借金を遺産相続した男爵令息は王子殿下に溺愛される/過去を失った運命の番は、公爵令息に溺愛される

Matcha45

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借金を遺産相続した男爵令息は王子殿下に溺愛される

一度だけ※※

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「一度・・・・・・」


「・・・・・・」


「ご自分で?」


「ああ」


「その──失礼ですが、もう元気でいらっしゃいますよね?」


 私は金髪で少し隠れた殿下の横顔を見ていたが、服の上からでも分かるくらい、下半身が膨らんでいることにも気がついていた。


「君が綺麗だからだ。私は、どうも男色家みたいでね。綺麗な男性を見ると、反応してしまうんだ。そう、例えば──君のような」


 殿下は私のヒラヒラした寝間着の上に手を乗せると、布の上から胸の辺りを撫でていた。薄い素材のせいか、少し透けていて恥ずかしかった。


 私はグラスから手を離すと、殿下の手を退けようとして彼の手を掴んだ。


「殿下──お戯れを」


「君をずっと見ていたんだ。睡蓮のように美しい君に、触れてみたいと思っていた」


「す、睡蓮?!」


 びっくりし過ぎて、変な所から声が出てしまった。まさか男の私が、花に例えられる日が来るとは思いもよらなかった。


 殿下の瞳に映る私を見ていたが、殿下は私に近づくと、両手で両頬を挟み、キスをしていた。


「んっ・・・・・・」


 拙いキスを愛らしく感じていると、殿下は顔を赤らめながら下を向いていた。


「殿下? もしかして、ファーストキスでしたか?」


「すまない、下手くそで」


「そんな事ありません」


 心の籠もった拙いキスに、私は殿下が可愛い弟のような気がしていた。殿下の顎を掴むと、唇の上からそっと唇を重ねる。


「私も、初めてです」


「本当か?! それにしては手慣れているな」


「私は書物で、知識を得ておりますから」


「でも、見るのと実際にやるのは違うだろう?」


「そうですね」


 私は殿下にキスをすると、唇と唇の間に舌を割り入れ、吸い上げた。モゴモゴと動いていた殿下だったが、唇を離すと顔を真っ赤にしていた。


「はぁっ。やっぱり、初めてでは無いのではないか? 凄すぎるぞ」


「殿下、気持ちよかったですか?」


「ああ。君と触れ合っているだけで、どうにかなってしまいそうなほど興奮しているし、気持ちよくなってしまっている」


 私は殿下のガウンに手を掛けると前をはだけさせて、ガウンを脱がせた。ソファーの上にそれが落ちると、殿下の白い肌が露わになる。


 ソファーから立ち上がり、床の上に膝をつくと、すっかり反り上がっている殿下の竿を片手で持ち、指先で上下に扱きながら裏筋を舐めていた。


「殿下、気持ちいいですか?」


「そんなところをっ、舐めるのか?」


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