前、俺が卑怯な手を使ったなどと言われない為。
最後に相手の攻撃が全く痛くないとはいえ一度は殴られておいた方が、俺の気持ちも切り替えられるからだ。
さあ今から世直しだ。俺は警棒を掴み、驚く男の顔を右手で殴った。鼻の真ん中を狙ったが少し逸れて左頬に当たった。
「があぁっ」
男は悲鳴を上げ顔を抑えて膝まづき、戦意喪失した眼で俺を見上げた。いつも通りのリアクションに俺は冷静に男を見下ろし、少し屈んで男の左肩を下からすくい上げるように殴った。
男は痛みで動けなくなり恐怖の顔で俺を見る。
俺は膝まづいて男の顔を覗き込んだ。
「お前さっき俺の顔覚えたっていってたけど、俺もお前のバカみたいな顔覚えたぞ」
俺が言うと男は涙を流して頷く。どういう意味かは分からないが多分反省してるのだろう。
次に俺は呆然と立ちすくむ女のもとへ行った。
「お前、好き勝手言ってたよな」
俺は男に呆れる様に言った。女は恐怖で顔を引き攣らせた。よく変わる表情だな。
「お前、あの馬鹿のシンヤの彼女か? 」
「いえ、友達です」
「急に敬語だな。まあいいけど、お前も馬鹿だな」
「はい、馬鹿です」
女は震え声で言う。
「あいつ、あの激痛当分治らないからそのつもりで」
「はい、伝えておきます」
「お前らこんなこともうすんなよ」
諭すように言うと女は黙ったまま壊れるほど首を何度も上下させた。
俺は雨の中、スーパーで食料と酎ハイを買い込み上機嫌でアパートに帰り着いた。
夕飯の支度をして窓の外を見るとまだ雨は降り続いている。
激しく降っている雨の音が好きだ。雨のよく降っている時は気持ちよく眠ることが出来る。ただし雷は必要ない。自分の部屋で聞く激しい雨音は安全な場所に居る自分を改めて確認でき、より落ち着いた気分にさせてくれる。雨風で樹々の葉の揺れれる音が俺を安心させる。
雨が地面や屋根などを叩く音は激しければ激しいほど良い。今のこの雨の様子なら今日はぐっすり眠れることだろう。
午後九時ちょうどDVDを見ようとしたその時、携帯の着信音が鳴った。携帯の液晶画面には知らない番号が表示されている。特に何も考えずに電話にでた。
俺は予想していなかった携帯の向こう側の声を聴いて全身凍り付いてしまった。
これからはいきなり実家に帰る事は止めようと思う。田中さんが来るときに改めてお土産を持って挨拶に行こう。邪魔にならないようにだけは気をつけよう。今日はこの肉無しの肉じゃがを夕飯のおかずにしよう。
これで一応全員に挨拶回りは終わり一段落した。当分みんなに会えなくなるのかどうかは分からないが。明日にでも石田会長に報告に行けるのだが明日は日曜日なのでやめておこう。本当は氷の美女、歌川さんと組まされる事が少し憂鬱であるからなのだけれども。
明日はゆっくり過ごして、明後日から、いや明々後日から本格的に始動するということにしよう。うん、そうしよう。
明日は一日中映画を観て過ごすために、俺は面倒だがこの雨の中DVDを借りに行くことにした。明日は外へ出なくて良いようについでに明日の食料も買うことにしよう。
薄暗い雨の中傘を差しレンタル店へと歩く。雨の中誰もいない公園を横切りさらに誰もいないグラウンドを横切って行く。グラウンドと公園の土はぬかるんで靴が泥で汚れてしまった。
レンタル店の入り口付近一階のガレージで若いカップルが二人の男たちと言い争っている。
二人の男たちは現場の作業員の恰好をしている。カップルに高圧的に大声で喚いている。一方カップルの男はクラッシックな紳士帽を被り冷静な感じで二人の男と話している。
体格でいうとカップルの男の方が強そうではあるが二人の男に詰め寄られ窮地に陥っているようだ。カップルの女の方はミニスカートでヒールの高い靴を履いている。雨なのに。
俺は急いで二階に上がり入り口の自動ドアを開けて中に入った。受付の店員に知らせようとしたがこんな時に限って女性二人である。
ほかのうろついている店員を探すか警察に連絡するように言ったほうがいいか迷った。結局女性店員に告げ、女性店員たちと一緒に一階のガレージに向かった。
表へ出るとさっきカップルに大声を張り上げていた作業服の男たちがへたり込んでいた。
俺は慌てて二人に近寄って安否を確かめた。二人とも鼻血を出してはいるが意識はあった。二人は一斉に俺に説明しだした。
「あいつらヤバイぜ」
「可愛い娘だなと思ってよ、俺らただ見てただけなのに、やらしい目で見たからって言ってよ」
「俺たちに慰謝料よこせって言いやがったんだぜ」
「まったくムチャクチャだよ、最近の奴ら」
「女も可愛い顔して笑ってやがったんだぜ、俺たちが殴られてる間」
「ほんと、腹が立つ、あんたらの声が聞こえたから、あいつら逃げやがったけど」
「もう少しで金まで盗られるとこだったぜ」
「物騒な世の中だよな本当、本当に」
二人は言うだけ言うと救急車も警察も要らないと言い車で帰って行った。殴られた二人の顔が痛々しかった。二人の店員もホッとしたように店に戻って行った。
俺もそのまま一緒について行くのは気まずいのでチョット間を置いて上に上がった。本当に物騒な話である。
俺は五本のDVDを借りて外へ出た。雨はまだ降り続く。一階に降りてスーパーに向かおうと傘を差した瞬間後ろのガレージから声を掛けられた。
「オイ! オイッ! お前だよ! 」
見るとさっきの危ないカップルが駐車場に立っている。
「お前さっき店員にチクってやがった奴だよな。ちょっとこっち来いよ! 」
男は雨に濡れるのが嫌なのかコチラに来る動きはなかった。
俺は面倒なのでこのまま無視して立ち去るか、コイツを懲らしめてヒーロー気分を味わい気持ち良く週末を過ごすか、考えた。
「顔、覚えたからな! さっきの二人見ただろ? ああなりたいか? 」
男は俺に叫んだ。
やっぱりコイツを、しばき上げることにした。傘を閉じて駐車場に歩いて行くと男は余裕の態度で喋りだした。
二対一の状況で作業服の男達から金を奪おうとしたくらいだから余程腕に自信があるのだろう。
「よーし。よし、よし素直に来たから二十万に負けてやろう」
男は隣の女の腰に左手を回し、商談成立したような笑顔だ。
「いいんじゃない。フフ」
女は楽しそうに笑っている。そして自分がイイ女であると主張するように気取った姿勢をとる。あの二人が言っていたように確かに可愛い顔はしているのだが。
俺がゆっくり歩いて向かうと男は俺に好き放題言い続ける。
「さっきの奴らの分と今まで待たされた分まとめて二十万だ。足りない分はATMで下して来いよ」
「雨だけどガンバッテね」
女は余程、隣の男の強さを信頼しているのか、俺を馬鹿にするような態度でケタケタ笑う。
俺が男の目の前二メートルほどまで近づくと、俺と男の背丈は殆ど一緒だという事が解った。体格は向こうの方が大きいが。男は俺の様子がチョット違うなと感じたのだろうか女の腰に回した手を離し、帽子を女に渡すとゆっくり近づいて来た。
帽子を取った男の頭は五分刈りで銀色に染めていた。
「よお、サイフ出しな」
男は少し手前で立ち止まり俺に凄んだ。
「ねえ、あんた。そいつが優しく言っている内に早く出した方が良いわよ」
女は腕組みし、笑いながら男の後ろで俺に忠告する。
「オイ、お前、馬鹿だろ」
俺は男の後ろにボスのように控えている女に向かって言った。
「はあ? てめえふざけんなよ! 」
女は凄んで声を荒げたが、動く気配は全く無い。
俺は男の方を全く見ずに、女に喋り出した。
「ふざけてたらなんだよ! お前が俺の相手するのか? 」
「なんでアタシが! ちょっとシンヤそいつ早く黙らせてよ! 」
女は怒りで顔を引き攣らせ叫ぶ。
「自分で黙らせろよ! 」
俺がまた女に叫ぶと、シンヤと呼ばれた男は少しの間、俺と女のやり取りを黙って聞いていたが、右手を腰に回し警棒を素早く取り出すと、それを俺の左こめかみ辺りに叩き付けた。
俺は業を使う時、出来るだけ相手が先に手を出させるように仕向ける事にしている。その方が色々都合が良いからだ。
まず何か在った時、一応は正当防衛になるだろう。
第二に向こうがさきに手を出した手前、俺が卑怯な手を使ったなどと言われない為。
最後に相手の攻撃が全く痛くないとはいえ一度は殴られておいた方が、俺の気持ちも切り替えられるからだ。
さあ今から世直しだ。俺は警棒を掴み、驚く男の顔を右手で殴った。鼻の真ん中を狙ったが少し逸れて左頬に当たった。
「があぁっ」
男は悲鳴を上げ顔を抑えて膝まづき、戦意喪失した眼で俺を見上げた。いつも通りのリアクションに俺は冷静に男を見下ろし、少し屈んで男の左肩を下からすくい上げるように殴った。
男は痛みで動けなくなり恐怖の顔で俺を見る。
俺は膝まづいて男の顔を覗き込んだ。
「お前さっき俺の顔覚えたっていってたけど、俺もお前のバカみたいな顔覚えたぞ」
俺が言うと男は涙を流して頷く。どういう意味かは分からないが多分反省してるのだろう。
次に俺は呆然と立ちすくむ女のもとへ行った。
「お前、好き勝手言ってたよな」
俺は男に呆れる様に言った。女は恐怖で顔を引き攣らせた。よく変わる表情だな。
「お前、あの馬鹿のシンヤの彼女か? 」
「いえ、友達です」
「急に敬語だな。まあいいけど、お前も馬鹿だな」
「はい、馬鹿です」
女は震え声で言う。
「あいつ、あの激痛当分治らないからそのつもりで」
「はい、伝えておきます」
「お前らこんなこともうすんなよ」
諭すように言うと女は黙ったまま壊れるほど首を何度も上下させた。
俺は雨の中、スーパーで食料と酎ハイを買い込み上機嫌でアパートに帰り着いた。
夕飯の支度をして窓の外を見るとまだ雨は降り続いている。
激しく降っている雨の音が好きだ。雨のよく降っている時は気持ちよく眠ることが出来る。ただし雷は必要ない。自分の部屋で聞く激しい雨音は安全な場所に居る自分を改めて確認でき、より落ち着いた気分にさせてくれる。雨風で樹々の葉の揺れれる音が俺を安心させる。
雨が地面や屋根などを叩く音は激しければ激しいほど良い。今のこの雨の様子なら今日はぐっすり眠れることだろう。
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