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城を出てから店に戻るまでの間に注意事項など、説明を受けた。
簡潔にまとめると『魔物』だとばらすな、というものだった。
俺たちはまだしもジル本人にも口止めしておかないと。
「というわけで、ジル君には俺の店で過ごして貰うわけだけど、絶対に『自分は『魔物』だ』って言ったり、聞かれて答えたりしないでね」
「当たり前だろ」
何を言ってるんだ、こいつはみたいな顔して俺のこと見ないで。
注意しておかないと危険な目に遭うのは俺の仲間なんだよ。
それはなんとしても回避しないと。
「そ、そうなんだけどね。カルロス陛下からも注意されたし、もう一度改めて伝えておかないと、と思ってね?」
「何度も言われなくても分かってる。目立つ行動もしないから安心しろ」
と言われましても。
何一つ安心できないのは気のせいかな。
簡潔にまとめると『魔物』だとばらすな、というものだった。
俺たちはまだしもジル本人にも口止めしておかないと。
「というわけで、ジル君には俺の店で過ごして貰うわけだけど、絶対に『自分は『魔物』だ』って言ったり、聞かれて答えたりしないでね」
「当たり前だろ」
何を言ってるんだ、こいつはみたいな顔して俺のこと見ないで。
注意しておかないと危険な目に遭うのは俺の仲間なんだよ。
それはなんとしても回避しないと。
「そ、そうなんだけどね。カルロス陛下からも注意されたし、もう一度改めて伝えておかないと、と思ってね?」
「何度も言われなくても分かってる。目立つ行動もしないから安心しろ」
と言われましても。
何一つ安心できないのは気のせいかな。
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