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【第三部】戦士恋情
13.守る価値
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基地に戻った涼たちは、別の男のところに面会に行っていた剣と千里と合流し、5人はミーティングルームで顔を合わせた。
剣と千里が面会した2人の男も、涼たちが面会した男と似たような趣味の持ち主だった。
二人とも顔色を失くして、見るからに意気消沈している。
終夜は憮然とした顔をしていた。
九郎は冷たい無表情を装っている。
重苦しい沈黙に包まれた部屋で誰もが考える。
あの男たちには守る価値があるのか、と。
「それでも、おまえは城戸を殺さなかった」
沈黙を破って、涼が、千里に言った。
「ブルー…」
昨夜遅く仙台から戻った千里と剣は、他のメンバーに仙台で起こったことの詳細を語った。
二人が、それぞれの足りないところを補うように交互に話すのを最後まで黙って聞いていた涼は、話を聞き終わると一番最初に、「克哉くんの病気は治せたのか」と聞いた。
「それが…。かっちゃんは、楽になった気がするって言ってくれたけど、検査の数値には改善は見られなかった。ダメだったみたい」
千里は克哉に自分が超能力者だったことを打ち明けた。
ロッジでの光景を目の当たりにしていた克哉は、千里が能力者であることを信じた。
拒絶はされなかった。
「でも、ちーちゃんはちーちゃんだよ」と、言ってくれた。
その克哉の病気を治せなかった。
「残念だったな。けど、おまえが彼の力になれることは他にもあるだろ。能力を使わなくても、おまえは克哉くんの支えになれるはずだ」
落胆していた千里に、涼はそう言った。
千里が城戸という能力者の力を奪った件については、メンバーは一様に驚いた。
「勘違いじゃないのか、千里。本当にそいつから、パワーを奪ったのかよ」
終夜にそう言われても、千里は怯まずに「間違いないと思う」と答えた。
涼は、このことに関してはしばらく口外するな、と言った。
「軍の上層部にも、だ」
理由は誰も聞かなかった。
千里のその能力が本物なら、使い方次第で能力者にとっては脅威になる。
誰にとっても、その意味を、考える時間が必要だった。
「だけどオレは、かっちゃんが止めなければ、あいつを殺していたと思う」
真っ直ぐに自分を見ている涼からわずかに目を反らして、千里が言った。
「おまえは城戸を殺さなかったことを、後悔しているのか」
千里は首を振った。
「良かったと思う、殺さないで良かった」
涼は頷いた。
「償わせる方法は他にもある。人は人の罪を裁く権利なんか持ってない。それが出来るのは、社会が認めた法だけでいい。能力者が自分たちの価値観で人の命を選別し奪う権利なんかない。そんなこと、マイノリティを迫害する大衆より始末が悪い」
珍しく饒舌に語る涼に圧倒されたように、誰もが涼を見ていた。
涼は、一人一人の顔を見て断言した。
「だから、オレたちは守る。あの男たちを、全力で守らなければいけないんだ」
涼が言い終わると、一瞬だけ、沈黙が訪れた。
それぞれの胸には、それぞれの正義の規範がある。
それを涼の言葉と照らし合わせるような一瞬の静けさだった。
「おまえが守れって言うなら、守ってやるよ。理由なんかなくたっていい」
最初に、終夜が言った。
剣と千里と九郎は頷いて終夜に同意した。
「でも実際、どうやって守ればいいの。警備するにも人が足りない」
「剣の指摘した通り、現状では守るのは難しい。組織に名指しされた20名を、基地に集めて守る、それしか方法はないだろう」
そう言って涼は「終夜、千里、剣」と3人の名前を呼んだ。
「すぐに上に申請して、集めてくれ」
「了解」
3人が出ていくと、部屋には涼と九郎だけになった。
九郎には、聞かなければいけないことがあった。
「並木洋介のことだが。あの男には幼児性愛があるのか」
並木には造反の疑惑があったが、それについては尾行した終夜も、個人的な付き合いのある九郎も「確かなことはわからない」としか、答えられなかった。
九郎は首を振った。
「そんなはずはないと思う。少なくとも、僕が探った彼の中には、小さい子供に対する欲望は、見つけられなかった。ただ」
「ただ?」
「東南アジアにいた経歴があるんだ。彼の義父、寿家喜一は臓器売買の斡旋グループに関わっているという噂がある。有名な医大病院の教授や経済界の大物、政治家の多くが絡んでいる闇のネットワークの一員だっていう」
「じゃあ、並木も?」
「彼が東南アジアで人身売買に関わったのかどうか、僕には掴めない。いくら彼の意識を探っても、出来ないんだよ。本当だ」
九郎は疲れたように、テーブルの上に組んだ両腕の中に顔を埋めた。
「出来ないのは、あの男を愛しているからなのか」
「そうなんじゃない。そういえば、今までも好きになった男の気持ちは上手く探れなかったな。だから、フラれるまで気づかないんだ。相手が僕を愛してないこと。違う、はじめから、愛してなかったこと」
「九郎」
声をかけると、九郎は顔をあげて涼を睨んだ。
「やめてよ。君に慰められたくなんかない。涼に、僕の気持ちなんかわかるはずがないんだから。涼には、あんなに君を想ってくれてる終夜がいる」
苛立ちや不安を涼にぶつけるように九郎は言葉を続けた。
「まあ、報われない終夜は気の毒だけどね。少しは涼も理解したほうがいい。あのとき、都庁の屋上から君が落ちたとき、終夜は一瞬も迷わないで君を追って飛び降りた。いくら終夜だって、200Mの高さから飛び降りて、無事に着地出来るかはわからなかったはずだ。それでも彼は迷わなかった。その気持ちに応える気はあるの」
「それを、おまえに答えるつもりはない」
簡単な拒否の言葉に、九郎は悲しそうに唇を噛んだ。
そのとき、集合を知らせる放送が入った。
剣と千里が面会した2人の男も、涼たちが面会した男と似たような趣味の持ち主だった。
二人とも顔色を失くして、見るからに意気消沈している。
終夜は憮然とした顔をしていた。
九郎は冷たい無表情を装っている。
重苦しい沈黙に包まれた部屋で誰もが考える。
あの男たちには守る価値があるのか、と。
「それでも、おまえは城戸を殺さなかった」
沈黙を破って、涼が、千里に言った。
「ブルー…」
昨夜遅く仙台から戻った千里と剣は、他のメンバーに仙台で起こったことの詳細を語った。
二人が、それぞれの足りないところを補うように交互に話すのを最後まで黙って聞いていた涼は、話を聞き終わると一番最初に、「克哉くんの病気は治せたのか」と聞いた。
「それが…。かっちゃんは、楽になった気がするって言ってくれたけど、検査の数値には改善は見られなかった。ダメだったみたい」
千里は克哉に自分が超能力者だったことを打ち明けた。
ロッジでの光景を目の当たりにしていた克哉は、千里が能力者であることを信じた。
拒絶はされなかった。
「でも、ちーちゃんはちーちゃんだよ」と、言ってくれた。
その克哉の病気を治せなかった。
「残念だったな。けど、おまえが彼の力になれることは他にもあるだろ。能力を使わなくても、おまえは克哉くんの支えになれるはずだ」
落胆していた千里に、涼はそう言った。
千里が城戸という能力者の力を奪った件については、メンバーは一様に驚いた。
「勘違いじゃないのか、千里。本当にそいつから、パワーを奪ったのかよ」
終夜にそう言われても、千里は怯まずに「間違いないと思う」と答えた。
涼は、このことに関してはしばらく口外するな、と言った。
「軍の上層部にも、だ」
理由は誰も聞かなかった。
千里のその能力が本物なら、使い方次第で能力者にとっては脅威になる。
誰にとっても、その意味を、考える時間が必要だった。
「だけどオレは、かっちゃんが止めなければ、あいつを殺していたと思う」
真っ直ぐに自分を見ている涼からわずかに目を反らして、千里が言った。
「おまえは城戸を殺さなかったことを、後悔しているのか」
千里は首を振った。
「良かったと思う、殺さないで良かった」
涼は頷いた。
「償わせる方法は他にもある。人は人の罪を裁く権利なんか持ってない。それが出来るのは、社会が認めた法だけでいい。能力者が自分たちの価値観で人の命を選別し奪う権利なんかない。そんなこと、マイノリティを迫害する大衆より始末が悪い」
珍しく饒舌に語る涼に圧倒されたように、誰もが涼を見ていた。
涼は、一人一人の顔を見て断言した。
「だから、オレたちは守る。あの男たちを、全力で守らなければいけないんだ」
涼が言い終わると、一瞬だけ、沈黙が訪れた。
それぞれの胸には、それぞれの正義の規範がある。
それを涼の言葉と照らし合わせるような一瞬の静けさだった。
「おまえが守れって言うなら、守ってやるよ。理由なんかなくたっていい」
最初に、終夜が言った。
剣と千里と九郎は頷いて終夜に同意した。
「でも実際、どうやって守ればいいの。警備するにも人が足りない」
「剣の指摘した通り、現状では守るのは難しい。組織に名指しされた20名を、基地に集めて守る、それしか方法はないだろう」
そう言って涼は「終夜、千里、剣」と3人の名前を呼んだ。
「すぐに上に申請して、集めてくれ」
「了解」
3人が出ていくと、部屋には涼と九郎だけになった。
九郎には、聞かなければいけないことがあった。
「並木洋介のことだが。あの男には幼児性愛があるのか」
並木には造反の疑惑があったが、それについては尾行した終夜も、個人的な付き合いのある九郎も「確かなことはわからない」としか、答えられなかった。
九郎は首を振った。
「そんなはずはないと思う。少なくとも、僕が探った彼の中には、小さい子供に対する欲望は、見つけられなかった。ただ」
「ただ?」
「東南アジアにいた経歴があるんだ。彼の義父、寿家喜一は臓器売買の斡旋グループに関わっているという噂がある。有名な医大病院の教授や経済界の大物、政治家の多くが絡んでいる闇のネットワークの一員だっていう」
「じゃあ、並木も?」
「彼が東南アジアで人身売買に関わったのかどうか、僕には掴めない。いくら彼の意識を探っても、出来ないんだよ。本当だ」
九郎は疲れたように、テーブルの上に組んだ両腕の中に顔を埋めた。
「出来ないのは、あの男を愛しているからなのか」
「そうなんじゃない。そういえば、今までも好きになった男の気持ちは上手く探れなかったな。だから、フラれるまで気づかないんだ。相手が僕を愛してないこと。違う、はじめから、愛してなかったこと」
「九郎」
声をかけると、九郎は顔をあげて涼を睨んだ。
「やめてよ。君に慰められたくなんかない。涼に、僕の気持ちなんかわかるはずがないんだから。涼には、あんなに君を想ってくれてる終夜がいる」
苛立ちや不安を涼にぶつけるように九郎は言葉を続けた。
「まあ、報われない終夜は気の毒だけどね。少しは涼も理解したほうがいい。あのとき、都庁の屋上から君が落ちたとき、終夜は一瞬も迷わないで君を追って飛び降りた。いくら終夜だって、200Mの高さから飛び降りて、無事に着地出来るかはわからなかったはずだ。それでも彼は迷わなかった。その気持ちに応える気はあるの」
「それを、おまえに答えるつもりはない」
簡単な拒否の言葉に、九郎は悲しそうに唇を噛んだ。
そのとき、集合を知らせる放送が入った。
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