ガラクタの少女

Olivia

文字の大きさ
13 / 13

13-欲しい物

しおりを挟む
それから数か月してほかのリサイクルショップで状態のよさそうな子を見つけた

H社の第3世代のミドルモデルがあった

説明をみるとOSが32Bitで処理装置のが2GB・・・ジャンクかな?

HDDをSSDに積みなおしてOSを64Bitでクリーンインストールしておけばライセンスも使えるかな・・・

まぁ、メモリは余っているのを適当にあてがうか・・・

これでもリズの入れ替えに使えそうだったけれど、回収を優先にして普通のアンドロイドとして構築する

姉の家庭は夫婦と子供2人、なにかと家事にアンドロイドを使うのが普通になっていた

F1Mがもう古いから、そういってH3Mを代わりに渡す

確かに第1世代のモデルはそろろそ電源とか基板がダメかもしれないな・・・と思っていたやさきに

部屋につれてかえってシードのプログラムをいれて再起動したリズが起動しなくなる

たぶんマザーボードが終わったんだと思う

ちょうどネットで同じ型の1つ上のモデルのボードだけ売っているのを見つけた

記憶装置を新しいケースに乗せ換えればいいのだけれどなんとなくボードの交換を試してみた

届いたボードを入れ替える

リズの記憶装置をつなぐ前に空の記憶装置をセットしてOSを入れてみる

どうやらボードに記憶されているライセンスでOSは認識されたらしい

すべて組みなおしてシードがない状態のアンドロイドにしてBIOSを更新した

それからリズの記憶装置を入れ替えて起動したけど違和感があるといって調整に時間がかかった

結局ケースが古すぎて限界があったのかもしれない

そしてリズの欲しがった物は新しいケース

自我があってほかの3体を見れば当然かもしれないが

アンドロイドに新しい筐体を要求されるとは思ってもみなかった

しれから少しして見つけたのが、今回のケースというわけで・・・

4体の会話が終ったらしい

コードをぬいて次の指示をまっている

私「そういえば他のシードとの情報交換するかどうかだけど」

クラウディア「その件ですが、急ぎませんが機会があれば会ってみたいです」

私「そう」

クラウディア「リズの映像と音声を共有して確認しましたが」

あ・・・そういうこともできるよね

クラウディア「持ち主の行動は最小限に抑えてあって向こうも不安のようです」

私「そう」

クラウディア「連れていたアンドロイドの挙動も普通のアンドロイドではなく、何かしらのAIが設定されていると思われます」

私「そっか・・・シードかどうかはわからないのね・・・」

クラウディア「はい」

さてと、どうやって連らくをとるのがいいのか・・・悩むな

冷蔵庫にいってビールの缶をとってくる

私「少しの間すきにしてていいよ」

グレイスはいつもの所に座りなおす

リズは姿見で自分を見ている

オリビアとクラウディアは自分の頭の中で何をはじめたらしい

ビーフシチューの味を確認する

・・・まぁ、こんなものかな

時計をみると19時を回っていた

一人の夕食をとりながら

私の欲しい物ってなんだろう?

to be continued
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

処理中です...