絶対に間違えないから

mahiro

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手を打たなければと思ってはいるものの、何の進展もないまま時間だけが経過し、その間にリリやロン君、ファミリアまでシェアを信用し部屋の1室を貸し出し寝食を共にするようになっていた。

そんなある日、影のもとにリーシャが現れた。
それも護衛騎士であるフレイヤを連れずに。


「こんにちは、ルナさん」


聖女らしい聖女と言われるだけあって、笑顔ひとつを取ってしても私とは全く異なるなぁと思ってしまう。
この表情や彼女の性格などに惹かれる男性たちの気持ちが少し分かるような気がする。


「こんにちは、聖女さま」


「突然の訪問となり申し訳ありません。ルナさんとお話がしたくて本日は参りましたの」


私と話なんて何を話すのだ。
ここに私がいるということはシャルル陛下を通じて知ったとして、元皇族で実は血縁関係があるという所までは知らないだろうし、今2人で話すようなことはないも思うのだが。


「お話……ですか」


「はい。実はですね、私、ずっと謝りたかった方がいらっしゃるんです」


突然何の話?
謝りたかった方?
その話を何故私に?
疑問はいくつも浮かぶがとりあえず頷いてみた。


「でも、なかなかその方とはお会いできず、お会いできても謝罪するタイミングを掴めずにいたんです。これではまずいと思い、ようやく動き出すことにしたのです」
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