オレに触らないでくれ

mahiro

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誕生日当日③

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日夏と幸輝との電話を終え、夕食をさっと作り食べた。
その間も宮永は帰って来ない。
いつものこの時間は帰ってない来ないから、特に可笑しなことではないけど。
宮永のこともそうだけど、親からの話っていうが何が気になる。
悪い話ではないと言っていたけど、何だろう。
考えても分からないけど、課題も終わらせたしあとは寝るだけの状態だと他に考えることないし、考えたくなるんだよな。


「………あと5分で今日も終わるしな」


「そうか、まだ間に合ったか」


「………ん?」


何か今オレ以外の声が聞こえたような。
そう思っていたら視界が暗くなった。
何だ何だと慌てていたら上の方から笑い声が聞こえ来たのと、誰が上に乗り上げて来たよう気配がした。
家の鍵は締めていたから、その状態で入ってこれるとしたらひとりしかいない。


「宮永?」


うつ伏せになっていた身体を仰向けにした所、オレに覆い被さった状態でクスクスと笑っている宮永の姿があった。


「おう、遅くなって悪かったな。ただいま」


「お帰り。いや、いつもより早いじゃん」


いつも日付跨いでたし。
そんなことより距離近くないですかね、宮永大丈夫なのか。


「今日は玖蕗栖の誕生日だろ?」


「え、知ってたのか?」


「日夏から聞いた」


日夏さん、ありがとうございます。
お兄ちゃんに最高のプレゼントありがとう。
こうして早く宮永が帰ってきたおかけで久しぶりこうして話せてるよ、距離感がちょっと可笑しなことになってるけど。


「俺から何を渡そうかとどんなもの渡せば良いのかとか悩みに悩んだわけなんだが………」


「いや、その気持ちだけでオレは十分嬉しいぞ?」


「それじゃ俺が納得しないに決まってんだろ?」


そう言うと、何故か更に顔が近付いて…え、何、何すんの?!


「目、瞑ってくれね?」


「わ、分かった」


何するか分からないから怖いけど、大人しく目を瞑った。
すると、その後にゴソゴソと宮永が動きオレの上に完全に乗っかってきた。
え、何、意外と重いんですけど。


「もう良いぞ」


「お、おう?」


恐る恐る目を開ければ、胸の上には宮永の頭があるのは分かるがその他は特に変わりないような。
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