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第4章 もふもふな幼子たちと子守役は森にお出掛けする
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しおりを挟む集まった幼子たちに、二尾の長はもう一度注意をした。
『さっきも言うたけど、もう一回云うとくで。旨い実は良く熟した奴や、いい匂いがして柔らかい、その上皮がするりと剥けたら完璧や。
後は中の種を飲みこまんように注意やな。ほないただこうか!』
ゆきの失敗が頭に残っていたので、白い御山の幼子たちも毛玉と羽玉のちびたちも、長の言葉通りに、いい匂いの木の実を選んで、柔らかいかを確かめて、それから皮を剥いて、齧り付いた。
「わふっ『ん~、おいしい、さっきのみと、ぜんぜんちがう!』」
ゆきも思い切って噛り付き、先ほどの苦い味を忘れる美味しさに、大興奮だ。
「くう~ん『おいしい!いいにおいは、とてもおいしい!』」
「ちちっ『おいしい!これたべたら、るすばんに、おみやげ、ひつよう!』」
「ぴぃ~『おいしい、このおいしさなら、ししょうたちの、たのしみのみ、かもしれない!』」
「ん~、おいちーでしゅね~やわらかくて、みずけもいっぱいで、おもちろいあじ、でしゅね~
これもきっと、ちちょうの、たのしみのみ、でしゅね~ほかのみは、どんなあじ、でしゅかね~」
白い御山の幼子たちには、この美味しい木の実が、師匠たちの言う楽しみの実だろうという事が、とても嬉しかった。
そのため美味しい美味しいと、一際喜んで食べていた。
その幼子たちにつられて、ちび達も長たちもパクパク食べた結果、今まで皆が集めた沢山の木の実は全部食べてしまった。
『あ~仰山食べた!さ~て、此処からは、採った木の実を、食べたらあかんで~留守番役らの為の、お土産用やからなぁ。
そんな訳で、ちび共も幼子たちも、ワイらのお手伝いしておくれな~そんで、美味しそうな実を採ったら、この入れ物に、そーっと入れといてなぁ。』
二尾の長にお願いされた幼子たちは、張り切って美味しい木の実を探し始めた。
白い御山の幼子たちは、先ほどと同じく、協力して美味しそうな実を集めていった。ゆきが良い匂いの実を探し出して、かすみがそれの硬さを確かめてから柔らかい物だけを突いて落とし、しずくがそれを木の下で受け取って入れ物に入れていった。すでに手馴れていて、幼子たちはどんどん集めていった。
一方で、まだうまく力が使えないちび達は、それでも役に立とうと、美味しそうな実を探すことで、長たちを手伝っていた。
「くう~ん『あっちのみのほうが、いいにおいする!』」
「ちちっ『こっちのみは、とても、やわらかい!』」
なかなかの戦力になった。
皆で手分けして、頑張って集めたので、大きな入れ物だったが、すぐに木の実で一杯になった。
長が見ると、既に入れ物の切り口近くまで木の実が詰められていて、少し傾けば零れ落ちそうだった。
『幼子ら~、もう十分や、これ以上は持って帰れんでなぁ。これでもかなり重そうやが、どうや大丈夫か、行けるか?』
二尾の長に心配された運び役の大毛玉は、重そうな入れ物を軽々と浮かせて背中に乗せ、尻尾で位置を整えるた。
『この位の重さなら、大丈夫だに~でも念のため、ゆっくり行きますかに~』
『ほな、帰ろうか、さぁ幼子らもちび共も、ワイの背中に乗った乗った、急がんでも置いて行かんから、しっかり掴まれや。』
長の背中にもすっかり乗り慣れて、幼子たちもちび達も、帰り道を見渡す余裕が出来た。そうすると、いろんなことに気が向きだした。
「わふっ『ゆきのけなみ、ぬれてきた、きもちわるい!』」
「ぴぴ~っ『かすみのはねも、もりにはいったら、ぬれてきた!』」
「くさはらでは、あまり、きになりゃなかった、でしゅよね?どーちてでしゅかね~」
「くう~ん『くさはら、ひろいから?』」
「ちちっ『くさはら、やまの、うえだから?』」
幼子たちが首をひねりながら、あーでもないこーでもないとお喋りしていると、二尾の長が答えてくれた。
『大体正解やな。森の中は風が通り難いからな、草原の方が風がよく通るんや。風が通ると、少し乾くからな、
おまけに、山の上になるほど、風も乾いとるしな。それでさっきの草原では、あんまり気にならんかったんやな。』
「『『なるほど~』』」
答えてもらったことに喜んで、幼子たちは長が音を上げるまで次々と質問をしていった。
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この説明書いていて、海外の商品は訴えられるから、説明書が長くなるって話を思いだしました。
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