Fift 〜クリスタルクロニクル〜

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クリスタルに誘われる者達

ガムート大雪原 クリスタル

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 猛吹雪の中、アキラ達はクリスタルがある住処へ到着し、20匹程いるイエティと戦い半数くらい倒したあたりで全員にウィンドウが現れた。アステラにディアブロ砂漠が制覇されたのだ。

 「あーやっぱり負けちゃったかー…」

 アキラは戦いながら今回のクリスタルが敗戦になり肩を落としていた。

 「残念でしたねw」

 「また今度取れるといいよねーw」

 完全に他人事のクラマ、たさタカは淡々とイエティの部位をアイテムボックスに収納しながらイエティを倒していた。クリスタル敗戦によりアキラと5IQメンバーは指揮が落ちるもののクラマ、たさタカの2人のお陰で問題無くイエティを全部倒すことができたのだった。
 そして全てのイエティを倒しクリスタルの前でアキラは2人に話しかけた。

 「クラマさん、たさタカさん。何方かクリスタルを手に入れて下さい。お二人のお陰でこのクリスタルはゾーンの物になったんだからー。」

 クリスタルを目の前にしてアキラは言うと

 「んー今は目立つからいらないさー」

 「そうですね。私も同じですね。まだまだわからない事が多いのでw」

 そう言って断ると2人は今回取れた素材で武器や防具の作成の話に夢中になるのであった。
 全員が一通り素材とドロップアイテムを取り終えるとアキラは半笑いのため息をつき最後のクリスタルを触れたのであった……

 アキラがクリスタルを手に入れた事により、クリスタルに居る全ての人達にウィンドウが表示される。

 『水のクリスタルはゾーンのアキラに恩恵を与えました。』

 『全てのクリスタルが恩恵を与えたので1分後に元の大陸へ転送されます。』

 こうして今回のクリスタルは終了し、元の大陸、元居た場所へとクリスタルに誘われた者達は帰る事となり、それぞれが色々な想いを胸に抱くのであった…




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