夢魔はじめました。

入海月子

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熱い夜3

夢魔はじめました。

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「ああっ、ライアン……もう……だめ、だめ……ああん、あぁあーーッ」

 もう何度目かわからない絶頂を迎え、彼の熱いものを注ぎ込まれる。
 初めて繋がってから、一度も抜かれず彼を受け入れているそこは、すっかり彼の形に慣れ、快楽を感じ続けている。

 好きだ、愛してると囁かれ、もう一回、もう一回と甘く熱くねだるライアンに応えていたら、際限がなくなって、気持ちよすぎて苦しいというのを初めて体験した。

 ぐったり身体を弛緩させた私を甘く蕩けた瞳で見下ろし、ライアンは額にキスをした。
 そんな刺激にもピクピクと震えてしまう私の膣中に、ライアンは艶っぽく笑った。
 その表情にまた始まりそうな予感がして、私は必死で訴えた。

「ライアン……もうダメです。トイレ行きたいです。喉が渇きました。お腹も空きました」

 その訴えに、ライアンは目を丸くした。

「エマ、本当に?」
「はい。本当です」
「本当に人間に戻ったんだな……」

 ライアンは感慨深くギュッと私を抱きしめた。
 そして、私を引っ張り起こしてくれて、しぶしぶというように私から出た。
 トロリと血と白い液体が混じったものが出てきて、赤面する。

「全部俺のものになった証だ」

 満足げに微笑んで、ライアンはそばの布でそれを拭ってくれた。

 私は床に落ちていたワンピースを着ると、よろよろとトイレに行った。
 腰が痛い……。

 トイレでも、いっぱいライアンのものが滴り落ちてきた。
 人間に戻ったのに、こんなに中で出されたら、妊娠しちゃうかも!
 結婚しようと言ってくれてるライアンだから、そう伝えても問題ないと言いそうだけど。

 そのうち、赤ちゃんは欲しいと思うけど、まだ今じゃない。
 この世界って避妊はどうしてるんだろう?

 トイレから出ると、ライアンがテーブルのそばに腰かけて、いい笑顔で手招きしてる。
 彼のモノはまた元気に勃ち上がっている。
 そこに座れってことよね……?

 そばに行くと、案の定、ワンピースを捲られて、下から貫かれた。

「あぁんっ……」

 溶けきっているそこは、すんなり彼の屹立を受け入れる。
 自重で深いところまで届いてしまう。

 ライアンがうれしそうに後ろから抱きしめてきて、キスをされると、きゅんとして、文句が言えない。

 あの我慢を繰り返した禁欲的な彼はどこに行ってしまったのかしら?
 あれ?でも、そこまで禁欲的でもなかったかな?

「エマ、かわいいな。水飲むか?」

 彼は返事も聞かず、口移しで水をくれる。
 喘ぎすぎてカラカラの喉に、注ぎ込まれるお水は美味しかった。
 でも、普通にコップで飲めるのに。

「プリムかお菓子でも食べるか?」

 ライアンが甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる。
 プリムが食べてみたいと言うと、皮を剥いてくれた。
 薄い皮を手で剥くと、瑞々しい果肉が現れた。
 口許に差し出されて、かぷりと齧り付く。
 口の中に甘酸っぱい味が広がる。

「美味しい!」

 久々に食べ物が自分の中に吸収されるのを感じる。

「どれどれ」

 ライアンは私に口づけて、舌で掻き回し、口中を味わった。

「うん、確かに美味しいな」
「もう、自分の手の中のものを味わってください……」

 箍が外れたように、ライアンが甘ったるい。
 そして、エッチだ。

「これはエマのものだから」とまた食べさせられる。
 プリムはやっぱりスモモに似ていて、中心に大きな種があった。
 味はそれよりも甘くて、ねっとりしていた。
 二つ食べて、今度はお菓子に移る。

 ライアンは手についたプリムの汁をペロリと舐めた。
 そのしぐさが艶かしくて、ドキドキする。

「エマも舐めて欲しいのか?」

 私の視線に気づいたライアンがニヤリと笑う。
 ブンブンと首を横に振ったけど、ヒクッとライアンのものを締めつけた身体がそれを裏切った。

「そうか、舐めてほしいんだな」

 うれしそうなライアンは私の首筋をペロリと舐めた。

「ひゃん!」

 腰が浮くのを腕で捕まえられ、固定される。
 ペロペロ首筋を舐め上げられ、耳朶を食まれる。
 耳の穴に舌を入れられ、舐られると、ギュッとライアンの肉棒を締め上げてしまった。
 それに耐えるような表情を浮かべて、ライアンは掠れ声で囁く。

「そんなにこれ、気持ちいいのか?」
「ちがっ……やんッ」

 くちゃくちゃと耳に直接届く卑猥な水音に、身をよじる。
 もうなにをされても気持ちがいいだけだから!

 身体を抱えてた手が胸の膨らみに当てられた。
 布の上から頂点の尖りを探されて、摘まれる。

 耳と乳首を攻められて、またビクンッと跳ねた。
 持ち上がった腰はまた自重で下りてくると、彼のモノが深く突き刺さり、私はまた嬌声をあげた。
 ライアンは指でクルクルと乳首の周りに円を描き、弄ぶ。
 中途半端に身体に快楽が溜まっていき、奥が疼いてくる。

「ライアン……」

 ねだるように彼を振り返ると、甘い表情で、「ん? またイキたくなったのか?」と言った。

「イジワルです……」

 そうなるように誘導してるくせに……。
 羞恥心で涙が滲んだ。

「わー、泣くな。エマから求めてほしかっただけだ!」

 ライアンは目元に口づけて、涙をペロッと舐めた。

「ちゃんと求めてますよ……?」

 ずっとライアンにひっついていたいのは本当。
 ただ激しいのはもういいかな……。

「エマ……! そんなかわいいこと言われると、むちゃくちゃにして抱き潰したくなる!」

 余裕のない表情をうかべ、ライアンは私をきつく抱きしめた。
 中のモノがグッと大きくなった。

「それはダメです! 優しくがいいです」
「わかった。努力する……」

 私の要望通り、ライアンは優しく優しく私の身体に触れ始めた。

 あれ?結局することになっちゃった……。

 そう思ったのは後の祭り。
 手も唇もうっとりするくらい大事そうに私をなで擦る。
 激しい愛撫ではないのに、どんどん身体が熱くなっていく。

「はぁん……」

 首筋を吸われて、恥ずかしい声をあげる。
 思わず、身体を貫いている肉棒をキュンキュン締めてしまった。

「クッ……」

 ライアンは呻いて、私の腰を持ち上げ、ゆっくり落とした。

「んぁ……あ……ん………」

 中をじっくり擦られて気持ちがいい。
 だけど、この体勢はいや。

「ライアン、後ろ向きはいやです……」

 そう言うと、彼は私の向きを変えてくれて、自分と向かい合わせになるようにした。

「これならどうだ?」

 ライアンに跨がるように脚を開いてる淫らな格好。
 でも、ライアンの顔が見えて安心する。
 赤くなりながら頷くと、「俺もこっちの方がエマの顔が見えていいな」と言った。

 また腰を持ち上げられると、不安定で慌てて、ライアンの頭を抱え込むように抱きついた。
 彼の顔に胸を押しつけるようにしてしまう。

「この体勢、最高だ」

 ライアンが笑ってゆっくり腰を動かすと、彼に擦りつけるように胸が揺れる。

「ん……ふぅ……あ……ん……」

 乳首が尖っていき、布をツンと突き上げて主張する。
 それをライアンがパクッと噛んだ。

「ひゃう!」

 変な声が出た。

「あ、あっ……ライアンっ、コリコリしちゃ、だめっ、はうっ……」

 片方は口で、もう片方は指で、噛まれたり、捻られたりすると、気持ちよさに背中が反る。

「すごい締めつけ……」

 ライアンはちょっと苦しそうにつぶやいた。

 つらいなら、もう出してもいいのに。

 そう思うけど、私の口から出てくるのは嬌声だけで、おもむろに突き上げられて、さらに声が大きくなる。

「あっ、やっ、やんっ、激しっ、あぁっ、優しくって、言った、のにっ」

 突き上げられて、下りてくるところをまた突き上げられて、息も絶え絶えになる。

「ごめん……はっ……もう、無理だ……」

 ガンガン奥を突かれて揺さぶられる。
 眼の前がチカチカする。

「あぁっ、あぁっ、はぁああんーーーッ」

 仰け反って、激しくイッてしまった。
 キュッと私の中が締まる。
 その刺激でライアンも私の中に精を放った。

 くたり、ライアンにもたれかかる。
 でも、まだ私の中はビクビク痙攣を繰り返して止まる様子がない。

「もう、だめ……本当にだめです……」

 快楽が過ぎて、涙がポロポロこぼれた。
 そんな私に、ライアンはオロオロして、必死で謝った。

「エマ、大丈夫か? ごめん! 本当にごめん! エマがかわいすぎて止められなくなった」

 私の頬を手で挟むと指で涙を拭って、心配そうに顔を覗き込む。

「嫌いになったか……?」

 ライアンが真剣にそう聞いてくるから、「そんなわけありません」と笑った。
 私を全部あげて、まだ中に入ってるのに、なんでそんな不安そうな顔をするの?

 と、気づいた。
 私が自分の気持ちを言葉にしてないことに。

「ライアン、好き。大好き。私を全部もらってもらえて、うれしいです……」

 精一杯の言葉を伝えると、ライアンは破顔した。
 パァッと顔が輝いて、瞳が甘く蕩ける。

「エマ! 全部俺のものだ」

 きつく抱きしめられて、むちゃくちゃにキスされる。

「もう、愛しくてどうにかなりそうだ……」

 ライアンの熱い瞳に溶けてしまいそう。

「ライアン、好き……」

 私もギュッとしがみつくと、彼のモノがまた大きくなった。

「ぁんっ!……もうダメですよ?」
「わかってる。今夜はもうしない。でも、このまま寝たらダメか?」

 今夜は?このまま?
 身体を押しつけられ、みっちり中を塞がれた状態で寝られるのかしら……?
 そう思ったけど、捨てられた子犬みたいな目で訴えかけられると、拒否などできるはずもなく、赤くなりながら頷いた。

「ありがとう!」

 ニカッと笑ったライアンは、私を抱えたまま横になった。
 私を上に乗せたまま、上掛けをかぶせてくれる。

 本当にこのまま寝るの?

「重くないですか?」
「全然! エマが柔らかくて温かくて気持ちいいよ」
「………!」

 私は恥ずかしくて、広くて熱い胸に顔を埋めた。

「おやすみ、エマ」
「おやすみなさい、ライアン」

 軽く口づけると、私達は目を閉じた。
 眠れるわけないと思ったのに、酷使された身体はクタクタで、すぐ眠りに落ちてしまった。



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