婚約破棄された悪役令嬢が実は本物の聖女でした。

ゆうゆう

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林の中の泉

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「セレン、その問題大叔母様じゃなく私にお手伝いさせてくれる?」


「もちろん。エレーナ様が力を貸してくれるなら文句などありませんわ」

「ありがとう、早速その枯れた泉の場所に行ってみたいわ」

「ご案内します」


私達は林の中の湧水が枯れてしまった泉の跡を見に行きます。

「カイルとルネさんはこの泉の事は知っていた?」
私はこの国の2人に聞いてみます。

「マリナ様の泉って言うのは聞いた事あったが、見たことはない」
とカイル。

「私はセレンと何度か行った事があります。
しかしあの泉が枯れてしまったとは知りませんでした」
とルネさん

「パドック様、泉の枯れた要因って何だと思います?」
私は魔術や魔法関係に詳しいパドック様の意見を聞いてみたくなりました。

「そうですね。普通は水脈の流れの変化や枯渇。魔法や精霊が関わっている場所なら精霊の怒りを買った、もしくは魔物などの影響でしょうか…」

「精霊の怒りって事はもともとが精霊の加護による湧水ですよね?
大叔母様が精霊を呼び出して作ったものならそれも可能性がありますが。
でも、たぶん大叔母様は水脈を探って希望の場所へ流れを持って来たと思うの」

「成る程、だとすると水脈の枯渇が考えられるのか?」
カイルが私とパドック様の話を聞いて推察する。


「うん。
でも、魔物の影響って言うのもまだ捨てられないわ。
何となくこの林の雰囲気がおかしいの」
私は林に足を踏み入れてから感じる気持ち悪さを口にした。

念のため皆に聖女の加護をかける。

これで魔物の瘴気に影響をうけたりせず、攻撃も回避できる。

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