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「えーと、嫌かな?」
不安になって訊ねてみると、『魔物』君改めジル(仮)はそっぽ向いてしまった。
「さっきよりはいい」
「そう?なら、ジルで決定ね」
「よし、名前も決まったことだし、ここを出ようか。さっきに比べて邪気はほとんど失くなったし、お仲間の体調も良くなったんじゃないか?」
そうだ。
カルロス陛下に言われて思い出した。
二人とも大丈夫かな。
少しは良くなっていれば良いけど。
「そうですね。だと良いのですが」
「俺の体調が戻ったんだから二人も大丈夫だろ。ん?そういや、ジョエル君は全く体調悪くなさそうだな。何でだ?」
「え?あぁ…………恐らくですけど、騎士として勤務していたときに幾度となく『魔物』の討伐に出ていましたので、それも関係しているかと」
不安になって訊ねてみると、『魔物』君改めジル(仮)はそっぽ向いてしまった。
「さっきよりはいい」
「そう?なら、ジルで決定ね」
「よし、名前も決まったことだし、ここを出ようか。さっきに比べて邪気はほとんど失くなったし、お仲間の体調も良くなったんじゃないか?」
そうだ。
カルロス陛下に言われて思い出した。
二人とも大丈夫かな。
少しは良くなっていれば良いけど。
「そうですね。だと良いのですが」
「俺の体調が戻ったんだから二人も大丈夫だろ。ん?そういや、ジョエル君は全く体調悪くなさそうだな。何でだ?」
「え?あぁ…………恐らくですけど、騎士として勤務していたときに幾度となく『魔物』の討伐に出ていましたので、それも関係しているかと」
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