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第九章 求める居場所
楽しい時間
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夕食が出来上がり、エリシアとティミーはダイニングテーブルに料理を並べていく。
オムライスや唐揚げ、サラダ等、沢山の料理がテーブルを埋め尽くす。
匂いに釣られたヴェノルが凄い勢いで部屋の扉を開き、エリシアとティミーの元へ駆け寄った。
「わぁ~!! 凄い!! ご馳走がいっぱい!」
「ママ~! お腹空いた~!」
「はいはい、沢山作りましたからね。おかわりも有るから沢山食べてね」
ヴェノルとシエンは椅子に座り、涎を垂らしそうにしつつも目を輝かせる。
少し遅れてヴェイトも姿を表した。
先程の軍服とは違い、シンプルな服装になっている。
テーブルに広げられる料理の多さに少し顔を引き攣らせていた。
「凄い量だな」
「ヴェノル君が沢山食べるって聞いたから。ティミーちゃんに普段食べてる量を聞いたらこんなになっちゃって」
ヴェノルの分だけ異様に多く並べられ、いつもなら少し広く感じるテーブルが狭く感じられ、エリシアは思わず苦笑した。
あの細い身体にどう見ても似合わぬ量だが、ティミーは見慣れたのか、気にせずにコップに水を注ぎ、それぞれの席に並べていく。
「ヴェノル、本当に沢山食べるんですよ。いつもウォックが旅費と睨めっこしてます」
「だろうな。食費の方がかかっているだろう」
苦笑いしつつもヴェイトも席につき、軽く息を吸った。
久々に家で食べれる料理に、内心ホッとしているのだろう。
「久々にゆっくり夕食が取れそうだ。エリシア、色々とありがとうな」
「良いのよ。さぁ、みんな召し上がれ」
「いただきます」
全員お行儀良く両手を合わせて食事の挨拶を交わすと、それぞれ自分のペースでご飯を食べていく。
他愛の無い話をしつつ、食べ散らかすヴェノルに手を焼きながらも、あっという間に楽しい食事の時間は過ぎていった。
「美味しかった。ご馳走様でした」
「ご馳走様でしたー!」
食事が終わると、ヴェノルとシエンはソファーに飛び乗り、お互い戯れ合うように擽りあっている。
ティミーは苦笑いすると、食器をまとめてキッチンに入り、シンクの上に優しく並べるとエリシアは腕をまくり、ニッコリと微笑んだ。
「さ、早く洗っちゃいましょう。私洗うから、ティミーちゃん拭いてくれるかしら?」
「は、はい。ありがとうございます」
エリシアは手早く汚れた食器を洗っていき、ティミーは何処か懐かしさを感じながら、渡された食器を拭いていった。
一方ヴェイトは着替えの準備をすると戯れ合うシエンとヴェノルの元へ行き、シエンに声を掛けた。
「シエン、一緒にお風呂入ろうか」
「本当!? パパとお風呂だ~! やったぁ」
シエンはヴェイトの足元にしがみつき、甘えるようにヴェイトを見上げる。
一方ヴェノルもヴェイトに飛び付き、ヴェイトは慌てて足に体重を掛けて体制が崩れないように足に力を入れた。
「コラっ、ヴェノル」
「俺も一緒に入る~!」
「何言ってるんだ、一人で入りなさい」
「や~だ! 一緒に入るの入るの~! 良いでしょ!」
「良くない! 一人で入りなさい」
ヴェノルを摘み上げソファーに下ろすと、シエンはヴェイトのズボンをグイグイと引っ張り、眩しいくらいの笑顔を見せた。
「パパ、ヴェノルお兄ちゃんも一緒じゃ駄目なの?」
「駄目だ。お風呂が狭くなるだろう?」
「狭く無いもん! 広いじゃん!」
「それでも駄目。シエンはどっちと入りたい?」
「どっちも!」
「あのねシエン」
「ねー! シエンも良いって言ってるし良いでしょ良いでしょ! お願いだよ~!」
「あーも、わかったわかった!」
駄々を捏ねるヴェノルが面倒になったのか、つい許可を出してしまう。
やってしまったと思いつつも、嬉しそうなシエンの顔を見ると気を許してしまった。
(早く済ませてゆっくりしたい所だが......出来るかな)
ヴェイトはシエンとヴェノルを風呂場へ連れて行き、なるべく手早く済ませようと心に決めた。
そんな賑やかな声が聞こえ、ティミーはヴェノルを気にしつつも、全ての皿を拭き終え、ふぅ、と一息吐く。
「エリシアさん、終わりました」
「ありがとう。ふふ、ヴェイトったら、三人でお風呂に入ったのね」
「すみません、ヴェノルが迷惑かけてしまって」
「良いのよ。賑やかな方が楽しいもの。さぁ、お茶でも飲んでゆっくりしましょ」
「はい」
ティミーは出された紅茶を一口飲み、ソファーに深く身体を沈めた。
今日一日、色々な事が有り心も身体も疲れてしまったのだろう。
少しだけ瞼が重くなるのを感じ、慌てて目を擦り身体を真っ直ぐに伸ばした。
その様子を見ていたエリシアは、仕草が面白かったのか軽く吹き出し、思わずティミーは顔を赤くする。
「え、エリシアさん笑わないで下さい」
「ふふっ、本当に可愛いわねティミーちゃん」
「そ、そんな事無いですってば」
ティミーは反論するも、エリシアはニコニコと微笑み、思わず頬を膨らませてしまう。
「もう、からかわないで下さい!」
「ごめんなさい、でも可愛くて......ふふ」
「うー......」
恥ずかしくなってしまったのか、俯きクッションで思わず顔を隠そうとする。
エリシアはティミーの頭を撫で、ごめんなさいと苦笑いしながら呟いた。
「ふふ、女の子ってやっぱり良いわね」
「そ、そうでしょうか?」
「えぇ。私も次は女の子が欲しいわ。ティミーちゃんみたいなね」
「そ、そんな......事......」
「可愛いし、素直で良い子だし、私は貴方の事とても好きよ」
エリシアの言葉に、ティミーは目を見開いた。
エリシアは首を傾げ、不思議そうにティミーの表情を見詰める。
「どうしたの?」
「いえ......その」
ティミーはソワソワしながら、クッションをぎゅっと握りしめ、小さく息を吸う。
聞きたい。
本当に私は......。
「私、良い子ですか......?」
不安そうにエリシアを見上げながら、ティミーは問い掛ける。
その瞳は先程よりも何処か不安定に揺れている様にも感じた。
しかしエリシアはニッコリと微笑み、即答する。
「良い子よ。とっても素直だし、言いたい事もキチンと言える。それに、礼儀も正しいしね」
「そう、でしょうか......エリシアさんには、そう見えますか?」
「勿論。どうかしたの?」
「......それなら、どうしてお父さんとお母さんは私を......」
ティミーは途中まで言いかけた言葉にハッとし、唇を強く噛む。
これ以上、自分の事を話して良いのだろうか。
話した所で、どうにもならない。
なら、話さない方が良いのだろうか。
話した所で、迷惑を掛けてしまうのでは無いだろうか──。
「あっ、えっと、何でもないです! えへへ」
「......そう? 何かあったら遠慮無く話してね。暫くはウチにいるんだから」
「は、はい。ありがとうございます」
ティミーは丁寧にお辞儀をすると、お茶を飲み干し一息吐いた。
すると同時に、廊下からドタバタと音が聞こえ、ティミーとエリシアは扉の方へと視線を向ける。
「あら、男性陣がお風呂から出たみたいね」
「そうですね。でも、なんでしょう......なんか凄く嫌な予感が......」
ティミーは背筋がゾクっとするのを感じ、扉を開けてはいけないと直感する。
しかし時は既に遅く、扉が勢い良く開かれた。
「わーーー!! パパがいじめる~~!」
ティミーとエリシアの目に、全裸で部屋に入ってくるヴェノルの姿が飛び込んだ。
隠すべき所が隠れていない状況に、エリシアは目を丸くして、あまり驚いてはいない様だが、ティミーは固まり、思わず大声を上げる。
「キャーーーー!! ヴェノル! 何してんの!」
「ティミー! 助けてよパパが頭乱暴に拭くの~!」
「ちょっ、こっち来ないで! とにかく服を着て来なさい!!」
「ふぎゃ!!」
ティミーはクッションをヴェノルの顔面に当て、ヴェノルはその衝撃で部屋の外まで吹っ飛ばされてしまった。
廊下で怒鳴り声でヴェイトがヴェノルの名前を叫んでいて、ティミーは顔を赤くしてもう一つのクッションに顔を埋める。
こんな調子で三週間もここに居られるのか、別の意味で不安になって来た。
オムライスや唐揚げ、サラダ等、沢山の料理がテーブルを埋め尽くす。
匂いに釣られたヴェノルが凄い勢いで部屋の扉を開き、エリシアとティミーの元へ駆け寄った。
「わぁ~!! 凄い!! ご馳走がいっぱい!」
「ママ~! お腹空いた~!」
「はいはい、沢山作りましたからね。おかわりも有るから沢山食べてね」
ヴェノルとシエンは椅子に座り、涎を垂らしそうにしつつも目を輝かせる。
少し遅れてヴェイトも姿を表した。
先程の軍服とは違い、シンプルな服装になっている。
テーブルに広げられる料理の多さに少し顔を引き攣らせていた。
「凄い量だな」
「ヴェノル君が沢山食べるって聞いたから。ティミーちゃんに普段食べてる量を聞いたらこんなになっちゃって」
ヴェノルの分だけ異様に多く並べられ、いつもなら少し広く感じるテーブルが狭く感じられ、エリシアは思わず苦笑した。
あの細い身体にどう見ても似合わぬ量だが、ティミーは見慣れたのか、気にせずにコップに水を注ぎ、それぞれの席に並べていく。
「ヴェノル、本当に沢山食べるんですよ。いつもウォックが旅費と睨めっこしてます」
「だろうな。食費の方がかかっているだろう」
苦笑いしつつもヴェイトも席につき、軽く息を吸った。
久々に家で食べれる料理に、内心ホッとしているのだろう。
「久々にゆっくり夕食が取れそうだ。エリシア、色々とありがとうな」
「良いのよ。さぁ、みんな召し上がれ」
「いただきます」
全員お行儀良く両手を合わせて食事の挨拶を交わすと、それぞれ自分のペースでご飯を食べていく。
他愛の無い話をしつつ、食べ散らかすヴェノルに手を焼きながらも、あっという間に楽しい食事の時間は過ぎていった。
「美味しかった。ご馳走様でした」
「ご馳走様でしたー!」
食事が終わると、ヴェノルとシエンはソファーに飛び乗り、お互い戯れ合うように擽りあっている。
ティミーは苦笑いすると、食器をまとめてキッチンに入り、シンクの上に優しく並べるとエリシアは腕をまくり、ニッコリと微笑んだ。
「さ、早く洗っちゃいましょう。私洗うから、ティミーちゃん拭いてくれるかしら?」
「は、はい。ありがとうございます」
エリシアは手早く汚れた食器を洗っていき、ティミーは何処か懐かしさを感じながら、渡された食器を拭いていった。
一方ヴェイトは着替えの準備をすると戯れ合うシエンとヴェノルの元へ行き、シエンに声を掛けた。
「シエン、一緒にお風呂入ろうか」
「本当!? パパとお風呂だ~! やったぁ」
シエンはヴェイトの足元にしがみつき、甘えるようにヴェイトを見上げる。
一方ヴェノルもヴェイトに飛び付き、ヴェイトは慌てて足に体重を掛けて体制が崩れないように足に力を入れた。
「コラっ、ヴェノル」
「俺も一緒に入る~!」
「何言ってるんだ、一人で入りなさい」
「や~だ! 一緒に入るの入るの~! 良いでしょ!」
「良くない! 一人で入りなさい」
ヴェノルを摘み上げソファーに下ろすと、シエンはヴェイトのズボンをグイグイと引っ張り、眩しいくらいの笑顔を見せた。
「パパ、ヴェノルお兄ちゃんも一緒じゃ駄目なの?」
「駄目だ。お風呂が狭くなるだろう?」
「狭く無いもん! 広いじゃん!」
「それでも駄目。シエンはどっちと入りたい?」
「どっちも!」
「あのねシエン」
「ねー! シエンも良いって言ってるし良いでしょ良いでしょ! お願いだよ~!」
「あーも、わかったわかった!」
駄々を捏ねるヴェノルが面倒になったのか、つい許可を出してしまう。
やってしまったと思いつつも、嬉しそうなシエンの顔を見ると気を許してしまった。
(早く済ませてゆっくりしたい所だが......出来るかな)
ヴェイトはシエンとヴェノルを風呂場へ連れて行き、なるべく手早く済ませようと心に決めた。
そんな賑やかな声が聞こえ、ティミーはヴェノルを気にしつつも、全ての皿を拭き終え、ふぅ、と一息吐く。
「エリシアさん、終わりました」
「ありがとう。ふふ、ヴェイトったら、三人でお風呂に入ったのね」
「すみません、ヴェノルが迷惑かけてしまって」
「良いのよ。賑やかな方が楽しいもの。さぁ、お茶でも飲んでゆっくりしましょ」
「はい」
ティミーは出された紅茶を一口飲み、ソファーに深く身体を沈めた。
今日一日、色々な事が有り心も身体も疲れてしまったのだろう。
少しだけ瞼が重くなるのを感じ、慌てて目を擦り身体を真っ直ぐに伸ばした。
その様子を見ていたエリシアは、仕草が面白かったのか軽く吹き出し、思わずティミーは顔を赤くする。
「え、エリシアさん笑わないで下さい」
「ふふっ、本当に可愛いわねティミーちゃん」
「そ、そんな事無いですってば」
ティミーは反論するも、エリシアはニコニコと微笑み、思わず頬を膨らませてしまう。
「もう、からかわないで下さい!」
「ごめんなさい、でも可愛くて......ふふ」
「うー......」
恥ずかしくなってしまったのか、俯きクッションで思わず顔を隠そうとする。
エリシアはティミーの頭を撫で、ごめんなさいと苦笑いしながら呟いた。
「ふふ、女の子ってやっぱり良いわね」
「そ、そうでしょうか?」
「えぇ。私も次は女の子が欲しいわ。ティミーちゃんみたいなね」
「そ、そんな......事......」
「可愛いし、素直で良い子だし、私は貴方の事とても好きよ」
エリシアの言葉に、ティミーは目を見開いた。
エリシアは首を傾げ、不思議そうにティミーの表情を見詰める。
「どうしたの?」
「いえ......その」
ティミーはソワソワしながら、クッションをぎゅっと握りしめ、小さく息を吸う。
聞きたい。
本当に私は......。
「私、良い子ですか......?」
不安そうにエリシアを見上げながら、ティミーは問い掛ける。
その瞳は先程よりも何処か不安定に揺れている様にも感じた。
しかしエリシアはニッコリと微笑み、即答する。
「良い子よ。とっても素直だし、言いたい事もキチンと言える。それに、礼儀も正しいしね」
「そう、でしょうか......エリシアさんには、そう見えますか?」
「勿論。どうかしたの?」
「......それなら、どうしてお父さんとお母さんは私を......」
ティミーは途中まで言いかけた言葉にハッとし、唇を強く噛む。
これ以上、自分の事を話して良いのだろうか。
話した所で、どうにもならない。
なら、話さない方が良いのだろうか。
話した所で、迷惑を掛けてしまうのでは無いだろうか──。
「あっ、えっと、何でもないです! えへへ」
「......そう? 何かあったら遠慮無く話してね。暫くはウチにいるんだから」
「は、はい。ありがとうございます」
ティミーは丁寧にお辞儀をすると、お茶を飲み干し一息吐いた。
すると同時に、廊下からドタバタと音が聞こえ、ティミーとエリシアは扉の方へと視線を向ける。
「あら、男性陣がお風呂から出たみたいね」
「そうですね。でも、なんでしょう......なんか凄く嫌な予感が......」
ティミーは背筋がゾクっとするのを感じ、扉を開けてはいけないと直感する。
しかし時は既に遅く、扉が勢い良く開かれた。
「わーーー!! パパがいじめる~~!」
ティミーとエリシアの目に、全裸で部屋に入ってくるヴェノルの姿が飛び込んだ。
隠すべき所が隠れていない状況に、エリシアは目を丸くして、あまり驚いてはいない様だが、ティミーは固まり、思わず大声を上げる。
「キャーーーー!! ヴェノル! 何してんの!」
「ティミー! 助けてよパパが頭乱暴に拭くの~!」
「ちょっ、こっち来ないで! とにかく服を着て来なさい!!」
「ふぎゃ!!」
ティミーはクッションをヴェノルの顔面に当て、ヴェノルはその衝撃で部屋の外まで吹っ飛ばされてしまった。
廊下で怒鳴り声でヴェイトがヴェノルの名前を叫んでいて、ティミーは顔を赤くしてもう一つのクッションに顔を埋める。
こんな調子で三週間もここに居られるのか、別の意味で不安になって来た。
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