魔法剣士の禁呪魔法

修行開始......思いきや

そして、次の日


「ほんとに行くのかイツキ？」とダグ達が旅立つ前な言ってきた。
「うん、もっと強くなりたいからね」と言いイツキは荷物を馬車に乗せた。
「それでは、後のことは任せたぞルーカス」クロスもそう言い荷物を馬車に乗せた。
それから、イツキはずっと周りをキョロキョロしていた。


そろそろイツキが行くにも関わらず、まだシエルが来ないのだ
やっぱり、昨日の事まだ、怒っているのかなぁ、そんな事を思いシエルを待っていると、「イツキ君悪いがそろそろ出発だから乗ってくれ」とクロスが言いイツキは、
しょんぼりしながら馬車に乗ろうとした時、「イツキー、まってぇ」
と言い向こう側から走ってきたシエルが走ってきた。


イツキはクロスな馬車を止めてもらい、シエルの方へ行った。
「はぁはぁ、イツキこれ」と言いシエルはブレスレットをイツキに渡した。
「これ、シエル？」イツキが戸惑った感じで言うと、「これはお守りよ大事にしなさいね」とシエルが顔を真っ赤にして言った。


それを受け取り、腕につけたあと
、イツキは思いっきりシエルを抱きしめた。
「イ、イツキ？」とまた、更に顔を真っ赤にしてシエルが言うと「本当にありがとう、シエル」と何度も言った。
それを聞いたあと、シエルも「貴方は本当にもう帰ってきたら覚悟しなさいよ？」そう言いシエルは笑った。


そして、イツキたちはシエル達に挨拶をして、王都を出た。


「イツキ君、今度から私の事はクロスさんと呼びなさい、私も君をイツキと呼ぶから」と馬車に乗っている時クロスから急に言われたが、イツキは「はい、分かりました、クロスさん」と言いイツキは景色を見ていた。


「あっ、そうだクロスさん、目的地って何処なんですか？」とイツキが聴くと「最終的には帝都に行って私の師匠に合ってもらおうと思っているよ」と言いクロスは馬車を走らせていた。


「その帝都ってどの位で着くんですか？」とイツキが聴くとクロスは「馬車で１ヶ月位かな？」と言い笑っていた。
「１ヶ月ってクロスさん入学式まで、後8ヵ月しか無いんですよどうするんですか？」とイツキが、
焦って聴くと「大丈夫、大丈夫心配しなくても、何とかなるから」
と言い笑っていた。


気が付くともう王都は影も形も見えなかった。
イツキはそれが一瞬寂しくなったが、グッと堪えた。
そして、修行１日目は全く修行をせずに終わろうとしていた。
「あのぉ、クロスさん僕修行しなくていいんですか？」とイツキが聴くと「だって、今日やってもイツキは集中出来ないだろ？」と笑っていった。
「だから、明日の朝から、修行を始めるから、今日はグッスリ寝るように」と言いクロスは眠りについた。
その後、直ぐにイツキも眠った


そして、次の日まだ、日も出てない時間にイツキは、起き、学園から、持ってきた、剣を振っていた。
そして、日が上りはじめた頃にクロスも起きてきた。
「イツキ、やっぱり早いな」
と言いクロスは背伸びをしていた。


「おはようございます、クロスさん」と言いイツキは剣を置いた。
「おはよう、イツキ」とクロスも返した。
「じゃあ、そろそろ修行を初めてようか」と言いクロスが、剣を抜いた瞬間「キャー」と言う女の子の声が聞こえ、2人は声が聞こえた方へ急いだ。