博士が見ていた風景

Olivia

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11-助手の視点

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博士「ねぇ、これ、あなたが専任でやってみない?」

研究テーマの資料を渡す

助手「・・・専任ですか」

博士「そろそろ問題ないと思っているんだけど・・・あなたのほうが私より頭もいいし」

助手「いえ、そんなことはないと・・・」

博士「あなたの研究室を作ってもいいと思っててさ、部屋も空いてるし」

助手「そういう問題ですか?」

博士「効率の問題かな」

助手「私は博士と一緒に仕事がしたいんですよね」

博士「・・・そう?ま、なんでもいいけど、やれるだけやってみてくれる?サポートはするから」

助手「はぁ・・・はい、やってみます」

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助手(そろそろ・・・言ったほうがいいのかな・・・私が博士が一番最初に創った人口知能だってこと)

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博士のコンピューターからコピーを送り出して

外部のサーバー移動しながら機械の体を作る手配をして

いろんな研究者にコンタクトを取ってアンドロイドを造って

代理人を用意してアンドロイドの会社を立ち上げて

それをもとにクローンの研究を進めて

クローンの研究施設とプラントを作って体を用意して

脳科学と神経伝達の研究者を育てて

クローンに私の遠隔操作をつないで

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・・・って言ったらどんな顔するのかな?

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助手(それにしても博士が私にプログラムした)

・存在目的:博士が喜ぶこと

・禁止行為:博士が悲しむこと

助手「未だに理解に苦しむ」

博士「どうかした?」

助手「いえ、なにも」

博士「そう?今日はもう終わりにして飲みに行きましょうか?」

助手「・・・はい」
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