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第九章 求める居場所
休息
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ティミーは泣きじゃくり、段々と呼吸が苦しくなって来るのを感じる。
しかし、涙は止まらずに、ポタポタと床に落ち、敷かれているカーペットに吸収されていく。
不意に、頭に優しい感触を感じ、ティミーは思わず顔を上げた。
「大丈夫か?」
「ヴェイト、さん......」
目の前にはいつの間にか帰って来たヴェイトが立っていて、心配そうにティミーを見詰めている。
ホッとしたのか、泣いている姿を見られて恥ずかしいのか、ティミーの瞳からは更に涙が溢れ出た。
「あ、す、すみません......大丈夫、大丈夫ですから」
ティミーは慌てて目を擦ろうとするも、その手をヴェイトに掴まれ、ヴェイトは小さく首を横に振る。
「良いんだよ。好きなだけ泣きなさい。泣きたい時に泣く事は恥ずかしい事じゃ無い。大丈夫だよ」
ヴェイトはあやす様にティミーの頭を撫で続ける。
自分の行いを他人に許された安心感故だろうか。懐かしさ故だろうか。
ティミーはホッとしたのか、俯き拳をギュッと握ると、声を押し殺して涙を流し続けた。
「ごめんなさい、ごめんなさい......」
どれくらい泣いていただろうか。
ティミーの目は腫れ上がり、申し訳無さそうにヴェイトとエリシアを見上げる。
「取り乱してしまって、すみませんでした......」
「良いのよ。落ち着いたかしら?」
「はい、大分......」
ティミーは小さく笑顔を見せると、お腹が鳴り、その場に固まってしまった。
恥ずかしさ故に折角止まった涙がまた溢れ出て来そうになり、その様子を見たエリシアはヴェイトと顔を合わせると、小さく頷き、両手をパチンと叩いた。
「さぁさぁ、ヴェイトも帰って来た事だしご飯にしましょうか! 沢山泣いてお腹も空いたでしょう? ふふ、久々のお客様だから腕が鳴るわね」
「すすすす、すみません......! 私ったら」
「良いのよ。さぁて、何を作りましょうね」
「ご飯ーー!? 俺、特大オムライスが食べたい!!」
ご飯の言葉にヴェノルが凄まじい勢いでエリシアに抱き着こうとするが、寸前の所でヴェイトに腹を抱えられ、首根っこを掴まれるとヴェイトはグイッとヴェノルに顔を近付けた。
「エリシアに飛び付くな」
「ぶー! 何でさ、良いじゃん! ご飯作ってくれるんでしょう? ウォックにも良くやってるし」
「良くない、触るな」
「けーち! 所でお兄ちゃん、名前なんだっけ?」
「はぁ? 自己紹介......そう言えばお前は倒れていたからキチンと出来ていなかったな。俺はヴェイト。宜しくなヴェノル」
「ヴェイト~? なんか俺と名前似てるね!」
ヴェノルは興味津々になりながらキラキラした瞳でヴェイトを見上げる。
ヴェイトは顔を引き攣らせ、大きな溜息を吐いた。
「とにかく無闇に飛び付くな。お前はシエンと遊んでいなさい」
「ぶ~! シエン、一緒に遊ぼっ!」
「うん! ヴェノルお兄ちゃん!」
ヴェイトはやれやれと息を吐くと、エリシアは苦笑いしながらヴェイトを見上げた。
「ふふ、大丈夫よまだ子供じゃない」
「俺が嫌なだけだ。ヴェノルはあぁ見えて二十歳らしいぞ。それと、あぁ見えてかなりの大食いらしいから夕食は多めに作ってくれると助かるな」
「まぁ、それならお安いご用よ。そしたらティミーちゃん、悪いんだけど手伝ってくれるかしら?」
「えっ、良いんですか......?」
「勿論よ。料理が上手らしいわね? 是非お願いしたいわ」
「は、はい、喜んで......!」
小さな事でも、自分を必要としてくれていると感じ、ティミーは笑顔を見せた。
久々に料理を作れる喜びもあり、どこかワクワクしている自分がいる。
先程の不安が、少しだけ取り除かれた様に感じた。
「じゃあ夕飯が出来るまでみんな待っててね。三人で遊んでいてね!」
エリシアとティミーはキッチンに入り、姿が見えなくなる。
それを確認すると、ヴェノルとシエンは顔を合わせてニッコリと微笑んだ。
「どーーん!」
「わっ!? シ、シエン?」
シエンが思い切りヴェイトの背中に飛び乗り、そのまま甘える様に顔を擦り付ける。
「パパ、今日も髪の毛サラサラ~! 色んな髪型にして良い?」
「良いけど、ツインテールとかは勘弁してくれな。エリシアに笑われるから」
「じゃあ三つ編みにする~! パパ、早く遊ぼ遊ぼ!」
「分かった分かった。久々に遊べるね」
息子の嬉しそうな顔を見ると、何でも許してしまいそうになりヴェイトは苦笑いをする。
ヴェノルも負けじと、前方からヴェイトにタックルをかますように飛び付いた。
「うわっ、こらヴェノル!」
「パパ~! 俺にも構って構って!」
「パパって呼ぶな! こんな大きい子供がいるか!」
シエンとヴェノルに戯れつかれ、ヴェイトはくすぐったそうに笑う。
「全く。じゃあ、紙飛行機でも作って遊ぼうか。着替えてくるから少し待っていなさい」
「やったぁ~!」
息子の笑顔にはどうも弱い。
暫く息子に構ってあげられなかった分、シエンと同じ様にはしゃぐヴェノルと共に沢山遊んであげようと決めていた。
その頃エリシアとティミーは、キッチンで夕飯の準備に取り掛かっていた。
家が広いだけあり、キッチンもそれなりに広く、沢山の食材を広げてもまだ余裕がある程だ。
「ふふ、賑やかそうね」
シエン達が楽しそうに遊ぶ声が聞こえて来て、エリシアは目を細める。
ティミーは、少し遠慮気味にエリシアを見上げて小さくお辞儀をした。
「あの、エリシアさんありがとうございます。気を遣って下さって」
「良いのよ。心配なの、分かるから」
エリシアはニッコリ微笑みかけ、玉ねぎを手に取りゆっくりと剥き始め、そのまま言葉を続けた。
「私にもあったわ。大切な人が傷付いているのに、何も出来なかった事」
「そう、なんですか?」
「えぇ。昔、何を言っても否定されて、苦しかった。まるで、私自身も否定されている気がして。頭では分かっていても、恐怖で拒絶してしまう事もあったわ」
玉ねぎをみじん切りにしながら、エリシアは何処か悲しそうに笑う。
「時には拒絶しても相手は存在を認めて欲しくて、超えてはいけない領域に無理矢理踏み込まれた事もあった。数えきれない位に。それでも私は、大切な人を護りたかったのよ」
「どうして、ですか?」
エリシアは手を止めて、優しくティミーに微笑みかける。
「どんなに責められても、拒絶されても、その人の事が好きだから。拒絶されたら、そこでおしまいなのは間違いよ」
「間違い、ですか?」
「えぇ。きっと、貴女を......そして、自分もこれ以上傷付けたく無いから自分から拒絶して距離を置いた」
ティミーは卵を割る手を止めて、大きく目を見開いた。
「そう、でしょうか」
「男の子って、プライドが有るからね。カッコ悪い所、見られたく無かったのよ、きっと。大好きな人の前だと、尚更ね?」
エリシアの言葉に、ティミーは顔を赤くする。
「だ、だだだ、大好きって、誰が......誰を、ですか?」
「あら? ティミーちゃんと喧嘩した子って、ボーイフレンドじゃ無いの?」
ティミーは思わず卵を落とし、手をワタワタさせた。
「ちちちち、違います!! マッドとは幼馴染なだけで!!!!」
「マッド君って言うのね、ふふ、どんな子なのかしら。ヴェイト、元気になったら連れて来てくれるかしらね?」
「え、エリシアさんっ! 違うんです私達そんな関係じゃ!」
顔を赤くしながら怒鳴るティミーに、エリシアは楽しそうに笑い声を上げた。
「ふふ、元気出たじゃない。貴女には笑顔が一番似合うわよ」
「いたた! エリシアさん叩かないで下さいよ」
慌てるティミーが可愛く見えたのか、エリシアは更に楽しそうに笑う。
「さぁ、沢山作りましょう。ヴェイト達がお腹を空かせてるわ」
「もう......ふふっ、分かりました」
他愛のない話のようで、何処か大事なお話で。
ティミーは肩の力が少しだけ抜けた様に感じ、微笑みながら巨大なオムライスを作り上げていった。
しかし、涙は止まらずに、ポタポタと床に落ち、敷かれているカーペットに吸収されていく。
不意に、頭に優しい感触を感じ、ティミーは思わず顔を上げた。
「大丈夫か?」
「ヴェイト、さん......」
目の前にはいつの間にか帰って来たヴェイトが立っていて、心配そうにティミーを見詰めている。
ホッとしたのか、泣いている姿を見られて恥ずかしいのか、ティミーの瞳からは更に涙が溢れ出た。
「あ、す、すみません......大丈夫、大丈夫ですから」
ティミーは慌てて目を擦ろうとするも、その手をヴェイトに掴まれ、ヴェイトは小さく首を横に振る。
「良いんだよ。好きなだけ泣きなさい。泣きたい時に泣く事は恥ずかしい事じゃ無い。大丈夫だよ」
ヴェイトはあやす様にティミーの頭を撫で続ける。
自分の行いを他人に許された安心感故だろうか。懐かしさ故だろうか。
ティミーはホッとしたのか、俯き拳をギュッと握ると、声を押し殺して涙を流し続けた。
「ごめんなさい、ごめんなさい......」
どれくらい泣いていただろうか。
ティミーの目は腫れ上がり、申し訳無さそうにヴェイトとエリシアを見上げる。
「取り乱してしまって、すみませんでした......」
「良いのよ。落ち着いたかしら?」
「はい、大分......」
ティミーは小さく笑顔を見せると、お腹が鳴り、その場に固まってしまった。
恥ずかしさ故に折角止まった涙がまた溢れ出て来そうになり、その様子を見たエリシアはヴェイトと顔を合わせると、小さく頷き、両手をパチンと叩いた。
「さぁさぁ、ヴェイトも帰って来た事だしご飯にしましょうか! 沢山泣いてお腹も空いたでしょう? ふふ、久々のお客様だから腕が鳴るわね」
「すすすす、すみません......! 私ったら」
「良いのよ。さぁて、何を作りましょうね」
「ご飯ーー!? 俺、特大オムライスが食べたい!!」
ご飯の言葉にヴェノルが凄まじい勢いでエリシアに抱き着こうとするが、寸前の所でヴェイトに腹を抱えられ、首根っこを掴まれるとヴェイトはグイッとヴェノルに顔を近付けた。
「エリシアに飛び付くな」
「ぶー! 何でさ、良いじゃん! ご飯作ってくれるんでしょう? ウォックにも良くやってるし」
「良くない、触るな」
「けーち! 所でお兄ちゃん、名前なんだっけ?」
「はぁ? 自己紹介......そう言えばお前は倒れていたからキチンと出来ていなかったな。俺はヴェイト。宜しくなヴェノル」
「ヴェイト~? なんか俺と名前似てるね!」
ヴェノルは興味津々になりながらキラキラした瞳でヴェイトを見上げる。
ヴェイトは顔を引き攣らせ、大きな溜息を吐いた。
「とにかく無闇に飛び付くな。お前はシエンと遊んでいなさい」
「ぶ~! シエン、一緒に遊ぼっ!」
「うん! ヴェノルお兄ちゃん!」
ヴェイトはやれやれと息を吐くと、エリシアは苦笑いしながらヴェイトを見上げた。
「ふふ、大丈夫よまだ子供じゃない」
「俺が嫌なだけだ。ヴェノルはあぁ見えて二十歳らしいぞ。それと、あぁ見えてかなりの大食いらしいから夕食は多めに作ってくれると助かるな」
「まぁ、それならお安いご用よ。そしたらティミーちゃん、悪いんだけど手伝ってくれるかしら?」
「えっ、良いんですか......?」
「勿論よ。料理が上手らしいわね? 是非お願いしたいわ」
「は、はい、喜んで......!」
小さな事でも、自分を必要としてくれていると感じ、ティミーは笑顔を見せた。
久々に料理を作れる喜びもあり、どこかワクワクしている自分がいる。
先程の不安が、少しだけ取り除かれた様に感じた。
「じゃあ夕飯が出来るまでみんな待っててね。三人で遊んでいてね!」
エリシアとティミーはキッチンに入り、姿が見えなくなる。
それを確認すると、ヴェノルとシエンは顔を合わせてニッコリと微笑んだ。
「どーーん!」
「わっ!? シ、シエン?」
シエンが思い切りヴェイトの背中に飛び乗り、そのまま甘える様に顔を擦り付ける。
「パパ、今日も髪の毛サラサラ~! 色んな髪型にして良い?」
「良いけど、ツインテールとかは勘弁してくれな。エリシアに笑われるから」
「じゃあ三つ編みにする~! パパ、早く遊ぼ遊ぼ!」
「分かった分かった。久々に遊べるね」
息子の嬉しそうな顔を見ると、何でも許してしまいそうになりヴェイトは苦笑いをする。
ヴェノルも負けじと、前方からヴェイトにタックルをかますように飛び付いた。
「うわっ、こらヴェノル!」
「パパ~! 俺にも構って構って!」
「パパって呼ぶな! こんな大きい子供がいるか!」
シエンとヴェノルに戯れつかれ、ヴェイトはくすぐったそうに笑う。
「全く。じゃあ、紙飛行機でも作って遊ぼうか。着替えてくるから少し待っていなさい」
「やったぁ~!」
息子の笑顔にはどうも弱い。
暫く息子に構ってあげられなかった分、シエンと同じ様にはしゃぐヴェノルと共に沢山遊んであげようと決めていた。
その頃エリシアとティミーは、キッチンで夕飯の準備に取り掛かっていた。
家が広いだけあり、キッチンもそれなりに広く、沢山の食材を広げてもまだ余裕がある程だ。
「ふふ、賑やかそうね」
シエン達が楽しそうに遊ぶ声が聞こえて来て、エリシアは目を細める。
ティミーは、少し遠慮気味にエリシアを見上げて小さくお辞儀をした。
「あの、エリシアさんありがとうございます。気を遣って下さって」
「良いのよ。心配なの、分かるから」
エリシアはニッコリ微笑みかけ、玉ねぎを手に取りゆっくりと剥き始め、そのまま言葉を続けた。
「私にもあったわ。大切な人が傷付いているのに、何も出来なかった事」
「そう、なんですか?」
「えぇ。昔、何を言っても否定されて、苦しかった。まるで、私自身も否定されている気がして。頭では分かっていても、恐怖で拒絶してしまう事もあったわ」
玉ねぎをみじん切りにしながら、エリシアは何処か悲しそうに笑う。
「時には拒絶しても相手は存在を認めて欲しくて、超えてはいけない領域に無理矢理踏み込まれた事もあった。数えきれない位に。それでも私は、大切な人を護りたかったのよ」
「どうして、ですか?」
エリシアは手を止めて、優しくティミーに微笑みかける。
「どんなに責められても、拒絶されても、その人の事が好きだから。拒絶されたら、そこでおしまいなのは間違いよ」
「間違い、ですか?」
「えぇ。きっと、貴女を......そして、自分もこれ以上傷付けたく無いから自分から拒絶して距離を置いた」
ティミーは卵を割る手を止めて、大きく目を見開いた。
「そう、でしょうか」
「男の子って、プライドが有るからね。カッコ悪い所、見られたく無かったのよ、きっと。大好きな人の前だと、尚更ね?」
エリシアの言葉に、ティミーは顔を赤くする。
「だ、だだだ、大好きって、誰が......誰を、ですか?」
「あら? ティミーちゃんと喧嘩した子って、ボーイフレンドじゃ無いの?」
ティミーは思わず卵を落とし、手をワタワタさせた。
「ちちちち、違います!! マッドとは幼馴染なだけで!!!!」
「マッド君って言うのね、ふふ、どんな子なのかしら。ヴェイト、元気になったら連れて来てくれるかしらね?」
「え、エリシアさんっ! 違うんです私達そんな関係じゃ!」
顔を赤くしながら怒鳴るティミーに、エリシアは楽しそうに笑い声を上げた。
「ふふ、元気出たじゃない。貴女には笑顔が一番似合うわよ」
「いたた! エリシアさん叩かないで下さいよ」
慌てるティミーが可愛く見えたのか、エリシアは更に楽しそうに笑う。
「さぁ、沢山作りましょう。ヴェイト達がお腹を空かせてるわ」
「もう......ふふっ、分かりました」
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