溺愛

まっちゃん

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Prolog1-2

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「あぁっ……ダメっ、鍵を閉めてくれ……」
「いいじゃないか、もし誰か来たら君のその可愛い姿を見てもらおう」
「んんっ……やっ……」

僕は目の前の光景に食い入るように魅入ってしまった。

ヤツのお父さんが僕の父さんに組み敷かれているのだ。
上半身を机に押し付けられ、手を後ろに組まされなおかつネクタイで縛られてる。
シャツははだけ、ズボンもパンツと一緒に足首まで脱がされそして両足をこれでもかと開かされてるのだ。
そこに父さんが覆いかぶさり右手をヤツのお父さんの腰にまきつけひっきりなしに動かしている。

扉に鍵がかかってないのを気にしてか口はきゅっと引き締まったままだった。
だけど父さんの手が動く度に、ヤツのお父さんからは我慢できない吐息が零れる。
グチュグチュと言う音と吐息とが僕を襲う。

なんだこれは、と、なんて気持ちよさそうなんだ、とその光景に僕は、魅入った。

「あぁあっっ、イクッ……や、めっ…やぁ……あっ、あっ、あっっ……」

切なく唸るヤツのお父さんに合わせ、僕の父さんの手の動きは早まった。
そしてやだと身体を少し震わせるものの呆気なく僕の父さんの手でイかされた。

そしてベタベタな右手をしりの割れ目に添える。

「頼む、やめてくれ……」

涙目で僕の父さんを見つめるが、その懇願も虚しく終わった。

「お前のここは俺を迎え入れたいってさ」

父さんがにやりとした瞬間ヤツのお父さんの背中がそる

「ひぁ……あっだめっそこっ!!!!」

ビクビクと白い背中が跳ねる。

「さすがに柔らかい、もう3本も入ってるわかるか?」
「あぁっ…バラバラっダメっ…動かしちゃやっ……」

大の大人が大人気もなく可愛く喘ぐ
口の端からはヨダレが一筋垂れて目からは涙をポロポロ流す。

父さんが左手でベルトを外しそれを取り出しヤツのお父さんのしりの割れ目に当てがる。

「いくぞ……」

ボソッと耳元で呟いた途端腰が前に進む。

「あぁぁぁっっっ!!!っ…ふぁ…あっ……あぁぁっ……」

ギシギシと長机が軋む。
父さんの腰が跳ねる。
ヤツのお父さんの背中が動く。
僕は目を釘付けにされた。
弁当が僕の手から落ちた。

父さんと、目が、あった……
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