66 / 119
66
しおりを挟む
「そんなにラリマーが大切なら自分が監視すれば良いのにな」
「自分で出来ないからお前に頼んでいるんだろう」
「あ、この声、ファリダット君ですね」
ファリダットって確かクォーツの対で出来た指輪って言ってた奴か。
これで宝石が全部揃ったってことだよな。
こんなホイホイと大切な宝石たちが出歩いていて良いものなのかね。
「王子のお世話とかファリダットがやれば、ルフスはラリマーの方に回れるじゃん」
「王子が嫌がるから仕方あるまい。それに、残念だが、俺よりもあいつの方が気が利くからな」
「ファリダットは堅物だからなぁ」
クォーツの奴、よく本人目の前にして堅物って言えるな。
仲間だからか?
「堅物ではない。はぁ、ここは俺がやるからお前はルフスの手伝いをしてやれ。今頃バタバタしているだろうから」
「えぇ?顔を見せるだけで顔歪めるだけの奴の所に?」
「そうだ」
「行きたくねぇ………ここはやるからファリダットが戻れよ。その方がルフスも王子も喜ぶって」
ついでに俺も喜ぶかも。
何となくクォーツの方が自由に動けそうだから。
「自分で出来ないからお前に頼んでいるんだろう」
「あ、この声、ファリダット君ですね」
ファリダットって確かクォーツの対で出来た指輪って言ってた奴か。
これで宝石が全部揃ったってことだよな。
こんなホイホイと大切な宝石たちが出歩いていて良いものなのかね。
「王子のお世話とかファリダットがやれば、ルフスはラリマーの方に回れるじゃん」
「王子が嫌がるから仕方あるまい。それに、残念だが、俺よりもあいつの方が気が利くからな」
「ファリダットは堅物だからなぁ」
クォーツの奴、よく本人目の前にして堅物って言えるな。
仲間だからか?
「堅物ではない。はぁ、ここは俺がやるからお前はルフスの手伝いをしてやれ。今頃バタバタしているだろうから」
「えぇ?顔を見せるだけで顔歪めるだけの奴の所に?」
「そうだ」
「行きたくねぇ………ここはやるからファリダットが戻れよ。その方がルフスも王子も喜ぶって」
ついでに俺も喜ぶかも。
何となくクォーツの方が自由に動けそうだから。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
88
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる