脱日常 -怒れる拳に火をつけろ-

デザーム

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突然の知らせ

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聖秀は脅威第一高校の生徒である。並外れた動体視力、校内1位の学業成績を持ち充実した生活を送っていた。

今日は普段より早く目が覚め、登校の準備をする。そしていつも家の前に寄ってくれる勇二を待つ。勇二は中学からの親友であり、いつも一緒に登校している。しかしその勇二が時間通りに迎えに来ない。何十分か待っても迎えに来なかったため、一人で学校まで行くことにした。

「あれっ、勇二の奴寝坊か!?らしくねーな!」

聖秀は学校に着いたら、後から来る勇二をいじってやろうと待ち構えていた。だが勇二が来る気配が一向にない。

ついにチャイムが鳴り教室は勇二の席だけが空いた状態となった。何か悲壮感を漂わせたクラス担任が教室に入る。

「ん?担任の様子がおかしいな。どうしたんだろ」

聖秀は違和感を感じた。

すると担任が言った。

「唐突の報告ですまない。勇二が昨日、病院に搬送された。何者かに暴行を受けたそうだ。」

聖秀はその知らせを聞いて、獄門高校の生徒によるものだと判断した。底知れぬ怒りが込み上げてくる。

獄門高校とは脅威第一高校の向かい側にある高校である。暴力、窃盗、退学・・・・・
問題児ばかり集まる不良校である。

つい先日、聖秀は勇二が獄門高校の生徒に絡まれているところを目撃していたのだ。聖秀は感情に任せたまま教室を飛び出した。


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