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少なくともルフスやミシェルたちよりも、ラリマーの方が好きだとは思う。
今回のことに巻き込んだ張本人であり、人間ではない存在にした本人でもあるが、嫌いにはなれない。
嫌いならここまでついてこないし、人間であり続けたであろう。
「俺はラリマーのこと、嫌いじゃないぞ」
「本当ですか?」
「あぁ。あいつらよりずっと好きだな」
その気持ちに嘘偽りはない。
だが、その好きが特別な感情をなのかどうかはまだよく分からない。
「ありがとうございます。そう仰有っていただけて嬉しいです。僕もアレット君のこと好きですよ」
そう言って微笑むラリマーを見て、イケメンだなぁとか好きって言われて嬉しいと思ってるあたり、好意は抱いていることは間違いない。
「なら良いじゃん。お互い好き同士なんだからさ。この場所隠すし」
俺は一時出てくからあとはお二人でご自由にどうぞ、なんて言いながら何故かクォーツは姿を消した。
今回のことに巻き込んだ張本人であり、人間ではない存在にした本人でもあるが、嫌いにはなれない。
嫌いならここまでついてこないし、人間であり続けたであろう。
「俺はラリマーのこと、嫌いじゃないぞ」
「本当ですか?」
「あぁ。あいつらよりずっと好きだな」
その気持ちに嘘偽りはない。
だが、その好きが特別な感情をなのかどうかはまだよく分からない。
「ありがとうございます。そう仰有っていただけて嬉しいです。僕もアレット君のこと好きですよ」
そう言って微笑むラリマーを見て、イケメンだなぁとか好きって言われて嬉しいと思ってるあたり、好意は抱いていることは間違いない。
「なら良いじゃん。お互い好き同士なんだからさ。この場所隠すし」
俺は一時出てくからあとはお二人でご自由にどうぞ、なんて言いながら何故かクォーツは姿を消した。
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