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思わず私の後ろに誰かいるのかと見るも誰もいないし、この時間だと粗方皆帰ってるけど相手はまだ帰っていないのかな?
それともまだ営業時間内である会社にお勤めの方とか。
そういえばこの時間だとまだ澄も仕事中だなぁ。
重村さんの好きな人ってやっぱり澄みたいな人かな。
「いや、お前がいたらしにくいだろ」
「俺のことは気にしないでください、ただの空気なんで」
「無茶言うな。こんな存在感のある空気があるか」
「私も邪魔なら部屋去るよ?」
日比野君に便乗してそう言えば何故か二人から死んだような目で見られて止められた。
いや、何なのその目。
私変なこと言った?
「いやいや、去られちゃダメな奴。俺は去った方が良いだろうけど」
「日比野だけが去れば何の問題もない話だから」
「そう………」
あれかな、後輩の前では茶化されるからしたくないけど、別に女の子前だったら良いや的な?
いや、意味分からないね、それ。
「ほら、あーだこーだ言ってるうちに話がややこしくなるんで先輩。頑張って」
日比野君がもう一回重村さんの背中を押したことで、私と重村さんの距離が近くなった。
重村さんはそれ以上は何も言わず、少し顔を赤らめたまま何故か私に話し掛けてきた。
「大北さん」
「はい?」
何だろう。
プロポーズの練習をさせてほしいとか?
相手を呼んできてほしいとか?
そんなことかな。
私がプロポーズされるわけでもないのにドキドキしてきたんですけど?!
それともまだ営業時間内である会社にお勤めの方とか。
そういえばこの時間だとまだ澄も仕事中だなぁ。
重村さんの好きな人ってやっぱり澄みたいな人かな。
「いや、お前がいたらしにくいだろ」
「俺のことは気にしないでください、ただの空気なんで」
「無茶言うな。こんな存在感のある空気があるか」
「私も邪魔なら部屋去るよ?」
日比野君に便乗してそう言えば何故か二人から死んだような目で見られて止められた。
いや、何なのその目。
私変なこと言った?
「いやいや、去られちゃダメな奴。俺は去った方が良いだろうけど」
「日比野だけが去れば何の問題もない話だから」
「そう………」
あれかな、後輩の前では茶化されるからしたくないけど、別に女の子前だったら良いや的な?
いや、意味分からないね、それ。
「ほら、あーだこーだ言ってるうちに話がややこしくなるんで先輩。頑張って」
日比野君がもう一回重村さんの背中を押したことで、私と重村さんの距離が近くなった。
重村さんはそれ以上は何も言わず、少し顔を赤らめたまま何故か私に話し掛けてきた。
「大北さん」
「はい?」
何だろう。
プロポーズの練習をさせてほしいとか?
相手を呼んできてほしいとか?
そんなことかな。
私がプロポーズされるわけでもないのにドキドキしてきたんですけど?!
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