50 / 375
捕獲されまして。<大谷視点>
26.そう言う事です。
しおりを挟む
「……と、いう訳なんです」
ペロリと亀田課長に購入していただいたオムライスを平らげ、温かいお茶を啜って落ち着いた私は、テーブルを挟んで向かい合う彼にこれまでの経緯を掻い摘んで説明した。勿論以前食堂で三好さんが課長に関して語った事や、私が勝手に推測している彼女の微妙な心理には触れなかった。ただ自販機の傍で話を聞いていたらしい彼女にバッタリ出くわした事実と、その日の帰りに彼女にお茶に誘われ問い詰められ、私が咄嗟についてしまった嘘についてだけ。つまり表面的な事しか語っていない。
「そうか……」
声は重く深刻な表情に見えるけれど、既に胡坐を掻いて座る亀田の左横にはその大きな手で撫でられデローンと長く体を伸ばすウサギが寄り添っている。いつもは夕飯を食べ終わってからケージから解放しているのだが、カツサンドを速攻で平らげソワソワしてケージを気にしている亀田を放置する事が出来なかったのだ。しかし立派なスーツのズボンにウサギの毛が付いてしまうのは、全く気にならないのかね?上着はハンガーに掛けて避難済みなんだけれども。かと言って私の部屋着を提供する気にはなれない、どうせサイズも合わないしね。
「俺は別に構わないぞ、ウサギ好きだとバレたって」
「え?」
「と、言うかどうでも良くなって来た。以前はそんな事バラしたら気味悪がられるだろうと思って敢えて口には出さなかったんだが―――気味悪がられようと何しようと……どっちにしろ、俺のミミはもうこの世にいないんだし」
「……課長……」
自嘲気味に呟く亀田。強がってはいるものの、全く吹っ切れていないのが見え見えだった。何だか自棄になっているように見える。
「全然平気そうに見えないんですけど。やっぱりミミの事話題にされるのはまだ辛いんじゃないですか?うータンが傍に居ない状況でミミの話するのって、厳しそう」
「……っ」
亀田が辛そうに眉を顰める。きっと図星だったんだろう。ミミの事を口に出す行為は、まだ痛みを伴うように見える。忙しなくうータンの白い毛皮を撫でる仕草で、何となくそれが伝わって来る。
それにしても、私も言うようになったもんだ。
前回『自分だって、相当おかしいって自覚ありますか』なんて暴言を吐いてしまって、それを聞いた亀田が馬鹿笑いした。それ以来、亀田と話す時に感じていた遠慮や緊張なんかが、吹き飛んでしまったような気がする。
しかし元はと言うとこの話の主眼は、私のやらかしちゃった事をどうするかって事であって、ドヤ顔で亀田を諫めたって何も解決はしないのだ。まさに八方塞がり、どうしようもない。それとも不審に思われても頑なにこれ以上情報を出さないよう努めるか。更に嘘を上塗りしないよう、三好さんを避け続けるとか……同じ課では難しいかなぁ。三好さんが亀田課長に直接尋ねるかもしれないし。そうなれば亀田課長にも嘘を吐かせなければならなくなる。
「でも初対面の女の子を『うータン』呼びしているって状況も……違和感ありまくりですよね。そっちの方が課長のイメージダウンが大きそう」
私が溜息を吐くと、亀田課長は何食わぬ顔で首を捻った。
「別に俺の『イメージ』が地に落ちたって問題はないがな。元々そんなに他人によく思われるような人間でも無い。女扱いは下手だし、人に気を使える人間でも無い。会社内で俺をよく思っている人間の方が少ないくらいだ。商品イメージに泥を塗るような事があるなら別だが―――今ほとんど外回りに出ない俺が若い女に振り回されているらしい……くらいの噂で、仕事に何か影響があるとは思えん。既婚者でも無いし」
「ええと、それはそうかもしれませんが―――対外的にって言うより、課内的にまずくないですか?ほら、三好さんの期待を裏切ってしまうのは……」
「?―――別に三好はそんな事は気にしないだろう?仕事に関わる事でも無いし、俺が残念な人間かどうかって事を、奴がそんなに気にするとは思えん」
ムムム……亀田課長は本人も自覚している通り、やはり女心に疎いのだろう。何処までの気持ちかは分からないが、三好さんが亀田課長に憧れの気持ちを持っていて、理想の上司、若しくは男性だと神聖視しているのは確実だろうに。だけど三好さんの乙女心(?)を私見で勝手に解説するのも、何だか気が引けるしなぁ。ハッキリ明言された部分は少ないし、何より暴露しているみたいで嫌だ。
「元々アイツ等……目黒と三好は俺の事を『コワモテ冷徹銀縁眼鏡』なんて陰で言って笑っているくらいだからな」
ムスッと横を向く亀田課長を見て、私はちょっと目を細めた。
「何ですか?それ……『コワモテれいてつ……』?」
「『コワモテ冷徹銀縁眼鏡』それが俺の渾名らしい―――お前は知らないのか」
ブッと私は思わず噴き出してしまった。
「それ……渾名ですか?確かに課長は『銀縁眼鏡』ですけど」
そうそう、私も確かに『あの強面』とか『銀縁冷徹眼鏡』って心の中で亀田を呼んでいた。皆やっぱり考える事は同じなんだなぁ。しかしピッタリ過ぎる……ククク……『コワモテ冷徹銀縁眼鏡』……ちょっと長いけど、なんてシックリ来る渾名なんだろう。
「おい、口が笑ってるぞ」
低い声に、咄嗟に私は片手でパッと口を塞いで誤魔化そうとした。
「別に『ピッタリ』なんて思っていませんよ……!」
「思ってるんだろうが」
憮然と呟く亀田が面白い。チャラいイメージについてはあまり気にしていないようだけど、『コワモテ冷徹銀縁眼鏡』は気になるのか。図星と言うか似合い過ぎているから嫌なのかな。
「まあ……よくよく考えるとこうして付き合ってもいない『若い女性』の家に上がり込んでいる状況が既に、知り合って間もない相手を渾名呼びしている事よりよっぽど微妙な話題かもしれないな」
少し冷静になった様子の亀田は考え込むようにそう言った。
やっと……やっと、その事に気付いてくれたか……!
遅過ぎるけどね!そもそも私の事『若い女性』って認識しているって事実に驚いちゃうな。これまでのその『若い女性』に対する遠慮の無さは、何だったんだって言いたくなる。まあ、ウサギ欠乏症でボロボロのズタズタでおかしくなっちゃったから、常識とか吹っ飛んでしまったのかもしれないけれど。
それにキリっと真面目顔で整然と話をしているようだけど―――左手でウサギを堪能するのは止められないみたい。何処かずれてるんだよなぁ、この人。職場ではちゃんとしているのに。
しかし亀田の言う事は、尤もだと思った。
「そうですね、ウチに遊びに来ている事を知ったら余計に三好さん―――ショックを受けるかもしれません」
「何故三好がショックを受けるんだ?呆れるならまだしも」
「それは―――ええと」
亀田課長、やっぱ全然三好さんの気持ちに気が付いて無いんだな。
私は何と言って続けて良いか分からなくなった。だから「あ、そう言えば」と言って「今日うータンのブラッシングしようと思っていたんですけど……課長やってみます?」と話を逸らした。
「え?いいのか?」
案の定パッと表情を明るくした亀田に、余計な毛を服に着けないようにいつも用意しているうータン専用のバスタオルとプラスチックコームを渡すと「おっ、やっぱレッキス種は手触りが違うな……」などと言いつつ喜々として毛づくろいに挑戦し始めた。
うーん、チョロイ。
仕事でもこうだと楽なんだけどな。
ペロリと亀田課長に購入していただいたオムライスを平らげ、温かいお茶を啜って落ち着いた私は、テーブルを挟んで向かい合う彼にこれまでの経緯を掻い摘んで説明した。勿論以前食堂で三好さんが課長に関して語った事や、私が勝手に推測している彼女の微妙な心理には触れなかった。ただ自販機の傍で話を聞いていたらしい彼女にバッタリ出くわした事実と、その日の帰りに彼女にお茶に誘われ問い詰められ、私が咄嗟についてしまった嘘についてだけ。つまり表面的な事しか語っていない。
「そうか……」
声は重く深刻な表情に見えるけれど、既に胡坐を掻いて座る亀田の左横にはその大きな手で撫でられデローンと長く体を伸ばすウサギが寄り添っている。いつもは夕飯を食べ終わってからケージから解放しているのだが、カツサンドを速攻で平らげソワソワしてケージを気にしている亀田を放置する事が出来なかったのだ。しかし立派なスーツのズボンにウサギの毛が付いてしまうのは、全く気にならないのかね?上着はハンガーに掛けて避難済みなんだけれども。かと言って私の部屋着を提供する気にはなれない、どうせサイズも合わないしね。
「俺は別に構わないぞ、ウサギ好きだとバレたって」
「え?」
「と、言うかどうでも良くなって来た。以前はそんな事バラしたら気味悪がられるだろうと思って敢えて口には出さなかったんだが―――気味悪がられようと何しようと……どっちにしろ、俺のミミはもうこの世にいないんだし」
「……課長……」
自嘲気味に呟く亀田。強がってはいるものの、全く吹っ切れていないのが見え見えだった。何だか自棄になっているように見える。
「全然平気そうに見えないんですけど。やっぱりミミの事話題にされるのはまだ辛いんじゃないですか?うータンが傍に居ない状況でミミの話するのって、厳しそう」
「……っ」
亀田が辛そうに眉を顰める。きっと図星だったんだろう。ミミの事を口に出す行為は、まだ痛みを伴うように見える。忙しなくうータンの白い毛皮を撫でる仕草で、何となくそれが伝わって来る。
それにしても、私も言うようになったもんだ。
前回『自分だって、相当おかしいって自覚ありますか』なんて暴言を吐いてしまって、それを聞いた亀田が馬鹿笑いした。それ以来、亀田と話す時に感じていた遠慮や緊張なんかが、吹き飛んでしまったような気がする。
しかし元はと言うとこの話の主眼は、私のやらかしちゃった事をどうするかって事であって、ドヤ顔で亀田を諫めたって何も解決はしないのだ。まさに八方塞がり、どうしようもない。それとも不審に思われても頑なにこれ以上情報を出さないよう努めるか。更に嘘を上塗りしないよう、三好さんを避け続けるとか……同じ課では難しいかなぁ。三好さんが亀田課長に直接尋ねるかもしれないし。そうなれば亀田課長にも嘘を吐かせなければならなくなる。
「でも初対面の女の子を『うータン』呼びしているって状況も……違和感ありまくりですよね。そっちの方が課長のイメージダウンが大きそう」
私が溜息を吐くと、亀田課長は何食わぬ顔で首を捻った。
「別に俺の『イメージ』が地に落ちたって問題はないがな。元々そんなに他人によく思われるような人間でも無い。女扱いは下手だし、人に気を使える人間でも無い。会社内で俺をよく思っている人間の方が少ないくらいだ。商品イメージに泥を塗るような事があるなら別だが―――今ほとんど外回りに出ない俺が若い女に振り回されているらしい……くらいの噂で、仕事に何か影響があるとは思えん。既婚者でも無いし」
「ええと、それはそうかもしれませんが―――対外的にって言うより、課内的にまずくないですか?ほら、三好さんの期待を裏切ってしまうのは……」
「?―――別に三好はそんな事は気にしないだろう?仕事に関わる事でも無いし、俺が残念な人間かどうかって事を、奴がそんなに気にするとは思えん」
ムムム……亀田課長は本人も自覚している通り、やはり女心に疎いのだろう。何処までの気持ちかは分からないが、三好さんが亀田課長に憧れの気持ちを持っていて、理想の上司、若しくは男性だと神聖視しているのは確実だろうに。だけど三好さんの乙女心(?)を私見で勝手に解説するのも、何だか気が引けるしなぁ。ハッキリ明言された部分は少ないし、何より暴露しているみたいで嫌だ。
「元々アイツ等……目黒と三好は俺の事を『コワモテ冷徹銀縁眼鏡』なんて陰で言って笑っているくらいだからな」
ムスッと横を向く亀田課長を見て、私はちょっと目を細めた。
「何ですか?それ……『コワモテれいてつ……』?」
「『コワモテ冷徹銀縁眼鏡』それが俺の渾名らしい―――お前は知らないのか」
ブッと私は思わず噴き出してしまった。
「それ……渾名ですか?確かに課長は『銀縁眼鏡』ですけど」
そうそう、私も確かに『あの強面』とか『銀縁冷徹眼鏡』って心の中で亀田を呼んでいた。皆やっぱり考える事は同じなんだなぁ。しかしピッタリ過ぎる……ククク……『コワモテ冷徹銀縁眼鏡』……ちょっと長いけど、なんてシックリ来る渾名なんだろう。
「おい、口が笑ってるぞ」
低い声に、咄嗟に私は片手でパッと口を塞いで誤魔化そうとした。
「別に『ピッタリ』なんて思っていませんよ……!」
「思ってるんだろうが」
憮然と呟く亀田が面白い。チャラいイメージについてはあまり気にしていないようだけど、『コワモテ冷徹銀縁眼鏡』は気になるのか。図星と言うか似合い過ぎているから嫌なのかな。
「まあ……よくよく考えるとこうして付き合ってもいない『若い女性』の家に上がり込んでいる状況が既に、知り合って間もない相手を渾名呼びしている事よりよっぽど微妙な話題かもしれないな」
少し冷静になった様子の亀田は考え込むようにそう言った。
やっと……やっと、その事に気付いてくれたか……!
遅過ぎるけどね!そもそも私の事『若い女性』って認識しているって事実に驚いちゃうな。これまでのその『若い女性』に対する遠慮の無さは、何だったんだって言いたくなる。まあ、ウサギ欠乏症でボロボロのズタズタでおかしくなっちゃったから、常識とか吹っ飛んでしまったのかもしれないけれど。
それにキリっと真面目顔で整然と話をしているようだけど―――左手でウサギを堪能するのは止められないみたい。何処かずれてるんだよなぁ、この人。職場ではちゃんとしているのに。
しかし亀田の言う事は、尤もだと思った。
「そうですね、ウチに遊びに来ている事を知ったら余計に三好さん―――ショックを受けるかもしれません」
「何故三好がショックを受けるんだ?呆れるならまだしも」
「それは―――ええと」
亀田課長、やっぱ全然三好さんの気持ちに気が付いて無いんだな。
私は何と言って続けて良いか分からなくなった。だから「あ、そう言えば」と言って「今日うータンのブラッシングしようと思っていたんですけど……課長やってみます?」と話を逸らした。
「え?いいのか?」
案の定パッと表情を明るくした亀田に、余計な毛を服に着けないようにいつも用意しているうータン専用のバスタオルとプラスチックコームを渡すと「おっ、やっぱレッキス種は手触りが違うな……」などと言いつつ喜々として毛づくろいに挑戦し始めた。
うーん、チョロイ。
仕事でもこうだと楽なんだけどな。
1
あなたにおすすめの小説
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
先輩に退部を命じられた僕を励ましてくれたアイドル級美少女の後輩マネージャーを成り行きで家に上げたら、なぜかその後も入り浸るようになった件
桜 偉村
恋愛
みんなと同じようにプレーできなくてもいいんじゃないですか? 先輩には、先輩だけの武器があるんですから——。
後輩マネージャーのその言葉が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
そのため、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると錯覚していたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。そこに現れたのが、香奈だった。
香奈に励まされてサッカーを続ける決意をした巧は、彼女のアドバイスのおかげもあり、だんだんとその才能を開花させていく。
一方、巧が成り行きで香奈を家に招いたのをきっかけに、二人の距離も縮み始める。
しかし、退部するどころか活躍し出した巧にフラストレーションを溜めていた武岡が、それを静観するはずもなく——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
先輩×後輩のじれったくも甘い関係が好きな方、スカッとする展開が好きな方は、ぜひこの物語をお楽しみください!
※基本は一途ですが、メインヒロイン以外との絡みも多少あります。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
王弟が愛した娘 —音に響く運命—
Aster22
恋愛
弟を探す旅の途中、身分を隠して村で薬師として生きていたセラは、
ハープの音に宿る才を、名も知らぬ貴族の青年――王弟レオに見初められる。
互いの立場を知らぬまま距離を縮めていく二人。
だが、ある事件をきっかけに、セラは彼の屋敷で侍女として働くことになり、
知らず知らずのうちに国を巻き込む陰謀へと引き寄せられていく。
人の生まれは変えられない。
それでも、何を望み、何を選ぶのかは、自分で決められる。
セラが守ろうとするものは、弟か、才か、それとも――
キャラ設定・世界観などはこちら
↓
https://kakuyomu.jp/my/news/822139840619212578
悪役令嬢と誤解され冷遇されていたのに、目覚めたら夫が豹変して求愛してくるのですが?
いりん
恋愛
初恋の人と結婚できたーー
これから幸せに2人で暮らしていける…そう思ったのに。
「私は夫としての務めを果たすつもりはない。」
「君を好きになることはない。必要以上に話し掛けないでくれ」
冷たく拒絶され、離婚届けを取り寄せた。
あと2週間で届くーーそうしたら、解放してあげよう。
ショックで熱をだし寝込むこと1週間。
目覚めると夫がなぜか豹変していて…!?
「君から話し掛けてくれないのか?」
「もう君が隣にいないのは考えられない」
無口不器用夫×優しい鈍感妻
すれ違いから始まる両片思いストーリー
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】
iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる