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僕をどうしたいのか教えて欲しい
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色々悩んでいる間にも週末を迎えてしまいました。
因みにその間に学校では話せませんでした。
前はあれこれ話したいことがあって、週末迎えるのを楽しみに待ってたんだけど、今は顔合わせるだけでドキドキしちゃって、直視できないんだよ。
すれ違うときもちょっと亜美ちゃんと真莉亜ちゃんの後ろに隠れちゃった。
二人には申し訳ないけど、隠れさせて貰ったよ。
「………き、来てしまった」
いつものように決まった時間に峯岸君の家の前にいる僕。
少しでも遅くにと思って、買い物までしてきたはずなのに可笑しいな。
結局着いたのはいつもと変わらない時間。
ここで立ち止まってても仕方ないんだけど、一回深呼吸してから入りたいな。
部屋に入ったら2日間は二人っきり。
……ダメダメ、また鼻血が出ちゃう。
考えないようにしないといけないよね。
「っはぁ、すぅはぁ……よし、いざ」
「………人の家の前で何やってんの?」
インターフォンを押そうとしたら、すでにドアが開いていて不思議そうな顔をした峯岸君の姿が。
今日は珍しく眼鏡をかけていたようで、その姿にもドキドキが止まらない。
「いや、あ、えっと?!」
「とりあえず入れば?それからゆっくり話そう。俺から聞きたいこととかあったし」
「う、うん!お邪魔します!」
えぇい入ってしまえ、と足を踏み入れたら何故かすぐに背後のドアを閉められ、鍵まで閉められました。
そして僕をを挟むように両手を壁につき、僕を真っ直ぐに見下ろす峯岸君。
こ、これは?!
まさかよく少女漫画で見かける壁ドンというやつでは?!
後ろ壁じゃなくてドアだけどね!
プラス足と足の間に峯岸君の片足が入っているではありませんか!
「なぁ、何でこっち見てくれないの?俺何かした?」
悲しみを含めた声に胸が痛くなるが、返答に困っちゃうな。
「峯岸君は何もしてないよ!その、僕の、気持ちの問題というか何というか…」
「折角学校でも話せるようになったのに話してこないし、携帯にも連絡ないし何か嫌なことでもあったか?」
「ないよ!本当に峯岸君は何にも問題ないんだ!問題があるのは僕だけ!」
思わず勢いで顔を上げればドアップの峯岸君の顔が。
眼鏡で顔面偏差値が更に上がっててまた鼻血が出てきそう。
鼻を抑える為に持っていった筈の手は顔を隠すために使用することになりました。
だめ、格好良すぎて直視できない。
「峯岸君にどんな問題が発生したんだよ」
「動悸息切れが酷いのと鼻血が出やすくなったの」
「ふぅん。それは今も?」
「今も………」
もうやめて、オレのHPはもうゼロよ。
そう思いながら顔を隠していれば、頭に大きな手が置かれた。
「嫌われたり、何か別の事件が起こったのかと思った。そうじゃないなら良いよ」
「僕が嫌うわけないよ!」
また手から顔を離せば、色気溢れすぎている峯岸君の嬉しそうな微笑みがまた僕の心臓に悪い。
峯岸君ってば僕をどうしたいのさ。
因みにその間に学校では話せませんでした。
前はあれこれ話したいことがあって、週末迎えるのを楽しみに待ってたんだけど、今は顔合わせるだけでドキドキしちゃって、直視できないんだよ。
すれ違うときもちょっと亜美ちゃんと真莉亜ちゃんの後ろに隠れちゃった。
二人には申し訳ないけど、隠れさせて貰ったよ。
「………き、来てしまった」
いつものように決まった時間に峯岸君の家の前にいる僕。
少しでも遅くにと思って、買い物までしてきたはずなのに可笑しいな。
結局着いたのはいつもと変わらない時間。
ここで立ち止まってても仕方ないんだけど、一回深呼吸してから入りたいな。
部屋に入ったら2日間は二人っきり。
……ダメダメ、また鼻血が出ちゃう。
考えないようにしないといけないよね。
「っはぁ、すぅはぁ……よし、いざ」
「………人の家の前で何やってんの?」
インターフォンを押そうとしたら、すでにドアが開いていて不思議そうな顔をした峯岸君の姿が。
今日は珍しく眼鏡をかけていたようで、その姿にもドキドキが止まらない。
「いや、あ、えっと?!」
「とりあえず入れば?それからゆっくり話そう。俺から聞きたいこととかあったし」
「う、うん!お邪魔します!」
えぇい入ってしまえ、と足を踏み入れたら何故かすぐに背後のドアを閉められ、鍵まで閉められました。
そして僕をを挟むように両手を壁につき、僕を真っ直ぐに見下ろす峯岸君。
こ、これは?!
まさかよく少女漫画で見かける壁ドンというやつでは?!
後ろ壁じゃなくてドアだけどね!
プラス足と足の間に峯岸君の片足が入っているではありませんか!
「なぁ、何でこっち見てくれないの?俺何かした?」
悲しみを含めた声に胸が痛くなるが、返答に困っちゃうな。
「峯岸君は何もしてないよ!その、僕の、気持ちの問題というか何というか…」
「折角学校でも話せるようになったのに話してこないし、携帯にも連絡ないし何か嫌なことでもあったか?」
「ないよ!本当に峯岸君は何にも問題ないんだ!問題があるのは僕だけ!」
思わず勢いで顔を上げればドアップの峯岸君の顔が。
眼鏡で顔面偏差値が更に上がっててまた鼻血が出てきそう。
鼻を抑える為に持っていった筈の手は顔を隠すために使用することになりました。
だめ、格好良すぎて直視できない。
「峯岸君にどんな問題が発生したんだよ」
「動悸息切れが酷いのと鼻血が出やすくなったの」
「ふぅん。それは今も?」
「今も………」
もうやめて、オレのHPはもうゼロよ。
そう思いながら顔を隠していれば、頭に大きな手が置かれた。
「嫌われたり、何か別の事件が起こったのかと思った。そうじゃないなら良いよ」
「僕が嫌うわけないよ!」
また手から顔を離せば、色気溢れすぎている峯岸君の嬉しそうな微笑みがまた僕の心臓に悪い。
峯岸君ってば僕をどうしたいのさ。
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