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第九章 求める居場所
心配する気持ち
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その後、お風呂上がりでホカホカの状態になりながらシエンとヴェノルが嬉しそうに戻ってきた。
ヴェノルの頭には大きなタンコブが出来ていて、きっとヴェイトに殴られたのだろうとティミーは察する。
暫くしてヴェイトも戻り、サラサラの髪は更に艶が出ていて、ティミーは思わず息を呑んだ。
「お帰りなさい。ヴェイトさんって髪の毛凄く綺麗ですね」
「ただいま。そうかな? 使っているシャンプーが良いのかもしれないね。お風呂場にあるから自由に使うと良いよ」
「は、はい。ありがとうございます。あとすみません、ヴェノルが迷惑を掛けてしまって」
「あぁ、別に構わないが......身体が大きい子供だよな本当に」
これで本当に二十歳なのか疑問に思うが、本人が言い張るのだから本当なのだろう。
そんなやり取りをしていると、エリシアがティミーの背中を優しく押し、ニッコリと微笑みながら口を開いた。
「さぁさぁ、今度はティミーちゃんが入ってきなさい」
「えっ、そんな、私最後でも大丈夫ですよ」
「良いのよ、さぁ先に入っちゃって」
「あ、ありがとうございます。それじゃあ、お先に......」
「部屋を出て左に行くと脱衣所とお風呂があるからね。着替えは脱衣所の引き出しの三番目に入ってるのを使ってね」
「は、はい! では、行ってきます」
「いってらっしゃい」
エリシアにお風呂の順番を譲られ、ティミーは申し訳ない気持ちになりペコリとエリシアとヴェイトに向けてお辞儀をする。
パタパタ部屋を出るとエリシアはシエンとヴェノルに近づき、優しく微笑んだ。
「二人共、二階で遊んできたらどうかしら? ぬいぐるみやおもちゃも沢山あるわよ」
「え、本当!? シエン、行こうよ!」
「うん! パパとママが沢山買ってくれるんだよ! 遊ぼ遊ぼ!」
「うん! じゃあ俺達二階で遊んでくるね!」
「いってらっしゃい。あまり煩くしちゃだめよ」
「はーい!」
ヴェノルとシエンは元気良く返事を返すと、ドタバタと二階に駆け上がる。
二人共気が合うなと思いつつも、エリシアは苦笑いしながらソファーにゆっくりと座った。
「随分賑やかになったな」
「えぇ。シエンも喜んでいるみたいだし、丁度良かったみたいね」
ヴェイトもエリシアの隣に腰を下ろし、ゆっくりと息を吐く。
ヴェノルの世話で疲れてしまったのか、少し疲労感を感じている様だ。
そんなヴェイトを心配しつつ、エリシアはヴェイトの顔を覗き込んだ。
「大丈夫?」
「まぁ、うるさいのには慣れているからな」
「ふふ、ベルスとは違った意味で煩そうね」
「それで、何か話があるんだろう?」
エリシアは苦笑いしつつも、その表情は直ぐに暗くなる。
ヴェイトも真剣な表情になり、様子を伺うようにエリシアを見詰めた。
「どうした?」
「あの子、ちょっと無理しているみたいに見えるわ」
「ティミーか」
「えぇ。なんか、無理していると言うか......何処か自分を押さえ込んでいる感じがするの」
「......そうか」
エリシアはギュッとスカートを握り、何処か遠くを見詰める様に顔を上げた。
その瞳はどこか不安そうで、ヴェイトは優しくエリシアの頭を撫で、落ち着かせようとする。
「俺も、正直此処に連れてきて良いか悩んだよ。でも、こうするしか無かった。あの軍に居させるよりは......大総統の目からも離れるし此処の方が安全だと思ったから」
「そうね。それにあの子、自分を見失いそうな感じでちょっと不安を感じるの。明るく振る舞ってはいるけれど、何というか......一人で色んな事を抱え込んでいるような」
「思う事が、色々あるんだろうな」
ヴェイトは俯き、小さく息を吐く。
マッドの事もあるが、それ以外にも要因が有ると分かっていた。
「色々な感情がぐちゃぐちゃになっているんだろう。だから、余計に軍にいさせるわけにはいかなかった。あんな情緒不安定な状態だと、本当に周りの連中に何されるかわからないからな」
「そうね。あんなに可愛い子、直ぐに襲われちゃうわ。ふふ、本当に可愛い子ねティミーちゃん」
「......本当に。笑った顔はあの人にそっくりだよ。そっくり過ぎて......」
ヴェイトは続きの言葉を言いかけたが、喉の奥に押し込める様に口を閉じた。
そのまま俯き手で目元を押さえ、深く息を吐く。
「......護らなきゃ。俺が必ず」
「ヴェイト......」
エリシアはヴェイトの頭を自分の肩に乗せ、そのまま優しく撫で始める。
ヴェイトはされるがままに目を閉じ、撫でられる感触を静かに味わった。
「ねぇヴェイト」
「......ん?」
「さっき私が大丈夫? って聞いたの、どういう意味か分かっているでしょう?」
「......うん、分かっているよ」
「ヴェイトのほうこそ、無理しちゃダメよ」
「分かってる。でも、今はまだ......あの子に話せない、から」
そのまま瞳を閉じ、ヴェイトは静かに寝息を立て始める。
「もう......ふふ、疲れているのね。いつもありがとう、ヴェイト」
エリシアは苦笑いしつつ、そのままヴェイトの頭を撫で続けた。
暫くするとティミーが戻り、エリシアは暖かく彼女を迎え入れる。
エリシアの肩に頭を乗せて眠っているヴェイトを見て、ティミーは思わず笑みを溢した。
「戻りました......あ、ヴェイトさん、寝てるんですね」
「お帰りなさい。そうみたいね。最近忙しそうにしていたから、疲れているのかもしれないわ。家に帰ってきたのも二週間ぶりだからね」
「そうなんですね」
小さく寝息を立てるヴェイトの頭をエリシアは優しく撫で続ける。
安心しきっている表情に、ティミーは思わず笑みを浮かべた。
「でも、穏やかに眠っています」
「ふふ、そうね」
「きっと、ヴェイトさんにとってエリシアさんの隣は落ち着ける場所なんですよ」
ティミーは何処か悲しげな表情で微笑み、眠るヴェイトを見詰める。
「私の隣も、落ち着ける場所だったら良かったのに」
無意識に呟いた言葉にハッとし、ティミーは慌てて首を振り焦った顔でエリシアに視線を向けた。
「あっ! な、なんでも無いです! えっと、エリシアさんお風呂どうぞ! って、そっか、ヴェイトさん寝ちゃってたら行けませんよね......えっと」
この話題を出したくないと、ティミーは無理矢理話を逸らそうとするが、エリシアは優しく微笑み、ティミーに落ち着く様に促した。
「ティミーちゃん落ち着いて。大切な人を自分の隣に置きたい気持ち、よく分かるわよ」
「え、エリシアさん、違うんです私は」
「ティミーちゃん」
エリシアは真剣な表情でティミーを見詰める。
その瞳にティミーはキュッと息を詰まらせ、唇を軽く噛み、エリシアの続きの言葉を待つ。
「大切な人の側に居てあげたい、大切な人の力になりたいという気持ちに良い悪いなんて無いのよ」
「エリシアさん......」
「私もね、ヴェイトが辛い時に側に居てあげなきゃって思ってずっと側にいた。でも、側に居続ける事が困難な事だってあったの。拒絶される事も何度もあった。その時は、距離を置く事も大切なのよ」
「......お二人の間にも、そんな事があったんですか?」
ティミーは信じられない、と言った表情をする。
仲睦まじい夫婦なのに、そのような事が有ったのだろうかと半信半疑のようだ。
エリシアは目を細めて、ヴェイトの髪を優しく撫で続けながら言葉を続けていく。
「シエンを身篭る前に色々あってね。でも私はそれでも離れなかったし、離れるつもりも無かったわ」
「どうして、ですか?」
ティミーが問いかけると、エリシアは穏やかに微笑み、ヴェイトの頭を撫でる手を止める。
「例えどんな事を犯しても、ヴェイトは誰よりも優しいって分かっていたから」
ヴェノルの頭には大きなタンコブが出来ていて、きっとヴェイトに殴られたのだろうとティミーは察する。
暫くしてヴェイトも戻り、サラサラの髪は更に艶が出ていて、ティミーは思わず息を呑んだ。
「お帰りなさい。ヴェイトさんって髪の毛凄く綺麗ですね」
「ただいま。そうかな? 使っているシャンプーが良いのかもしれないね。お風呂場にあるから自由に使うと良いよ」
「は、はい。ありがとうございます。あとすみません、ヴェノルが迷惑を掛けてしまって」
「あぁ、別に構わないが......身体が大きい子供だよな本当に」
これで本当に二十歳なのか疑問に思うが、本人が言い張るのだから本当なのだろう。
そんなやり取りをしていると、エリシアがティミーの背中を優しく押し、ニッコリと微笑みながら口を開いた。
「さぁさぁ、今度はティミーちゃんが入ってきなさい」
「えっ、そんな、私最後でも大丈夫ですよ」
「良いのよ、さぁ先に入っちゃって」
「あ、ありがとうございます。それじゃあ、お先に......」
「部屋を出て左に行くと脱衣所とお風呂があるからね。着替えは脱衣所の引き出しの三番目に入ってるのを使ってね」
「は、はい! では、行ってきます」
「いってらっしゃい」
エリシアにお風呂の順番を譲られ、ティミーは申し訳ない気持ちになりペコリとエリシアとヴェイトに向けてお辞儀をする。
パタパタ部屋を出るとエリシアはシエンとヴェノルに近づき、優しく微笑んだ。
「二人共、二階で遊んできたらどうかしら? ぬいぐるみやおもちゃも沢山あるわよ」
「え、本当!? シエン、行こうよ!」
「うん! パパとママが沢山買ってくれるんだよ! 遊ぼ遊ぼ!」
「うん! じゃあ俺達二階で遊んでくるね!」
「いってらっしゃい。あまり煩くしちゃだめよ」
「はーい!」
ヴェノルとシエンは元気良く返事を返すと、ドタバタと二階に駆け上がる。
二人共気が合うなと思いつつも、エリシアは苦笑いしながらソファーにゆっくりと座った。
「随分賑やかになったな」
「えぇ。シエンも喜んでいるみたいだし、丁度良かったみたいね」
ヴェイトもエリシアの隣に腰を下ろし、ゆっくりと息を吐く。
ヴェノルの世話で疲れてしまったのか、少し疲労感を感じている様だ。
そんなヴェイトを心配しつつ、エリシアはヴェイトの顔を覗き込んだ。
「大丈夫?」
「まぁ、うるさいのには慣れているからな」
「ふふ、ベルスとは違った意味で煩そうね」
「それで、何か話があるんだろう?」
エリシアは苦笑いしつつも、その表情は直ぐに暗くなる。
ヴェイトも真剣な表情になり、様子を伺うようにエリシアを見詰めた。
「どうした?」
「あの子、ちょっと無理しているみたいに見えるわ」
「ティミーか」
「えぇ。なんか、無理していると言うか......何処か自分を押さえ込んでいる感じがするの」
「......そうか」
エリシアはギュッとスカートを握り、何処か遠くを見詰める様に顔を上げた。
その瞳はどこか不安そうで、ヴェイトは優しくエリシアの頭を撫で、落ち着かせようとする。
「俺も、正直此処に連れてきて良いか悩んだよ。でも、こうするしか無かった。あの軍に居させるよりは......大総統の目からも離れるし此処の方が安全だと思ったから」
「そうね。それにあの子、自分を見失いそうな感じでちょっと不安を感じるの。明るく振る舞ってはいるけれど、何というか......一人で色んな事を抱え込んでいるような」
「思う事が、色々あるんだろうな」
ヴェイトは俯き、小さく息を吐く。
マッドの事もあるが、それ以外にも要因が有ると分かっていた。
「色々な感情がぐちゃぐちゃになっているんだろう。だから、余計に軍にいさせるわけにはいかなかった。あんな情緒不安定な状態だと、本当に周りの連中に何されるかわからないからな」
「そうね。あんなに可愛い子、直ぐに襲われちゃうわ。ふふ、本当に可愛い子ねティミーちゃん」
「......本当に。笑った顔はあの人にそっくりだよ。そっくり過ぎて......」
ヴェイトは続きの言葉を言いかけたが、喉の奥に押し込める様に口を閉じた。
そのまま俯き手で目元を押さえ、深く息を吐く。
「......護らなきゃ。俺が必ず」
「ヴェイト......」
エリシアはヴェイトの頭を自分の肩に乗せ、そのまま優しく撫で始める。
ヴェイトはされるがままに目を閉じ、撫でられる感触を静かに味わった。
「ねぇヴェイト」
「......ん?」
「さっき私が大丈夫? って聞いたの、どういう意味か分かっているでしょう?」
「......うん、分かっているよ」
「ヴェイトのほうこそ、無理しちゃダメよ」
「分かってる。でも、今はまだ......あの子に話せない、から」
そのまま瞳を閉じ、ヴェイトは静かに寝息を立て始める。
「もう......ふふ、疲れているのね。いつもありがとう、ヴェイト」
エリシアは苦笑いしつつ、そのままヴェイトの頭を撫で続けた。
暫くするとティミーが戻り、エリシアは暖かく彼女を迎え入れる。
エリシアの肩に頭を乗せて眠っているヴェイトを見て、ティミーは思わず笑みを溢した。
「戻りました......あ、ヴェイトさん、寝てるんですね」
「お帰りなさい。そうみたいね。最近忙しそうにしていたから、疲れているのかもしれないわ。家に帰ってきたのも二週間ぶりだからね」
「そうなんですね」
小さく寝息を立てるヴェイトの頭をエリシアは優しく撫で続ける。
安心しきっている表情に、ティミーは思わず笑みを浮かべた。
「でも、穏やかに眠っています」
「ふふ、そうね」
「きっと、ヴェイトさんにとってエリシアさんの隣は落ち着ける場所なんですよ」
ティミーは何処か悲しげな表情で微笑み、眠るヴェイトを見詰める。
「私の隣も、落ち着ける場所だったら良かったのに」
無意識に呟いた言葉にハッとし、ティミーは慌てて首を振り焦った顔でエリシアに視線を向けた。
「あっ! な、なんでも無いです! えっと、エリシアさんお風呂どうぞ! って、そっか、ヴェイトさん寝ちゃってたら行けませんよね......えっと」
この話題を出したくないと、ティミーは無理矢理話を逸らそうとするが、エリシアは優しく微笑み、ティミーに落ち着く様に促した。
「ティミーちゃん落ち着いて。大切な人を自分の隣に置きたい気持ち、よく分かるわよ」
「え、エリシアさん、違うんです私は」
「ティミーちゃん」
エリシアは真剣な表情でティミーを見詰める。
その瞳にティミーはキュッと息を詰まらせ、唇を軽く噛み、エリシアの続きの言葉を待つ。
「大切な人の側に居てあげたい、大切な人の力になりたいという気持ちに良い悪いなんて無いのよ」
「エリシアさん......」
「私もね、ヴェイトが辛い時に側に居てあげなきゃって思ってずっと側にいた。でも、側に居続ける事が困難な事だってあったの。拒絶される事も何度もあった。その時は、距離を置く事も大切なのよ」
「......お二人の間にも、そんな事があったんですか?」
ティミーは信じられない、と言った表情をする。
仲睦まじい夫婦なのに、そのような事が有ったのだろうかと半信半疑のようだ。
エリシアは目を細めて、ヴェイトの髪を優しく撫で続けながら言葉を続けていく。
「シエンを身篭る前に色々あってね。でも私はそれでも離れなかったし、離れるつもりも無かったわ」
「どうして、ですか?」
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
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