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本編1
9-1 夫婦の義務
アンドリュー卿は残り物を平らげると、宿の人を呼んでお皿を下げさせた。
それから、寝具を整えて寝る準備を始めた。
どうやら今夜の私達は、同じベッドで寝ることになるらしい。
「明日も早いからな」
アンドリュー卿はベッドに入り込むなり言った。
「はい。おやすみなさい」
返事をするなり、ランプを消された。
目を閉じて眠りに就こうとする。
ベッドが狭いせいで、隣りのアンドリュー卿と肩が触れ合ってしまうのが気になる。
私は、アンドリュー卿の睡眠の邪魔にならないように、彼に背を向ける形で横を向いた。こうしていれば、少しはスペースが確保されるはずだ。
彼の息や寝相が気になりながらも、気が付けばうとうとしていた。「アンドリュー卿が隣りにいるから眠れないかもしれない」なんて思っていたくせに。
うつらうつらして、意識が途切れそうになったその時、身体を引き寄せられて目が覚めた。
驚いて目を開けると、月明かりで照らされた部屋がほんのりと明るかった。
「シア」
耳元でアンドリュー卿の声がした。それと同時に抱きしめる腕の力が強くなった。
━━ど、どうしよう。
きっとアンドリュー卿は寝ぼけているんだ。
何とか、彼の腕をどけようと、彼の手首を掴んだ。彼の腕は筋肉質で男らしく、とても私では敵わない。
「シア」
また名前を呼ばれた。
「こっち向いて」
彼の吐息が耳元にかかってくすぐったい。
どうしたものかと思いながら、私は言われた通り、彼に向き合った。
薄闇の中、アンドリュー卿と目が合った。彼はとても嬉しそうに笑うと私に顔を近づけた。
何が起こったのか、考えている暇もなかった。アンドリュー卿はあの日の夜のように口づけをした。ぬるぬるとした彼の太い舌が私の口の中を舐め回す。
それと同時に武骨な彼の手が私の胸を撫でた。
「あっ、んんっ」
「……シアっ」
キスをしながら、アンドリュー卿はまた私を呼んだ。私はどうすればいいのか分からなくて、彼の行為を受け入れるしかなかった。
長い長いキスが終わると、アンドリュー卿は上体を起こしてシャツを脱いだ。
初夜の続きをする気でいるらしく、彼は私の服を脱がし始めた。
「アンドリュー卿……」
込み上げてくる恐怖を前にして、私は咄嗟に彼の名を呼んでいた。
「アンディ」
彼がぽつりとつぶやく。
「え?」
「今だけはアンディと呼んでくれ」
そう言ってアンドリュー卿は私の手のひらに口づけをした。
「何で」
そんなことを言うの? と言葉を続ける前にアンドリュー卿は再びキスで私の口を塞いだ。
「ん、んんっ」
はだけて顕になった胸を直接揉まれる。乳首を撫でられると変な気分になってくる。
「大丈夫」
私の唇から口を離すと彼は囁いた。
「痛い思いはさせないから」
彼は私の首筋にキスをした。くすぐったくて身じろぎをしたら手を握られて額にキスをしてきた。そしてまた「シア」と呼ばれた。
「シア、お前はしたくないのか」
━━そんなこと、聞かないで。
正直に言って、この行為は恐ろしくて仕方がない。
でも、私は彼と夜を共にしないといけない。私の生き残る唯一の方法は、彼の妻になることだから。私達が“本当の夫婦”になるには、避けて通れないのだ。
だから、私は平気なふりをする。
「大丈夫」
私は彼の頬を撫でた。
「怖いけど……前みたいに途中でやめないで」
そう言った途端、彼は私の胸を強く押しつぶし、またキスをした。
今度のキスは短いけれど荒かった。
彼の唇が離れると、私は荒い息を整えようとした。けれど、間髪入れずに乳首に口付けをされて、それは叶わなかった。
「あっ!」
彼が舌の先端を転がすたび、身体が跳ねる。逃れようと動けば、アンドリュー卿が覆いかぶさってきた。
━━なに、これ?
太ももの上に感じる硬さ。そこに気を取られた瞬間、胸への刺激が強まった。
「あっ、ああん!」
大きくはしたない声が私の口から漏れる。
「アンドリュー卿っ」
「アンディだと言ってるだろ」
彼はそう言うと、また私の胸元に吸い付いた。
「んっ、んん! アンディ……。あっ、待って!」
舐められ、揉まれるたびに、痺れるような熱が身体を駆け巡る。それがあまりにも気持ち良過ぎて気が変になりそうだった。
「あっ、やん、やめっ」
そう言いながらもどこか期待をしている自分がいる。もっと気持ちよくなりたい。この痺れるような快楽を味わい続けたい。
ふいに彼が手を止めて顔をあげた。私は荒い息を整えながら、やめてとお願いしたことを後悔した。
━━もっとして欲しい。続きをしてみたい。
「シア」
名を呼ばれて、ドキドキする。
「ごめん。我慢できそうにない」
彼の指が太ももの付け根をなぞる。くすぐったさと甘い予感が広がっていく。やがて股まで触れられて、下着越しでも溢れるほどの熱がこみ上げてきた。私は身を捩りながら大きな声をあげた。
彼はよがり狂う私を軽く押さえつけると、下着の中に手を入れた。
「あっ……!」
直接触れられると、水音が部屋に満ちる。何度も確かめるように撫でられ、脚の間はとろけていく。
「アンディ……」
自分が自分でなくなる。そんな気がして彼を呼んだ。
「シア、大丈夫だ」
彼は荒い息の中でそう言うと私の下着を脱がせた。そして彼も下着を脱いで裸になると、私の太ももを持ち上げた。
━━何を、するの?
恐怖よりも先に、アンドリュー卿が私の股に中指を突き刺した。
「んんっ」
感じたことのない圧迫感に戸惑っていると彼はもう片方の手で私の頭を撫でてきた。まるで怖くないと子供に言い聞かせているみたいに。
その間にも、彼の指が徐々に私の奥へと入ってくる。そして、あろうことか指をもう一本増やした。
穴を広げられる恐怖にたじろいでいると、アンドリュー卿はキスをしてきた。絡み合う舌が痛みと恐怖を緩和させる。
甘い痺れがお腹の中に広がる中で、彼の指は私の奥深い所まで到達した。彼はゆっくりと指を動かして私の中を弄び始める、
彼が手を動かす度にくちゅくちゅと水音が鳴る。
「からだ、変に、なってる」
苦しさと気持ちよさに耐えながら言ったら、アンドリュー卿は指を引き抜いた。
「変じゃないから……。大丈夫だ」
そう言って、彼は私の太ももを開かせて硬いものがあてがわれる。
「やだっ、無理」
頭を振ってやめてと懇願した。
指でも苦しかったのに、その倍以上ある物を受け入れるなんてできっこない。
「大丈夫。大丈夫だから」
彼はそう繰り返すと、ゆっくりと押し挿れていった。
「あっ! 痛っ!」
痛みで思わず大きな声をあげた。
アンドリュー卿の動きが一瞬、止まる。やめてくれるのかと思ったのも束の間、彼はゆっくりと腰を動かし始めた。
浅い所でゆっくりと出し入れをされると、苦痛は徐々に快楽へと変わっていった。
「んっ……うぅ……」
声が止まらない。その間にも、奥へ奥へと侵入してくる。
「全部、入った」
彼は私達の繋がった部分を凝視しながら言った。
恥ずかしさに顔を逸らすと、彼は私の頬を撫でて動き出した。
「あっ、ああ!」
もうアンドリューに遠慮はなかった。彼は激しく腰を動かし、深い所に刺激を与えてくる。
快楽が波のように押し寄せてきて、私は大きな声をあげ続けた。
それが恥ずかしくて手で口を塞げば、彼は手首を掴んだ。
「我慢するな」
低い声が耳に落ちる。
「声を聞かせてくれ」
彼は優しく囁くと、指を絡ませあった。
そして、再び腰を打ち付けてくる。
我慢しようと唇を噛んで力を入れたけれど無駄だった。
「あん、あっ、ひぃ」
突かれるたびに声をあげ、背中が反る。
「あっ! も、ゆる……して」
しびれるような甘い痛みが私を蝕んで行くのが怖くて、許しを乞う。
しかし、アンドリュー卿は私の手を離して腰を掴んだ。そして、先程よりもさらに激しく腰を打ち付けてきたのだ。
お腹に与えられる刺激が気持ち良過ぎて頭の中がぐちゃぐちゃになる。
いやいやと首を振ってこの快楽から逃れようと必死に抵抗しても、力強い彼に対しては何の意味もなかった。
私は彼にすがるようにその背中に手を回した。
「シアっ……」
アンドリュー卿は私の身体を抱きしめた。密着した肌から彼の鼓動を感じる。どくどくと脈打つそれは私と同じくらい早くてうるさい。
「っ! 出るっ!」
最後の一突きで腰が押しつけられ、私の奥で熱が弾けた。
荒い息の中、私はぼんやりと彼を見つめた。
それから、寝具を整えて寝る準備を始めた。
どうやら今夜の私達は、同じベッドで寝ることになるらしい。
「明日も早いからな」
アンドリュー卿はベッドに入り込むなり言った。
「はい。おやすみなさい」
返事をするなり、ランプを消された。
目を閉じて眠りに就こうとする。
ベッドが狭いせいで、隣りのアンドリュー卿と肩が触れ合ってしまうのが気になる。
私は、アンドリュー卿の睡眠の邪魔にならないように、彼に背を向ける形で横を向いた。こうしていれば、少しはスペースが確保されるはずだ。
彼の息や寝相が気になりながらも、気が付けばうとうとしていた。「アンドリュー卿が隣りにいるから眠れないかもしれない」なんて思っていたくせに。
うつらうつらして、意識が途切れそうになったその時、身体を引き寄せられて目が覚めた。
驚いて目を開けると、月明かりで照らされた部屋がほんのりと明るかった。
「シア」
耳元でアンドリュー卿の声がした。それと同時に抱きしめる腕の力が強くなった。
━━ど、どうしよう。
きっとアンドリュー卿は寝ぼけているんだ。
何とか、彼の腕をどけようと、彼の手首を掴んだ。彼の腕は筋肉質で男らしく、とても私では敵わない。
「シア」
また名前を呼ばれた。
「こっち向いて」
彼の吐息が耳元にかかってくすぐったい。
どうしたものかと思いながら、私は言われた通り、彼に向き合った。
薄闇の中、アンドリュー卿と目が合った。彼はとても嬉しそうに笑うと私に顔を近づけた。
何が起こったのか、考えている暇もなかった。アンドリュー卿はあの日の夜のように口づけをした。ぬるぬるとした彼の太い舌が私の口の中を舐め回す。
それと同時に武骨な彼の手が私の胸を撫でた。
「あっ、んんっ」
「……シアっ」
キスをしながら、アンドリュー卿はまた私を呼んだ。私はどうすればいいのか分からなくて、彼の行為を受け入れるしかなかった。
長い長いキスが終わると、アンドリュー卿は上体を起こしてシャツを脱いだ。
初夜の続きをする気でいるらしく、彼は私の服を脱がし始めた。
「アンドリュー卿……」
込み上げてくる恐怖を前にして、私は咄嗟に彼の名を呼んでいた。
「アンディ」
彼がぽつりとつぶやく。
「え?」
「今だけはアンディと呼んでくれ」
そう言ってアンドリュー卿は私の手のひらに口づけをした。
「何で」
そんなことを言うの? と言葉を続ける前にアンドリュー卿は再びキスで私の口を塞いだ。
「ん、んんっ」
はだけて顕になった胸を直接揉まれる。乳首を撫でられると変な気分になってくる。
「大丈夫」
私の唇から口を離すと彼は囁いた。
「痛い思いはさせないから」
彼は私の首筋にキスをした。くすぐったくて身じろぎをしたら手を握られて額にキスをしてきた。そしてまた「シア」と呼ばれた。
「シア、お前はしたくないのか」
━━そんなこと、聞かないで。
正直に言って、この行為は恐ろしくて仕方がない。
でも、私は彼と夜を共にしないといけない。私の生き残る唯一の方法は、彼の妻になることだから。私達が“本当の夫婦”になるには、避けて通れないのだ。
だから、私は平気なふりをする。
「大丈夫」
私は彼の頬を撫でた。
「怖いけど……前みたいに途中でやめないで」
そう言った途端、彼は私の胸を強く押しつぶし、またキスをした。
今度のキスは短いけれど荒かった。
彼の唇が離れると、私は荒い息を整えようとした。けれど、間髪入れずに乳首に口付けをされて、それは叶わなかった。
「あっ!」
彼が舌の先端を転がすたび、身体が跳ねる。逃れようと動けば、アンドリュー卿が覆いかぶさってきた。
━━なに、これ?
太ももの上に感じる硬さ。そこに気を取られた瞬間、胸への刺激が強まった。
「あっ、ああん!」
大きくはしたない声が私の口から漏れる。
「アンドリュー卿っ」
「アンディだと言ってるだろ」
彼はそう言うと、また私の胸元に吸い付いた。
「んっ、んん! アンディ……。あっ、待って!」
舐められ、揉まれるたびに、痺れるような熱が身体を駆け巡る。それがあまりにも気持ち良過ぎて気が変になりそうだった。
「あっ、やん、やめっ」
そう言いながらもどこか期待をしている自分がいる。もっと気持ちよくなりたい。この痺れるような快楽を味わい続けたい。
ふいに彼が手を止めて顔をあげた。私は荒い息を整えながら、やめてとお願いしたことを後悔した。
━━もっとして欲しい。続きをしてみたい。
「シア」
名を呼ばれて、ドキドキする。
「ごめん。我慢できそうにない」
彼の指が太ももの付け根をなぞる。くすぐったさと甘い予感が広がっていく。やがて股まで触れられて、下着越しでも溢れるほどの熱がこみ上げてきた。私は身を捩りながら大きな声をあげた。
彼はよがり狂う私を軽く押さえつけると、下着の中に手を入れた。
「あっ……!」
直接触れられると、水音が部屋に満ちる。何度も確かめるように撫でられ、脚の間はとろけていく。
「アンディ……」
自分が自分でなくなる。そんな気がして彼を呼んだ。
「シア、大丈夫だ」
彼は荒い息の中でそう言うと私の下着を脱がせた。そして彼も下着を脱いで裸になると、私の太ももを持ち上げた。
━━何を、するの?
恐怖よりも先に、アンドリュー卿が私の股に中指を突き刺した。
「んんっ」
感じたことのない圧迫感に戸惑っていると彼はもう片方の手で私の頭を撫でてきた。まるで怖くないと子供に言い聞かせているみたいに。
その間にも、彼の指が徐々に私の奥へと入ってくる。そして、あろうことか指をもう一本増やした。
穴を広げられる恐怖にたじろいでいると、アンドリュー卿はキスをしてきた。絡み合う舌が痛みと恐怖を緩和させる。
甘い痺れがお腹の中に広がる中で、彼の指は私の奥深い所まで到達した。彼はゆっくりと指を動かして私の中を弄び始める、
彼が手を動かす度にくちゅくちゅと水音が鳴る。
「からだ、変に、なってる」
苦しさと気持ちよさに耐えながら言ったら、アンドリュー卿は指を引き抜いた。
「変じゃないから……。大丈夫だ」
そう言って、彼は私の太ももを開かせて硬いものがあてがわれる。
「やだっ、無理」
頭を振ってやめてと懇願した。
指でも苦しかったのに、その倍以上ある物を受け入れるなんてできっこない。
「大丈夫。大丈夫だから」
彼はそう繰り返すと、ゆっくりと押し挿れていった。
「あっ! 痛っ!」
痛みで思わず大きな声をあげた。
アンドリュー卿の動きが一瞬、止まる。やめてくれるのかと思ったのも束の間、彼はゆっくりと腰を動かし始めた。
浅い所でゆっくりと出し入れをされると、苦痛は徐々に快楽へと変わっていった。
「んっ……うぅ……」
声が止まらない。その間にも、奥へ奥へと侵入してくる。
「全部、入った」
彼は私達の繋がった部分を凝視しながら言った。
恥ずかしさに顔を逸らすと、彼は私の頬を撫でて動き出した。
「あっ、ああ!」
もうアンドリューに遠慮はなかった。彼は激しく腰を動かし、深い所に刺激を与えてくる。
快楽が波のように押し寄せてきて、私は大きな声をあげ続けた。
それが恥ずかしくて手で口を塞げば、彼は手首を掴んだ。
「我慢するな」
低い声が耳に落ちる。
「声を聞かせてくれ」
彼は優しく囁くと、指を絡ませあった。
そして、再び腰を打ち付けてくる。
我慢しようと唇を噛んで力を入れたけれど無駄だった。
「あん、あっ、ひぃ」
突かれるたびに声をあげ、背中が反る。
「あっ! も、ゆる……して」
しびれるような甘い痛みが私を蝕んで行くのが怖くて、許しを乞う。
しかし、アンドリュー卿は私の手を離して腰を掴んだ。そして、先程よりもさらに激しく腰を打ち付けてきたのだ。
お腹に与えられる刺激が気持ち良過ぎて頭の中がぐちゃぐちゃになる。
いやいやと首を振ってこの快楽から逃れようと必死に抵抗しても、力強い彼に対しては何の意味もなかった。
私は彼にすがるようにその背中に手を回した。
「シアっ……」
アンドリュー卿は私の身体を抱きしめた。密着した肌から彼の鼓動を感じる。どくどくと脈打つそれは私と同じくらい早くてうるさい。
「っ! 出るっ!」
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