記憶屋2

鷲宮@

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生徒会長

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「хотираро мӯҳр занед」

彼は呪文のような言葉を唱えていた。

すると頭の中の記憶が、もの凄い速さで遡っているかのような不思議な感覚に包まれた。

頭から白い煙のような物が出てくると、彼が持っている記憶箱と呼ばれる箱に吸い込まれていった。

上空からは何十何百という白い煙の塊が記憶箱に向かって飛んできた。

全部が箱におさまるまで5分くらいの時間を要した。


あれ?

ここはどこだ?

私は何をしているんだ?

「イッ…」

腹部から激痛が走った。

見てみると夥しい量の血液が流れていた。
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