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新妻・卯月の仙台暮らし
29.尋ねました。
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仁さんはもともと、普通に会社勤めをしていたそうだ。八年ほど働いた後会社を辞め、暫くあちらこちらを放浪しているうちにこの辺り一帯で大規模な地震が起こった。その時彼は海外にいたのだけれど、仙台に住む友人の祖父が心配で帰国したそうだ。忙しい身の友人とバトンタッチする形で帰国後はそのおじいさんの家の片付けや仕事のサポートをして過ごす。おじいさんも年も年だし数年前に奥さんと死に別れた一人暮らしだったので、心配なのもあってそのまま同居を続けることに。ついでにそこを拠点にボランティアで復興の手伝いなどに奔走していたらしい。
「爺さんの方はもう落ち着いたんだけどね。そのまま結局ここに居つくことになったんだ」
「へぇー」
何でも仁さんの言うには、街のサイズがちょうど良いらしい。コンパクトに必要な施設が纏まっていて、足を延ばせばすぐ緑生い茂る山にも豊かな海にも手が届くので、過ごしやすいと感じているそうだ。
確かにそうかも、とその意見に頷いていると、伊都さんがピョコンと立ち上がった。
「伊都さん?」
「あの、お手洗いに……」
「伊都。トイレならそこ真っすぐ行って、突き当りを曲がったとこだ」
半個室の出入口を出て行こうとした所で仁さんが伊都さんに声を掛ける。伊都さんは了解を示すように、真剣な表情でコクリと頷きを返してから出て行った。その一連の遣り取りを目にしていた私は思った。
うーむ、はっきり言って仁さんって過保護……!
「ご夫婦ではないと先ほど伺いましたが」
仁さんが傾けた烏龍茶の入ったグラスが、カランと音を立てた。ん?って感じで首を傾ける。私は慎重に声を落とした。
「もしかして仁さんって伊都さんのこと……」
「はぁ?!」
私の言わんとしていた意味を正確に読み取ったらしい。しかし仁さんはドンと、グラスをテーブルに置いて目を剥いた。
「ないない!あるわけ、ない!」
と、猛然と抗議の声を上げた。私はちょっと拍子抜けしてしまう。今の今、私の中ではカッチリ腑に落ちたばかりだったからだ。
人付き合いが苦手な伊都さんは当然恋愛にも疎そうだ。そんな伊都さんを憎からず思う近しい男性である仁さん。突かず離れず、彼女の気持ちが自分に向くのを大きな気持ちで待っている……なんてそんなロマンスの図式がポン!とトースターから飛び出したばかりの焼き上がったトーストのように、頭に浮かんだところだったのだ。
「でも、ものすっごく過保護ですよね」
そう、たぶん普通は分かりやすく表示されているであろう居酒屋のトイレの場所まで解説するのは、人見知りの伊都さんが店員さんに話し掛けるのを躊躇うだろうと予測してのことだと考えたのだ。それでなくともご飯を作ったり、社交性の低い伊都さんを励まして店番をやらせたり……と何くれとなく彼は彼女の世話を焼き、見守っている。これを過保護と言わずして、何と言おうか。
すると仁さんはフッと自嘲気味に口元を緩めた。
「負債を返しているだけだよ」
それは笑顔なのに―――瞳の奥は静かなような不思議な表情。
「負債……?」
尋ね返すと、仁さんはニコッと再び邪気の無い微笑みを取り戻した。
「第一、伊都は俺の好みと掛け離れてますから」
「好み、ですか」
そうして今度はニヤリと揶揄うように破顔した。
「実は卯月さん―――みたいな子が好みなんです」
「……へっ……?」
「見た目も話し方も……優しい所も、好みです」
「なっ……え、え?!」
突然褒め言葉を浴びせかけられた私はパニックだ。どう返答して良いか分からずオタオタしていると、仁さんはいかにも楽しそうに噴き出すのだった。
「ぷっ……アハハ。真っ赤ですね」
指摘されて思わずほっぺたに手をやる。その時漸く、はぐらかされたのだと気が付いた。
「冗談ですね?!揶揄うなんて、酷いです!」
「いや、ホントに本気ですよ」
どうやら仁さんはこれ以上、さっきの話を続けたくないようだ。彼にとっては私のような単純な思考回路の人間を煙に巻くのは簡単なことなのだろう。そう思ったけれども―――相手が話したくないことまで踏み込みたいとは思わない。私はそれ以上、二人の間柄について追及するのを再び諦めることにした。
ちょうどそこへ伊都さんが戻って来た。なぜかオドオドと視線を動かし、焦った様子で言い訳を述べる。
「スミマセン!あの、あのあの……トイレ分かりづらくて!遅くなりました……」
彼女は焦りつつも、ちょこんと私の横に腰掛ける。
「……どうしました?」
そして咄嗟に受け答えする言葉が出て来ない私の顔を、我に返った様子の伊都さんがキョトンと覗き込む。私は慌てて首を振った。
「何でも無いです。ええと、店長さんがひどい冗談を言っただけで」
「冗談……?」
首を傾げる伊都さんは、今度はもの問いたげに仁さんを見る。
「そんなことないんだけどね……あ、俺もちょっとトイレ」
いそいそと、今度は店長が立ち上がった。
「大丈夫ですか?」
伊都さんが心配気に私を見守る。もともとは伊都さんの目の届かないところでこっそり尋ねてしまった私の質問が切っ掛けだった。それを説明するのも微妙だな、と逡巡していると割と直ぐに仁さんが戻って来る。
「そろそろ出ましょうか」
「あ、はい」
仁さんがお会計を済ませてくれたのだと気が付いたのはその時だ。恐縮しきりの私に、仁さんは鷹揚に笑ってくれた。
それからバッグを手に半個室を出る。廊下を戻ろうとすると、伊都さんが何故かその前に立ちふさがっていた。
「伊都さん?」
「あの!こっちは混んでいますので、あちらから!その、あちらからグルっと回って行きませんか?」
明らかに強張った顔で挙動不審な様子の伊都さん。しかし仁さんは意に介さずに「何を訳の分からないことを言っているんだ」と軽く伊都さんを押しのけて歩き出す。迷ったけれども、伊都さんの言う道のりは多分出口に通じていないことは明白だった。
「伊都さん、行きましょ?」
と促して仁さんに付いて歩き出すと、伊都さんは肩を落としつつ大人しく後に付いて来た。
人が苦手だから、混んでいる場所を通りたくなかったのかな?でも体の大きな仁さんの後ろについて行けばそれほど人と接触しなくても大丈夫そうなものだけれど……。
そこで何気なく通り道の両脇に並ぶ半個室に目が行った。
見覚えのあるようなシルエットに、思わず視線が止まる。
「え……」
その半個室には背の高いスーツの男性がいた。椅子には座っていない。もしかして私達と同じように会計を済ませて店を出ようとしているのかもしれないけれど―――そうとも言い切れない状態だった。だって、その男性には同じようにスーツ姿の髪の長い女性が抱きついていたから。
「たっ……たけし、さん」
脊髄反射のように名を呼ぶと、その背の高いスーツの男性は振り向いた。
「うづき……」
呆然と私を見ている眼鏡の男性は、まさしく私の夫だった。その声に丈さんの胸に顔をうずめていた女性が顔を上げた。
「卯月さん、行きましょう」
グイッと大きな腕に肩を抱かれ、私は半ば引き摺られるように廊下を進んだ。女性の顔が見えるか見えないかのタイミングで、呆然とする私を仁さんが引っ張ってくれたのだった。
伊都さんは暫くその場に立ち止まったまま、キョロキョロと丈さんと私を交互に視線を向けていたけれども、いよいよ私達が店を出る時、慌てて一目散に走り寄って来たのだった。
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続けて読んでいただいている方々はご承知のことと思いますが、今回もそれほど揉めずに終わる予定です<(_ _)>
「爺さんの方はもう落ち着いたんだけどね。そのまま結局ここに居つくことになったんだ」
「へぇー」
何でも仁さんの言うには、街のサイズがちょうど良いらしい。コンパクトに必要な施設が纏まっていて、足を延ばせばすぐ緑生い茂る山にも豊かな海にも手が届くので、過ごしやすいと感じているそうだ。
確かにそうかも、とその意見に頷いていると、伊都さんがピョコンと立ち上がった。
「伊都さん?」
「あの、お手洗いに……」
「伊都。トイレならそこ真っすぐ行って、突き当りを曲がったとこだ」
半個室の出入口を出て行こうとした所で仁さんが伊都さんに声を掛ける。伊都さんは了解を示すように、真剣な表情でコクリと頷きを返してから出て行った。その一連の遣り取りを目にしていた私は思った。
うーむ、はっきり言って仁さんって過保護……!
「ご夫婦ではないと先ほど伺いましたが」
仁さんが傾けた烏龍茶の入ったグラスが、カランと音を立てた。ん?って感じで首を傾ける。私は慎重に声を落とした。
「もしかして仁さんって伊都さんのこと……」
「はぁ?!」
私の言わんとしていた意味を正確に読み取ったらしい。しかし仁さんはドンと、グラスをテーブルに置いて目を剥いた。
「ないない!あるわけ、ない!」
と、猛然と抗議の声を上げた。私はちょっと拍子抜けしてしまう。今の今、私の中ではカッチリ腑に落ちたばかりだったからだ。
人付き合いが苦手な伊都さんは当然恋愛にも疎そうだ。そんな伊都さんを憎からず思う近しい男性である仁さん。突かず離れず、彼女の気持ちが自分に向くのを大きな気持ちで待っている……なんてそんなロマンスの図式がポン!とトースターから飛び出したばかりの焼き上がったトーストのように、頭に浮かんだところだったのだ。
「でも、ものすっごく過保護ですよね」
そう、たぶん普通は分かりやすく表示されているであろう居酒屋のトイレの場所まで解説するのは、人見知りの伊都さんが店員さんに話し掛けるのを躊躇うだろうと予測してのことだと考えたのだ。それでなくともご飯を作ったり、社交性の低い伊都さんを励まして店番をやらせたり……と何くれとなく彼は彼女の世話を焼き、見守っている。これを過保護と言わずして、何と言おうか。
すると仁さんはフッと自嘲気味に口元を緩めた。
「負債を返しているだけだよ」
それは笑顔なのに―――瞳の奥は静かなような不思議な表情。
「負債……?」
尋ね返すと、仁さんはニコッと再び邪気の無い微笑みを取り戻した。
「第一、伊都は俺の好みと掛け離れてますから」
「好み、ですか」
そうして今度はニヤリと揶揄うように破顔した。
「実は卯月さん―――みたいな子が好みなんです」
「……へっ……?」
「見た目も話し方も……優しい所も、好みです」
「なっ……え、え?!」
突然褒め言葉を浴びせかけられた私はパニックだ。どう返答して良いか分からずオタオタしていると、仁さんはいかにも楽しそうに噴き出すのだった。
「ぷっ……アハハ。真っ赤ですね」
指摘されて思わずほっぺたに手をやる。その時漸く、はぐらかされたのだと気が付いた。
「冗談ですね?!揶揄うなんて、酷いです!」
「いや、ホントに本気ですよ」
どうやら仁さんはこれ以上、さっきの話を続けたくないようだ。彼にとっては私のような単純な思考回路の人間を煙に巻くのは簡単なことなのだろう。そう思ったけれども―――相手が話したくないことまで踏み込みたいとは思わない。私はそれ以上、二人の間柄について追及するのを再び諦めることにした。
ちょうどそこへ伊都さんが戻って来た。なぜかオドオドと視線を動かし、焦った様子で言い訳を述べる。
「スミマセン!あの、あのあの……トイレ分かりづらくて!遅くなりました……」
彼女は焦りつつも、ちょこんと私の横に腰掛ける。
「……どうしました?」
そして咄嗟に受け答えする言葉が出て来ない私の顔を、我に返った様子の伊都さんがキョトンと覗き込む。私は慌てて首を振った。
「何でも無いです。ええと、店長さんがひどい冗談を言っただけで」
「冗談……?」
首を傾げる伊都さんは、今度はもの問いたげに仁さんを見る。
「そんなことないんだけどね……あ、俺もちょっとトイレ」
いそいそと、今度は店長が立ち上がった。
「大丈夫ですか?」
伊都さんが心配気に私を見守る。もともとは伊都さんの目の届かないところでこっそり尋ねてしまった私の質問が切っ掛けだった。それを説明するのも微妙だな、と逡巡していると割と直ぐに仁さんが戻って来る。
「そろそろ出ましょうか」
「あ、はい」
仁さんがお会計を済ませてくれたのだと気が付いたのはその時だ。恐縮しきりの私に、仁さんは鷹揚に笑ってくれた。
それからバッグを手に半個室を出る。廊下を戻ろうとすると、伊都さんが何故かその前に立ちふさがっていた。
「伊都さん?」
「あの!こっちは混んでいますので、あちらから!その、あちらからグルっと回って行きませんか?」
明らかに強張った顔で挙動不審な様子の伊都さん。しかし仁さんは意に介さずに「何を訳の分からないことを言っているんだ」と軽く伊都さんを押しのけて歩き出す。迷ったけれども、伊都さんの言う道のりは多分出口に通じていないことは明白だった。
「伊都さん、行きましょ?」
と促して仁さんに付いて歩き出すと、伊都さんは肩を落としつつ大人しく後に付いて来た。
人が苦手だから、混んでいる場所を通りたくなかったのかな?でも体の大きな仁さんの後ろについて行けばそれほど人と接触しなくても大丈夫そうなものだけれど……。
そこで何気なく通り道の両脇に並ぶ半個室に目が行った。
見覚えのあるようなシルエットに、思わず視線が止まる。
「え……」
その半個室には背の高いスーツの男性がいた。椅子には座っていない。もしかして私達と同じように会計を済ませて店を出ようとしているのかもしれないけれど―――そうとも言い切れない状態だった。だって、その男性には同じようにスーツ姿の髪の長い女性が抱きついていたから。
「たっ……たけし、さん」
脊髄反射のように名を呼ぶと、その背の高いスーツの男性は振り向いた。
「うづき……」
呆然と私を見ている眼鏡の男性は、まさしく私の夫だった。その声に丈さんの胸に顔をうずめていた女性が顔を上げた。
「卯月さん、行きましょう」
グイッと大きな腕に肩を抱かれ、私は半ば引き摺られるように廊下を進んだ。女性の顔が見えるか見えないかのタイミングで、呆然とする私を仁さんが引っ張ってくれたのだった。
伊都さんは暫くその場に立ち止まったまま、キョロキョロと丈さんと私を交互に視線を向けていたけれども、いよいよ私達が店を出る時、慌てて一目散に走り寄って来たのだった。
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続けて読んでいただいている方々はご承知のことと思いますが、今回もそれほど揉めずに終わる予定です<(_ _)>
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