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「ラリマー?」
突如として出てきた『ラリマー』が分からず、首を傾けるミシェルとベルナールと気配を追うように視線を彷徨わせるルフス。
それを睨み付けるラリマーと焦る俺。
どうするんだよ。
「おい、どうするんだ?このままここにいたらバレるぞ」
「………仕方ありません。こんなことしたくありませんでしたが」
「は?」
こんなことってどんなことだ?そう思いながら、ラリマーを見れば、目の前にあった姿はなくなり手首に嵌まっていたブレスレットの感覚がなくなった。
まさか外れたのか?と安心したのも束の間。
『そんなわけないじゃないですか。見えなくなっただけですよ』
姿は見えないのに、何処かから声が聞こえてきた。
「どういう状況だ?」
『僕が貴方の身体に同調したんです。こうすれば流石のルフス君も分かりません』
同調?って何だかよく分からないが、この危機的状況を乗り越えられればどんな方法でも良いけどな。
突如として出てきた『ラリマー』が分からず、首を傾けるミシェルとベルナールと気配を追うように視線を彷徨わせるルフス。
それを睨み付けるラリマーと焦る俺。
どうするんだよ。
「おい、どうするんだ?このままここにいたらバレるぞ」
「………仕方ありません。こんなことしたくありませんでしたが」
「は?」
こんなことってどんなことだ?そう思いながら、ラリマーを見れば、目の前にあった姿はなくなり手首に嵌まっていたブレスレットの感覚がなくなった。
まさか外れたのか?と安心したのも束の間。
『そんなわけないじゃないですか。見えなくなっただけですよ』
姿は見えないのに、何処かから声が聞こえてきた。
「どういう状況だ?」
『僕が貴方の身体に同調したんです。こうすれば流石のルフス君も分かりません』
同調?って何だかよく分からないが、この危機的状況を乗り越えられればどんな方法でも良いけどな。
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