ゆめ日記

nokko

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私の想い

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今日も残業
嫌な予感は当たって

私の不安が現実になる

昨日の余韻に勇気付けられて
私は外向きの私で装備する

強気な私
ツンとした
虫は寄せ付けない私

それでも
昨日の動揺を知られてる

そして見透かしたように言われる

「それは牽制ですか?」

首筋の彼のしるし
絆創膏でアピールされた
私の鎧

何でもないフリをする

「彼氏じゃない セフレなの
    ただ私は今彼で満足してるから
    他は考えてない
    彼氏は面倒だから要らないの」

冷めた女を気取ってみせる
サッパリした
外向きの私

不意に詰められる距離に
私の身体が一瞬で固まって動かない

彼のしるしに 指先が触れる

真っ直ぐ目を見てくる
相手の瞳には
脅えた私が映ってる

そう感じて
気を取り直す
心臓は痛いくらいだったけど

「触らないで」と声を出す

相手が何を考えてるのか
私には全然解らない
どう対応すればいいのか
頭の中が動揺して混乱する

「ごめんなさい。どんな人か興味があって」

一歩離れてくれたから
私は少しホッとする

そんな私を見て
「強がりさんなんですね」って笑われる

「なんだこいつ」

ヘタなマンガのシチュエーションが
目の前で繰り広げられてるようで

理解不能

そう思ってちょっと落ち着いて
無視して帰ろうと思ったら

矢が私に刺さるように
相手の言葉が突き刺さる

「セフレって虚しくなりません?
   だってイベントごと一緒に過ごせなくないですか?
   お子さんとも一緒に住んでないんでしょ?」

虚しくはならない
ただ寂しいのは確かで
でも世の中のカップルだって
当日必ず一緒に居るわけじゃないじゃない

子どもはイブが誕生日だけど
私は招かれていない
それでもいいと
離れたの

それなのに

刺さりすぎて
思わず泣きそうになる 

「イブ休みでしょう?一人で過ごすなら遊びに行きませんか?」
悪魔の囁きに聞こえたよ

泣きたくなくて
走って逃げてきた

傷めてる足が
今も悲鳴をあげてる

私の心も悲鳴をあげて
彼のメールにすぐ返信出来なかった

車に乗って
酷く泣いた
泣いて泣いて
スッキリして

暖かい飲み物を飲んで
この日記を読み返す

出逢ってからの全部を思い出して
彼の気持ちを考える

彼は私に愛情を持って接してくれる
確かに彼には彼女が居て
私はただのセフレなの

そもそも出逢いが出逢いだし
今の彼女と別れるまでに至る魅力が
私に無いだけだと解ってる

それは確かに哀しい
でも「ただの」とは言えない何かは
ちゃんと二人の間にあると思ってる

友達以上 恋人未満
それが1番正しい気がする

私は彼と触れ合いたい
心にも身体にもちゃんと触れたい

1番とか2番とか
確かにたまに頭をチラついて
胸がズキズキするんだけど

彼が悲しかったり
彼が傷付いてたり
彼が不安になったり
彼が虚しくなったり

その度に
私を思い出して
私に癒されて
私の想いを抱き締めて
私を愛してくれるなら

私は幸せなんだよ

たとえ今のように会えなくなっても
弱音吐いたり
愚痴聞いたり
誰にも言えないことこぼしたり

都合がいいと思えても
会いたい時に会っちゃったり

そうやって
たまに苦しくても
私は彼が大好きだから
好きすぎて離れられないから

私はせめて
彼にとって
1番の理解者でありたい

彼にそう思われるようになりたいの

ポッと出の良くわかんないイケメンに
幸せな記憶を汚されたくないの


彼の誕生日の前に
メールが送れてホッとした

だけど彼が今彼女と居るんだと思うと
0時を待ってお祝いを言うのはちょっと虚しい

そんな弱い私を赦してね

お誕生日おめでとう
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