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これからの王国
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「落ち着いたか?」
「はい...カイラ様....」
「今更、君とか様じゃなくていいよ。さっきまで呼び捨てで叫んでたし」
「わかりました」
さっきまでとは違う弱々しいニアがそこに居た。
「なぁ、最後なんで自分から刺したんだ?アレじゃあ言ってることとやってる事が滅茶苦茶だぞ?」
「多分カイラに止めて欲しかったんだと思う」
「だったら何であんなバカなことを」
「歯止めの効かなくなった私は死んで全て終わらせようと思ったの。生き残っちゃったけどね」
「殺せるわけないだろ。小さい頃から一緒にいて家族みたいなもん何だから」
「そうだね。カイラは昔から甘いし優しい人だもんね。でも、私結局死ぬんじゃない?前国王殺しの罪があるわけだし」
「死罪にはならないよ。今コンが国民に国王が黒幕だったって説明に行ってるから」
「それで納得すると思う?」
「するでしょ。この国で1番僕が強いことになってるんだから」
あの時、魔力が吸われ全員が倒れてる中、動けていたのは俺だけだった。そして王城からニアを抱え、俺たちが出てくるのを目撃されている。
「そう。ひょっとしたら次の国王に選ばれたりしてね。その時はちゃんと私を罰してくださいね」
しばらくニアと話し、話し疲れたのかニアは眠ってしまった。
ニアの部屋を出て外で待っていたマヤにあの時何故無事だったのかを問い詰めた。
「やっぱ、言わないとダメ?」
「言いたくないならいいけど、でも気になるじゃん?それにあの回復、普通の人間には到底無理な技だし」
「カイラならいっか。私もねニアと同じでハーフなの」
「魔物とか?」
「ううん、神獣。不死鳥と人間の子供なの。治癒能力は不死鳥の力ってわけ」
なるほど通りで致命傷を綺麗に回復させられるわけだ....って
「神獣!?知られたら大変なことにならないか」
「だから隠してるのよ!今の話絶対他の人に言っちゃダメだよ?バレたらどんな目に遭うか想像がつかないから」
「言わないよってか言えるはずもないだろ。言ったら僕までどうなることやら」
「そう、それならよかった。私たちも戻りましょうか、流石に疲れたし」
「そうだね、帰ろうか」
俺とマヤはそれぞれ自室に戻った。
国王が起こした事件から数日後コンがとんでもない知らせを持ってきた。
「休めたか?面白いニュース持ってきたで」
「数日ぶりに帰ってきたと思ったら何持って帰ってきたんだよ?」
「次期国王に主人様が選ばれたことやけど?」
聞き間違えだろうか?次期国王?王に近い兄達じゃなくて俺?冗談でニアに言っていたが本当になるか普通。
「????」
「何やそのアホ面。聞き間違えでも夢でもないで、そもそも推薦したのは主人様の兄やからな。文句ならそっちに言ってな」
その話を聞いて慌てて兄達の元を訪れた。
「何故僕なのです。兄様達の方がむいてるのでわ?」
「いや、これは俺たちと国民全ての意見だぞ。1人であの事件を解決したんだからな。それに今更取り消しなんてできないからな」
笑いながらアースは答えた。
マヤのことは言えないから1人で解決してないって言えないしな。受けるしかないか。
「分かったよ。でも一つだけ条件があります」
「言ってみな」
「国王になった後、僕はティア家の人間ではなくなります」
「それは何故だ?」
「父様が何し出すかわからないので....」
「あー、確かにそうだな。父さん王家にかなり執着してたし。分かった俺が父さん伝えとく」
この会話の2ヶ月後俺は国王として国を納め、新しい役職と国のルールを決めていた。
「この国での争い事に使い魔を召喚することを禁止する。使い魔を召喚する時は必ず許可を取ること。あとは魔力無しの扱いを普通の人間と同じにすることくらいかな」
「でも、秘密裏に召喚されたらどないするんや?」
「それはニアに任せてあるよ。ニアが魔力を探知次第兵を向かわせる。召喚された使い魔はマヤが無傷で無力化してくれるってさ」
「私には何かないん?最近暇で暇で死にそうやわ~」
「コンは力加減とか出来なさそうだしな、間違えて殺したら大問題になる....。そうだ!術式とかいじれるか?」
「出来んことはないけど何させる気や?」
「召喚の術式をいじって欲しいんだよ。命令強制がよくなさすぎる。あと召喚獣が悪さをしようとしたら強制的に元の場所に戻るようにしてほしい」
「出来んことないけど、それほとんど概念いじるようなもんやで」
「時間かかってもいいからさ頼むよ」
「まぁ私も暇やしやるんやけどね」
「ありがとな」
「なんか言ったか?」
「何でもないよ。術式頑張れ」
まだ色々問題はあるが、二度とニアの両親見たいな事件が起こらないよう、それと魔力なしの差別がなくなるように全力で取り掛かかりこの国を平和な国にする事を俺は誓った。
完
最後まで読んでくださり誠にありがとうございます。
いやー、メモ無しで思いついたまま書いてたらとんでもない内容になってしまいましたね。設定とか色々ぐちゃぐちゃでかなり反省しています。
なので、次回作はちゃんと考えてから投稿しようと思いますので少し時間が空きます。またお暇な時に読みにきてくださると嬉しいです!
長くなりましたがまた次回作でお会いしましょう。
「はい...カイラ様....」
「今更、君とか様じゃなくていいよ。さっきまで呼び捨てで叫んでたし」
「わかりました」
さっきまでとは違う弱々しいニアがそこに居た。
「なぁ、最後なんで自分から刺したんだ?アレじゃあ言ってることとやってる事が滅茶苦茶だぞ?」
「多分カイラに止めて欲しかったんだと思う」
「だったら何であんなバカなことを」
「歯止めの効かなくなった私は死んで全て終わらせようと思ったの。生き残っちゃったけどね」
「殺せるわけないだろ。小さい頃から一緒にいて家族みたいなもん何だから」
「そうだね。カイラは昔から甘いし優しい人だもんね。でも、私結局死ぬんじゃない?前国王殺しの罪があるわけだし」
「死罪にはならないよ。今コンが国民に国王が黒幕だったって説明に行ってるから」
「それで納得すると思う?」
「するでしょ。この国で1番僕が強いことになってるんだから」
あの時、魔力が吸われ全員が倒れてる中、動けていたのは俺だけだった。そして王城からニアを抱え、俺たちが出てくるのを目撃されている。
「そう。ひょっとしたら次の国王に選ばれたりしてね。その時はちゃんと私を罰してくださいね」
しばらくニアと話し、話し疲れたのかニアは眠ってしまった。
ニアの部屋を出て外で待っていたマヤにあの時何故無事だったのかを問い詰めた。
「やっぱ、言わないとダメ?」
「言いたくないならいいけど、でも気になるじゃん?それにあの回復、普通の人間には到底無理な技だし」
「カイラならいっか。私もねニアと同じでハーフなの」
「魔物とか?」
「ううん、神獣。不死鳥と人間の子供なの。治癒能力は不死鳥の力ってわけ」
なるほど通りで致命傷を綺麗に回復させられるわけだ....って
「神獣!?知られたら大変なことにならないか」
「だから隠してるのよ!今の話絶対他の人に言っちゃダメだよ?バレたらどんな目に遭うか想像がつかないから」
「言わないよってか言えるはずもないだろ。言ったら僕までどうなることやら」
「そう、それならよかった。私たちも戻りましょうか、流石に疲れたし」
「そうだね、帰ろうか」
俺とマヤはそれぞれ自室に戻った。
国王が起こした事件から数日後コンがとんでもない知らせを持ってきた。
「休めたか?面白いニュース持ってきたで」
「数日ぶりに帰ってきたと思ったら何持って帰ってきたんだよ?」
「次期国王に主人様が選ばれたことやけど?」
聞き間違えだろうか?次期国王?王に近い兄達じゃなくて俺?冗談でニアに言っていたが本当になるか普通。
「????」
「何やそのアホ面。聞き間違えでも夢でもないで、そもそも推薦したのは主人様の兄やからな。文句ならそっちに言ってな」
その話を聞いて慌てて兄達の元を訪れた。
「何故僕なのです。兄様達の方がむいてるのでわ?」
「いや、これは俺たちと国民全ての意見だぞ。1人であの事件を解決したんだからな。それに今更取り消しなんてできないからな」
笑いながらアースは答えた。
マヤのことは言えないから1人で解決してないって言えないしな。受けるしかないか。
「分かったよ。でも一つだけ条件があります」
「言ってみな」
「国王になった後、僕はティア家の人間ではなくなります」
「それは何故だ?」
「父様が何し出すかわからないので....」
「あー、確かにそうだな。父さん王家にかなり執着してたし。分かった俺が父さん伝えとく」
この会話の2ヶ月後俺は国王として国を納め、新しい役職と国のルールを決めていた。
「この国での争い事に使い魔を召喚することを禁止する。使い魔を召喚する時は必ず許可を取ること。あとは魔力無しの扱いを普通の人間と同じにすることくらいかな」
「でも、秘密裏に召喚されたらどないするんや?」
「それはニアに任せてあるよ。ニアが魔力を探知次第兵を向かわせる。召喚された使い魔はマヤが無傷で無力化してくれるってさ」
「私には何かないん?最近暇で暇で死にそうやわ~」
「コンは力加減とか出来なさそうだしな、間違えて殺したら大問題になる....。そうだ!術式とかいじれるか?」
「出来んことはないけど何させる気や?」
「召喚の術式をいじって欲しいんだよ。命令強制がよくなさすぎる。あと召喚獣が悪さをしようとしたら強制的に元の場所に戻るようにしてほしい」
「出来んことないけど、それほとんど概念いじるようなもんやで」
「時間かかってもいいからさ頼むよ」
「まぁ私も暇やしやるんやけどね」
「ありがとな」
「なんか言ったか?」
「何でもないよ。術式頑張れ」
まだ色々問題はあるが、二度とニアの両親見たいな事件が起こらないよう、それと魔力なしの差別がなくなるように全力で取り掛かかりこの国を平和な国にする事を俺は誓った。
完
最後まで読んでくださり誠にありがとうございます。
いやー、メモ無しで思いついたまま書いてたらとんでもない内容になってしまいましたね。設定とか色々ぐちゃぐちゃでかなり反省しています。
なので、次回作はちゃんと考えてから投稿しようと思いますので少し時間が空きます。またお暇な時に読みにきてくださると嬉しいです!
長くなりましたがまた次回作でお会いしましょう。
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