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オレを動かすのはただ一人
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土曜日は宮永たちが日夏に会いに来る日となっていて、最近では宮永が日夏に空手を教えている。
塾と家と学校の行き来で一日が終わってしまっているからこの時間が息抜きになると宮永が言っていたが、本音は好きな子に会えるからなんじゃと思っていたりする。
「玖蕗栖君、それどうしたの?」
「ん?あぁ、これ?」
葵に手元に持っていた本を指さされ、思わず苦笑いを浮かべてしまった。
あれからオレはバイト先の本屋で、大学の過去問やT大学についての本を見ていた。
どうして無理だと分かっている所を調べたりしているのかというと、今まで日夏や宮永のように出来ないことを乗り越えて新しいことへと突き進んでいる姿を見続けているだけでオレは何を頑張っただろうかと考えてみたが、何一つ頑張っていなかったことに気が付いたのだ。
過去、一度として出来ないことに挑んだことなどあっただろうか。
出来ないと諦めて挑むことすらしてこなかったんじゃないかと、そこで気が付いたのだ。
オレも日夏や宮永みたいに出来ないことを出来るようにする、とはちょっと違うかもしれないけど、出来ないと諦めるのではなくてやろうとする努力をしてみようかと思い超難関のT大学受験をしようかと検討し始めました。
やっぱり、いくら日夏と宮永との関係があったとしてもオレ自身も宮永と繋がっていたい。
たとえ、両思いとならずともと思って。
高校卒業しても、オレは宮永と繋がっていたいから、側にいられる努力をしてみる。
「ちょっと頑張ってみようかと思って過去問と参考書を買ってコツコツやってんだよ」
「凄いね!」
「ちんぷんかんぷん過ぎて何が何だか分からないけどな」
両親にも大学受験の許可を得たけど、二人して無理だろって顔された。
まぁ、オレも無理なんじゃと思ってるよ。
思ってるけど、やる前から諦めていたら今までと何一つ変わらないって分かってるからやるだけやるんだよ。
少しでも長く宮永の側に居たい、それだけのために。
塾と家と学校の行き来で一日が終わってしまっているからこの時間が息抜きになると宮永が言っていたが、本音は好きな子に会えるからなんじゃと思っていたりする。
「玖蕗栖君、それどうしたの?」
「ん?あぁ、これ?」
葵に手元に持っていた本を指さされ、思わず苦笑いを浮かべてしまった。
あれからオレはバイト先の本屋で、大学の過去問やT大学についての本を見ていた。
どうして無理だと分かっている所を調べたりしているのかというと、今まで日夏や宮永のように出来ないことを乗り越えて新しいことへと突き進んでいる姿を見続けているだけでオレは何を頑張っただろうかと考えてみたが、何一つ頑張っていなかったことに気が付いたのだ。
過去、一度として出来ないことに挑んだことなどあっただろうか。
出来ないと諦めて挑むことすらしてこなかったんじゃないかと、そこで気が付いたのだ。
オレも日夏や宮永みたいに出来ないことを出来るようにする、とはちょっと違うかもしれないけど、出来ないと諦めるのではなくてやろうとする努力をしてみようかと思い超難関のT大学受験をしようかと検討し始めました。
やっぱり、いくら日夏と宮永との関係があったとしてもオレ自身も宮永と繋がっていたい。
たとえ、両思いとならずともと思って。
高校卒業しても、オレは宮永と繋がっていたいから、側にいられる努力をしてみる。
「ちょっと頑張ってみようかと思って過去問と参考書を買ってコツコツやってんだよ」
「凄いね!」
「ちんぷんかんぷん過ぎて何が何だか分からないけどな」
両親にも大学受験の許可を得たけど、二人して無理だろって顔された。
まぁ、オレも無理なんじゃと思ってるよ。
思ってるけど、やる前から諦めていたら今までと何一つ変わらないって分かってるからやるだけやるんだよ。
少しでも長く宮永の側に居たい、それだけのために。
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