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プロローグ
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高坂拓真は生まれながらにして『霊能力』を持っていた。
それも『感じる』とか『見える』などという単純な物ではなく、『霊』と『会話』ができるのが『当たり前』というほどの『霊能力』の持ち主であった。
彼にとっては『当たり前』のことでも一般人には『変人』にしか見えない。
さらに驚くべきは、彼は『神格』を持つものも見えたことだ。
ただし、彼自身はそういう知識が無いので、『霊』と『神霊』の区別が出来ていない。
彼にとって『霊』とは生物と区別できない対象なので、それによる『弊害』は大きく友達と言える者はいなかった。
それは大人になっても変わることなく、彼はより不信感を募らせて孤独になっていった。
一応社会人として仕事はしているが人間関係を築けるわけもなく、彼にとって働き場所は文字通り『仕事場』であり、仕事が終われば帰宅するだけのところに過ぎなかった。
もちろん、異性に対して好意など持てるはずもなく、また異性に対する発情的意識も欠けていた。
それほど彼の人間不信は根深いものであった。
極度の人間不信ではあるものの、彼自身それでいいとは思ってはいない。
何とかできないものかと考えるのだが、今のところ良い答えは出ない。
なので、とりあえず神頼みくらいはと神社通いする程度であった。
そんなある日、もはや日課となった神社通いをする彼の前に『着物の美女』が現れた。
「……幽霊でしょうか?」
「この神社の守護神と思っていただけると嬉しいのですが……」
「守護神……つまり、守り神的な?」
「そうなりますね」
拓真は彼女が『付喪神』の類だと勘違いする。
それというのも、彼にとって『神』とは万物に宿るモノという認識が当たり前だったからだ。
つまり、彼にとっての『神』とはあくまでも『物に付いた高尚な霊』であり、神や仏と呼ばれる存在とは同じだとは思わなかったのだ。
彼にとって神や仏とは結局のところ自分たちを見守る者であり、人の身で会うことなど敵わない存在なのだ。
「それで、その『守り神』様がどのような御用なのでしょうか?」
「ようやく『タクマ』殿の望みを叶える『用意』が整いました。ですが、その『望み』を叶えるにはこの世界との『別れ』を意味します。それでもタクマ殿はご自身の望みを叶えたいとお考えでしょうか?」
「それは……」
俺の望みが叶う。
それは熱望して止まない願い。
だが、そのためには『今の自分』という存在をこの世界から抹消するということらしい。
正直なところこの世界には未練は無い。
というのも、今の俺にはこの世界の生き物に対する『感情』が『無い』に等しいからだ。
それは肉親も幼馴染であっても同じだ。
『愛情』も『親しみ』もまるで感じない。
つまり俺にとって『人』も『霊』もただそこに存在するモノにしか過ぎなかった。
「もし、俺がこの世界を捨てたらどういう扱いになるんですか?」
「最初からいなかったという風に周りの記憶が修正されます」
「俺の荷物なんかは……?」
『処分した上で、異世界の通貨に変換してお渡しします」
「それはありがたいですね。では、お願いします」
「後悔はしませんか?」
「後悔ができるほど良い記憶が無いですからね」
無感情のままに言う俺を悲しそうな表情で見る着物の美女。
なんとなくだが、この表情には見覚えがある。
……ああ。まだ両親が俺に関心があったころに見せた表情と同じだ。
自分たちに見えない物が見えるというだけで勝手に嘘つきの子というレッテルを張られ、信じてもらえないということが子供に与える影響は計り知れない。
そのうち無関心になっていく周りと一緒に居れば彼自身が他人に対して無関心になるのも致し方ないだろう。
「分かりました。では、『向こうの神』の下に送りますね」
「お願いします」
そういった瞬間、拓真の視界は真っ暗になる。
そして視界に色が戻った時、拓真は真っ白な建物の中に建っていたのである。
「ようこそ、高坂拓真さん。私はこの世界の神『アマランティ』と申します」
「この世界ってことはここはもう地球とは関係が無いってことなのかな?」
「厳密に言えば違いますが、そう思っていただいてもかまいませんよ」
「俺はこれからどんな世界に行くんですか?」
「貴方にとっては『普通』であり、また『刺激的』な場所ですね」
「どういう意味ですか?」
「行けばすぐ分るでしょう」
「それは『今のまま』でも大丈夫な場所なんですか?」
「…そうですね。身体は向こうの世界に合わせます。あと、当面の生活費はあなたの貯金や所持品を向こうの貨幣に変換して持たせます。そして最後に『神の恩恵』を一つ与えましょう」
「神の恩恵?」
「簡単に言えば『スキル』と呼ばれるモノです。貴方に分かるように言えば、『霊能力』もその一つと言えるでしょう」
「なるほど」
霊能力は拓真にとってはただの余計な能力に過ぎない。
だがそれが『特殊能力』というモノならある意味諦めもつく。
そして、これから行く世界ではそれが『当たり前』の世界だということだ。
「神の恩恵は人を選びません。また、どんな能力が与えられるかも……」
「身体を向こうの世界に合わせる時『霊能力』はどうなるのでしょう?」
「それも向こうの世界に沿ったモノに変化するでしょうね。では、まずは身体を向こうの世界の人と同じに合わせてしまいましょう」
「…お願いします」
「では……」
アマランティが掌を拓真に向けると、拓真の身体が光りだす。
すると、身体に何かが溢れるような感じがし、また脳に向こうの世界の知識が流れ込んでくる。
「さあ、身体の造りはこれで良いでしょう。神の恩恵は送り出すときにお渡ししますね。では、少し『お浚い』ということでこれから行く世界について話しましょう」
女神アマランティの話は俺の肉体改造時に流れてきた知識を照らし合わせるものだった。
世界の名は『クリステリア』。
戦技と魔法が発達した世界で、猛獣よりも恐ろしい『魔物』が溢れてる。
この世界ではすべての人がそれなりに特殊能力を持って生まれてくる。
それはある意味、『魔物』に対するために神が授けた神の恩恵だろうと言われている。
だが、魔物に対抗する能力を得た人々は今度は種族間で争いを起こすようになった。
争いは千年にも渡って続いたがついに終止符が打たれる。
そして、すべての国が休戦協定を結ぶことになり現在に至る。
ある程度のいざこざはどの国にも起こっているものの、国同士の争いは無くなっている。
そして、世界中にある程度の共同定義が設けられ自由に行き来できるようにもなった。
それぞれ国の方針には口を出さないことになっていたので国内での内輪揉めにはノータッチ、国によって発展具合も大きく違うし殺伐とした国もあるのだ。
まあ、大抵は住みよい国ばかりなのだが……。
「それで、俺には何か頼みたいことでもあるのですか?」
「まあ、それほど複雑なことではありませんよ。タクマ殿に頼みたいのは世界中を見て回って欲しいということだけです」
「それだけですか?」
「それだけと言いますがクリステリアの広さは地球とほぼ同じですよ?しかも、車のような乗り物はありませんから何十年かかるか……」
「確かにそれはちょっと辛いかも」
「だからこその頼みごとなのです。まあ、その分の寿命と肉体の衰えは手心を加えましたからお願いしますね」
「…やるだけやってみるよ」
「まあ、無理をなさらない程度で良いですからね。では、そろそろ送らせていただきますね」
「ちなみに、スキルはどうやって確認すればいいんですか?」
「それなら、『ステータスオープン』と心の中で思うだけで確認できますよ」
「分かった」
「では、そろそろ……」
「お願いします」
そういった瞬間、俺の視界は光に包まれ身体は浮き上がるような感覚を感じるのだった。
それも『感じる』とか『見える』などという単純な物ではなく、『霊』と『会話』ができるのが『当たり前』というほどの『霊能力』の持ち主であった。
彼にとっては『当たり前』のことでも一般人には『変人』にしか見えない。
さらに驚くべきは、彼は『神格』を持つものも見えたことだ。
ただし、彼自身はそういう知識が無いので、『霊』と『神霊』の区別が出来ていない。
彼にとって『霊』とは生物と区別できない対象なので、それによる『弊害』は大きく友達と言える者はいなかった。
それは大人になっても変わることなく、彼はより不信感を募らせて孤独になっていった。
一応社会人として仕事はしているが人間関係を築けるわけもなく、彼にとって働き場所は文字通り『仕事場』であり、仕事が終われば帰宅するだけのところに過ぎなかった。
もちろん、異性に対して好意など持てるはずもなく、また異性に対する発情的意識も欠けていた。
それほど彼の人間不信は根深いものであった。
極度の人間不信ではあるものの、彼自身それでいいとは思ってはいない。
何とかできないものかと考えるのだが、今のところ良い答えは出ない。
なので、とりあえず神頼みくらいはと神社通いする程度であった。
そんなある日、もはや日課となった神社通いをする彼の前に『着物の美女』が現れた。
「……幽霊でしょうか?」
「この神社の守護神と思っていただけると嬉しいのですが……」
「守護神……つまり、守り神的な?」
「そうなりますね」
拓真は彼女が『付喪神』の類だと勘違いする。
それというのも、彼にとって『神』とは万物に宿るモノという認識が当たり前だったからだ。
つまり、彼にとっての『神』とはあくまでも『物に付いた高尚な霊』であり、神や仏と呼ばれる存在とは同じだとは思わなかったのだ。
彼にとって神や仏とは結局のところ自分たちを見守る者であり、人の身で会うことなど敵わない存在なのだ。
「それで、その『守り神』様がどのような御用なのでしょうか?」
「ようやく『タクマ』殿の望みを叶える『用意』が整いました。ですが、その『望み』を叶えるにはこの世界との『別れ』を意味します。それでもタクマ殿はご自身の望みを叶えたいとお考えでしょうか?」
「それは……」
俺の望みが叶う。
それは熱望して止まない願い。
だが、そのためには『今の自分』という存在をこの世界から抹消するということらしい。
正直なところこの世界には未練は無い。
というのも、今の俺にはこの世界の生き物に対する『感情』が『無い』に等しいからだ。
それは肉親も幼馴染であっても同じだ。
『愛情』も『親しみ』もまるで感じない。
つまり俺にとって『人』も『霊』もただそこに存在するモノにしか過ぎなかった。
「もし、俺がこの世界を捨てたらどういう扱いになるんですか?」
「最初からいなかったという風に周りの記憶が修正されます」
「俺の荷物なんかは……?」
『処分した上で、異世界の通貨に変換してお渡しします」
「それはありがたいですね。では、お願いします」
「後悔はしませんか?」
「後悔ができるほど良い記憶が無いですからね」
無感情のままに言う俺を悲しそうな表情で見る着物の美女。
なんとなくだが、この表情には見覚えがある。
……ああ。まだ両親が俺に関心があったころに見せた表情と同じだ。
自分たちに見えない物が見えるというだけで勝手に嘘つきの子というレッテルを張られ、信じてもらえないということが子供に与える影響は計り知れない。
そのうち無関心になっていく周りと一緒に居れば彼自身が他人に対して無関心になるのも致し方ないだろう。
「分かりました。では、『向こうの神』の下に送りますね」
「お願いします」
そういった瞬間、拓真の視界は真っ暗になる。
そして視界に色が戻った時、拓真は真っ白な建物の中に建っていたのである。
「ようこそ、高坂拓真さん。私はこの世界の神『アマランティ』と申します」
「この世界ってことはここはもう地球とは関係が無いってことなのかな?」
「厳密に言えば違いますが、そう思っていただいてもかまいませんよ」
「俺はこれからどんな世界に行くんですか?」
「貴方にとっては『普通』であり、また『刺激的』な場所ですね」
「どういう意味ですか?」
「行けばすぐ分るでしょう」
「それは『今のまま』でも大丈夫な場所なんですか?」
「…そうですね。身体は向こうの世界に合わせます。あと、当面の生活費はあなたの貯金や所持品を向こうの貨幣に変換して持たせます。そして最後に『神の恩恵』を一つ与えましょう」
「神の恩恵?」
「簡単に言えば『スキル』と呼ばれるモノです。貴方に分かるように言えば、『霊能力』もその一つと言えるでしょう」
「なるほど」
霊能力は拓真にとってはただの余計な能力に過ぎない。
だがそれが『特殊能力』というモノならある意味諦めもつく。
そして、これから行く世界ではそれが『当たり前』の世界だということだ。
「神の恩恵は人を選びません。また、どんな能力が与えられるかも……」
「身体を向こうの世界に合わせる時『霊能力』はどうなるのでしょう?」
「それも向こうの世界に沿ったモノに変化するでしょうね。では、まずは身体を向こうの世界の人と同じに合わせてしまいましょう」
「…お願いします」
「では……」
アマランティが掌を拓真に向けると、拓真の身体が光りだす。
すると、身体に何かが溢れるような感じがし、また脳に向こうの世界の知識が流れ込んでくる。
「さあ、身体の造りはこれで良いでしょう。神の恩恵は送り出すときにお渡ししますね。では、少し『お浚い』ということでこれから行く世界について話しましょう」
女神アマランティの話は俺の肉体改造時に流れてきた知識を照らし合わせるものだった。
世界の名は『クリステリア』。
戦技と魔法が発達した世界で、猛獣よりも恐ろしい『魔物』が溢れてる。
この世界ではすべての人がそれなりに特殊能力を持って生まれてくる。
それはある意味、『魔物』に対するために神が授けた神の恩恵だろうと言われている。
だが、魔物に対抗する能力を得た人々は今度は種族間で争いを起こすようになった。
争いは千年にも渡って続いたがついに終止符が打たれる。
そして、すべての国が休戦協定を結ぶことになり現在に至る。
ある程度のいざこざはどの国にも起こっているものの、国同士の争いは無くなっている。
そして、世界中にある程度の共同定義が設けられ自由に行き来できるようにもなった。
それぞれ国の方針には口を出さないことになっていたので国内での内輪揉めにはノータッチ、国によって発展具合も大きく違うし殺伐とした国もあるのだ。
まあ、大抵は住みよい国ばかりなのだが……。
「それで、俺には何か頼みたいことでもあるのですか?」
「まあ、それほど複雑なことではありませんよ。タクマ殿に頼みたいのは世界中を見て回って欲しいということだけです」
「それだけですか?」
「それだけと言いますがクリステリアの広さは地球とほぼ同じですよ?しかも、車のような乗り物はありませんから何十年かかるか……」
「確かにそれはちょっと辛いかも」
「だからこその頼みごとなのです。まあ、その分の寿命と肉体の衰えは手心を加えましたからお願いしますね」
「…やるだけやってみるよ」
「まあ、無理をなさらない程度で良いですからね。では、そろそろ送らせていただきますね」
「ちなみに、スキルはどうやって確認すればいいんですか?」
「それなら、『ステータスオープン』と心の中で思うだけで確認できますよ」
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