吸血鬼は今夜も宵闇に笑う

夜乃

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「誕生日プレゼントは檜風呂です!!!」「!!?」(後編)

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さぁ、プレゼントは決まった。
俺、夜野(ヨルノ)と奥乃(オウナイ)は銭湯を貸切にして、ゆっくり入って貰おうと思ったんだが潤川(ウルウガワ)が何故か反対。
そして、含みのある微笑みをして今に至る訳だ。
俺達二人は説明待ちって訳だ。
潤川(ウルウガワ)はやけに自信満々だがねぇ....。
俺と奥乃(オウナイ)は同時に顔を見合わせ目で会話をする。
なんで喋らないのかって、そんなの潤川(ウルウガワ)に聞かれたら不味い会話だからに決まってる。

『おまえ、あれだいじょうぶなかおにみえるか?』
『みえるわけない。あれ、うみのときのおれらといっしょ。』
『だよな。』


やっぱりアイツも悪い予感しかないらしい。
話が進まないのでとりあえず話を聞いてみるとするか.....。


「で?潤川(ウルウガワ)の思い浮かんだ名案ってのは?」
「作りましょう!」
「は?」
「はい?」


何言ってんだ?
前編で無理って話になったばかりだよねぇ!?
ちょっと大丈夫か、この子。
奥乃(オウナイ)もポカーンってなってるし.....。


「あ、あの前編で却下された案のはずでは....?」
「えぇ。それは温泉を引いてくる事が不可能なんでしょ?なら、私達がお湯を作ればどうということはない。そうじゃない?」
「い、いや仮にそうだとしても場所と時間と材料と労力がねぇよっ!!何人だと思ってんだっ!!」
「人間なら、ね?」


あぁ....。
なんか読めてきたわ....。
そして、頭痛くなってきた.....。
そう、人間なら材料は買ってこなきゃいけないし、労力もいる。
けど、俺達吸血鬼なら_____


「檜は奥乃(オウナイ)、火は夜野(ヨルノ)、火力調節は私の風。場所は奥乃(オウナイ)の家のあのだだっ広い倉庫。これほど適した能力はないよね!」
「思った形で植物出すのって、すっごい疲れるんだけど.....。」
「作りましょう。」
「イエス、マムッ!!!」


さ、流石は潤川(ウルウガワ).........。
奥乃(オウナイ)を一瞬で黙らせやがった....っ!!
くそぅ、反撃できる人がもういねぇ.....っ!!
奥乃(オウナイ)が縋るような目で俺を見てくるが、すまん....。
俺に反撃する手立てはない....。


「夜野(ヨルノ)もそれでいいよネ?」
「はい....。」


この瞬間ガクッ、と奥乃(オウナイ)が膝から崩れ落ちる音が聞こえたが俺は聞こえない振りをした。
すまん、奥乃(オウナイ)。
俺もお前の立場なら同情する....。



と、言うことでやって来ました俺の家の倉庫~!!
いつまでもイジけていられません!
どうも、奥乃(オウナイ)です........。
夜野(ヨルノ)の薄情者~.........。
まぁ、俺も夜野(ヨルノ)が俺と同じ立場だったとしても助け舟は出せなかったな。
今回は俺が貧乏くじ引いたって事にしておこう。
さてさて、さっさと仕事に取り掛からないと怒られそうなので早々に仕事を片付けちゃおうか。


「夜野(ヨルノ)~!!そこのカタログ取って!!」
「カタログだぁ?これかぁ!?」


カタログがどれか分からなかったのか夜野(ヨルノ)がこちらへ向かって投げてきたのは、ウルちゃんが遊びに来た時に忘れていった本だった。
投げられた、ウルちゃんの本は僕を飛び越えて行き、倉庫の埃まみれの掃除が行き届いていない場所へと吸い込まれていった。
ふむ........。


「って、おぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!なんて事してくれるんだぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
「ん、あぁ悪い。違ったか?」
「違うよ!!!でも、問題はそこじゃねぇよっ!!!!!」
「あ?何言ってんだお前。テンション変わりすぎて誰かわかんなくなってんぞ。」
「そんな事はどうでもいいっ!!!いいかっ!!?よく聞けよっ!!?あれはなっ!!!ウルちゃんの本だっ!!それが何を意味しているか、わかるよな....?」


夜野(ヨルノ)からサッ、と血の気が引いた。
さっきまで俺の態度にイラつきを覚えていた顔が今では真っ白になり飛んでいった本の方へ首をギギギと音がしているかのように向ける。


「しょ、証拠隠滅を....。」


そ、そう来たか....。
だが、このままでは俺も怒られる....。
仕方ない....。


「乗った....。夜野(ヨルノ)も、燃やしちまえ.....。ウルちゃんが鉄板を買いに行ってる今しかねぇ....。」
「やっぱり俺がやるのかぁーーー!!?」
「当たり前だっ!!能力的にお前が一番適任だ!!」
「そ、そうだよな....。」


夜野(ヨルノ)が本を取りに行き、俺は玄関を確認しに行く。
よし、まだ帰って来ていないし、近くにもいない。
倉庫に戻り、本を確認するがやはりあちこちに汚れが付き、ページの所々に黒い油のシミが付いてしまっている。


「よ、よし、やっちまえ。今ならまだ間に合う....っ!」
「や、やるしかないのか....っ!!」


ガラッ!!


「ただいま~。あー、重かった....。」


終わったーーーーーーっ!!!!
帰ってきちゃったよ!!
証拠隠滅する寸前で!!
本を手に持ってる状態を見られたよ!!
確信犯じゃんっ!!!
一応、夜野(ヨルノ)の方へ顔を向けるがこちらは既に死んでいた....。
おい、先に死ぬなんてずるいぞっ!
こちとら、死ぬタイミング逃して中途半端に生きてるから余計辛いじゃないか!!!


「それは、誰の本?」


ギャーッ!!!!!!


「う、潤川(ウルウガワ)様の本でございます....。」
「ふーん、そっか。私はそんなに黒く本を汚した記憶がないんだけれど、お前達は何か知ってるか?」
「「ごめんなさいっ!!!!」」


土下座するしかないよね、もう。
プライドとか何もかも捨てて生きたいと懇願するしかないよね。
だってウルちゃん超怖いんだもん....。
あの眼力の強さは夜野(ヨルノ)がキレた時に匹敵するな....。
その夜野(ヨルノ)は今、俺と一緒に縮こまってるんだけど........。
とりあえず怖いが、何があったのか全て洗いざらい話した。
そして、再度土下座。

「はぁ....。奥乃(オウナイ)はまず夜野(ヨルノ)に書物を取らせること自体が間違ってるでしょ!!それに、夜野(ヨルノ)も面倒臭いからって何でもかんでも投げない!!い・い・ね?」
「「すいませんでしたぁ!!!!」」


し、死ぬかと思った....。
怒られてた時間はほんの数分だったのに体感時間は軽く1時間は超えてたぞ......。
夜野(ヨルノ)もフラフラだ。
こりゃあ、相当メンタルに来てるな....。
恐怖を忘れる為に、仕事をしよう。
うん、そうだ。
それがいい。
旅行か何かのカタログを手に取り、檜で出来た露天風呂の写真に集中する。
そして、頭の中でその形を練り上げていく。
水の漏れる隙間を作る事は許されない。
ぴったりと慎重に、形を作り今度は大きさを決める。
そして_____


「せーのっ!!!」
ドンッ!!


これで檜風呂の湯船は完成だ。
疲れた........。
後は、足場を作って鉄板付けて夜野(ヨルノ)の火をつける場所さえ確保したら完璧....だ.....。


誕生日まで残り5時間____!!



眠ってしまってしばらく起きそうにない奥乃(オウナイ)を部屋のソファに夜野(ヨルノ)に投げ捨てておいてもらって、残る作業は私と夜野(ヨルノ)で仕上げる事になった。
奥乃(オウナイ)はキチンと仕事を果たした。
次は私達が頑張る番だっ!!
______って思ったんだけどなぁ.....。
まさか、奥乃(オウナイ)を運んだ夜野(ヨルノ)まで一緒に寝てしまうとは思わなかったよね........。
やられた....っ!!
けれど、私的には普段のやる気のなさそうな顔と違ってあどけない寝顔を見られてラッ______
違います、嘘です、そんな事は微塵も考えておりません!!
顔が熱い....。
と、言うわけで残った工程をすべて私一人で組み上げ、誕生日1時間前に何とか完成させる事が出来た。
二人を起こし、夜野(ヨルノ)に羽鳥(ハドリ)を呼んでもらう。
もう、夜なので夜野(ヨルノ)が外に出ても平気な時間帯だ。


「どんな反応するだろうね??」
「喜ぶかドン引くかの二択だと思う。」


私の質問に真顔で答えてくる奥乃(オウナイ)。
そ、そんなに手作り嫌だったのかっ!!?
それから十分後、夜野(ヨルノ)から今から向かうと連絡が入り、湯船に水を入れ始める。
さてさて、どうなるかなぁ....。



さぁ、こっから先に俺の仕事はないっ!!!
解放されたぜっ!!!
後は火を起こす夜野(ヨルノ)と火の調整でウルちゃんが働くだけなので、残った俺は全力でお祝いするだけだ。
プレゼントが吉と出るか凶と出るかは今となってはどうでもいい。
ただ、無事に誕生日を過ごしてもらいたいものだ.........。



気持ちよく寝ていたら超不機嫌な顔でたたき起こされ、大急ぎで支度を整えたものの髪の毛はボサボサ、服はパジャマの状態です。
どうもお久しぶりです、羽鳥(ハドリ)です。
今日は、私の誕生日........なんですが実は夜野(ヨルノ)以外には誕生日を教えていないので二人とも知らないんだよね。
知ってる人は夜野(ヨルノ)だけ.....。
夜野(ヨルノ)は進んで人の誕生日を祝おうとする性格ではないのできっと祝ってくれない。
今更、今日誕生日なんだぁと二人に厚かましく言うほどの肝っ玉は座ってません。
なので、一人で惰眠を貪って過ごそうと思っていた矢先あの顔で起こされたんだから、私驚きを隠せませんよ。
ただ、あまりに怖かったのでそそくさ準備はしましたけどね。
しかし、どこに行くのやら。
起こしに来た時も、
「行くぞ。早く準備しろ。」
と、だけ言って部屋を出ていってしまったんだ。
ちなみに、今向かっている方角に私の知っている場所はない。
何しに行くんだか....。


「よっと、着いたぞ。行くぞ。」
「え、ちょっ待って待って!!どこ、ここ!?」
「あれ、お前来たことなかったか。ここは奥乃(オウナイ)の家だよ。」
「ふーん....。来たことなかったや....。って、えぇぇぇっ!!?一戸建て!!?一戸建てだよっ!?しかも、めちゃくちゃ広いし!!?豪邸....?豪邸なのか....?」
「落ち着けよ。そして豪邸ではない。一戸建てにしたらふつだろこれぐらい。」


ほへー....。
すごいや。
感動したわ。
で、結局ここまで来て何すんの?
今日の集合場所がここだってこと?


「何するかわかってねぇって事だな。まぁ、いい。入ればわかるだろ。行くぞ。」
「えっ、ちょ待っ........!」


話聞いちゃいねぇよ。
まぁ、ついて行くしかないのでとりあえず置いていかれない程度について行く。
玄関前....。
ゴクリ....。
なんか緊張してきた。
手馴れた手つきで夜野(ヨルノ)がドアを開け、中に入っていく。
恐る恐る中に入ると....。
空っぽだった。
何も無いし、誰もいない。
真ん中にテーブルが置いてあるだけ。
先に入っていった筈の夜野(ヨルノ)も何故かいなくなっている。
丸テーブルの上を見ると大きめのメモが1枚。
殴り書きしたような雑な字で、倉庫へ来い、と。
この字はきっと奥乃(オウナイ)の字だ。
筆圧は薄めで、書く効率だけを求めたような字。
倉庫と言われても、どう行けばいいのか分からなかったが、外に出れば分かるのではと外に出る。
そうすると丸わかりだった。
家のすぐ横、家と繋がっていたらしい。
なら、外に出ずに家の中を探した方が早かったんじゃ....と、思いながら倉庫の扉に手をかけ押し開ける_____。
ガラッ。


「「「誕生日おめでとう!!羽鳥(ハドリ)!!」」」
「.........。」
「あ、あれ!?何か悪かったか!?」
「い、いや嬉し....くて....。」


マジか。
マジでか....。
こんな感じに祝って貰えるとは思いもしなかった。
誕生日なんて、一人で迎えて一人で寂しくお祝いして過ぎていく。
そんな感じだと思っていた。
人から祝ってもらうのが、こんなに嬉しいものだなんて全然知らなかった。
あまりに嬉しくて、不覚にも涙を流してしまった。


喜んでもらえてよかった、と心の底から思った。
私には生まれてから夜野(ヨルノ)と出会うまでの間ずっと1人だった羽鳥(ハドリ)の寂しさを理解することはできないでいた。
何も考えなしに始まったこの企画、これからが本命なんだから、泣いてる暇はないぞ!!


「はい、じゃあプレゼント!!」
「誕生日プレゼントは檜風呂です!!」
「!!?」
「.............。」


緊張が走る。
喜んで貰えるかドン引くか、どっちかだろう。
私達三人は固唾を飲んで羽鳥(ハドリ)の反応を見守った。


「っ!!!ありがとぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!みんな~!!!」
「ぐえっ!」
「ぐふっ!」
「ごふっ!」


三人まとめて羽鳥(ハドリ)に抱きつかれた。
しかもすごい勢いで飛んできた羽鳥(ハドリ)に。
涙と鼻水で顔を濡らしながら。
いつもなら、冷たく返すであろう夜野(ヨルノ)でさえ今日は避けなかったし、何も言わなかった。
それだけではなく、なんと無言でそっぽを向きながらティッシュとハンカチを差し出している。
私と奥乃(オウナイ)は驚きで目を丸くして、しばらく目を疑った。


「何見てる。俺もこれぐらいはする。」
「なぁーんだ、やっぱり何だかんだ優しいんじゃん。普段からそーしたらいいのに。」
「奥乃(オウナイ)、歯を食いしばれ。吹っ飛ばす!」
「こ、こらこらこらっ!!主役を置いて暴れ始めないでもらおうかな!!?」


この二人はすぐこうだ。
放っておくと、こうなっているんだからなんともしようがない。


「そんなことより、早く入って貰おうよ!ね!?」
「もう入れるの!!?お風呂お風呂!!」
「わかった。準備する。」
「俺、なんもする事ないから夜野(ヨルノ)と一緒に外にいるね~。」


夜野(ヨルノ)と奥乃(オウナイ)は倉庫の外に出ていき、夜野(ヨルノ)が炎を灯す。
無論、私も部屋を出る。
風を送りながら、炎を調節する。


「羽鳥(ハドリ)~!!こんぐらいでいい??」
「うんー!もうちょっと、強くてもいいぐらいだけど、丁度いいよ~!!」


途中、夜野(ヨルノ)ネタでいじられた私が風の調節を誤り、火を強くしてしまうと言うハプニングはあったもののそれ以降はゆっくりとした時間を過ごした。
部屋が違う場所で話しているので、顔は見えないけれど声音で楽しんでくれているのがわかって私まで胸が熱くなってきた。


その次の日、長湯しすぎて羽鳥(ハドリ)は風邪をひいたらしい........。
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