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第322話 機動戦士ガンダムSEED DESTINY その13 偽者かと思ったら本物だった編
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先週は突発的にお休みしてしまって申し訳ございませんでした。体調不良とかではなく、単なるど忘れです(汗)。遅い夏休みをとったので曜日感覚がなくなっておりました。
さて、『DESTINY』語りもいよいよ最終回になるかと思います。今回のサブタイトルはデュランダル議長の中の人についてです。あとで詳しく語りたいと思います。
そのデュランダル議長の前に、ラスボス系というか、黒幕系のキャラについて語りたいと思います。
まずはブルーコスモスの新総帥ロード・ジブリールから。ただ、この人は前作『SEED』のムルタ・アズラエルに比べると普段の言動はマトモなんですが、実のところ、やっぱり大したことがないという(笑)。無能さについてはムルタと大差無いどころか、実はムルタ以上に無能説もあります。いや、ムルタより有能だったら、こいつが最初から盟主やってたんでしょうから、やっぱり無能なんでしょう。正直、ムルタほどの印象も残ってないです。ただのやられ敵役かなと。
お次は、オーブの権力者であるセイラン家のお父ちゃんウナトとバカ息子ユウナですね。ウナトの方は内政外交とも現状維持をするならそこそこ有能な政治家っぽいです。平時ならこの人が宰相で無難につとまったでしょう。ただ、乱世向きでは全然ない。そこで自分の既得権益を守ることに汲々とするタイプなので、結局ロクでもない結果に終わってしまうという。
ユウナの方はバカ息子のひとことで終わります。カガリと政略結婚しようとして視聴者のヘイトを買うだけのキャラでしたね。
カガリがこいつらを切れなかったのは、過去のしがらみと本人の経験不足からしょうがないかなとは思えるのですが、こいつらをのさばらせているということ自体がカガリの指導者としての未熟さを証明しています。まあ、この点については無能と断じるのはカガリにとって酷だとは思います。最後は国家反逆罪で切っているので、カガリも経験を積んで成長していっているのでしょう。
さて、いよいよ本命、ギルバート・デュランダル議長についてです。この人についてはタリア艦長の所でも少し触れました。信念の人ではあります。また、目的のためには手段を選ばないマキャベリストでもあります。そして、私利私欲のために政治権力を握ろうとしているのではない、という点においては清廉潔白な人でもあります。ある意味、理想的な政治家と言えるでしょう。
問題は、「遺伝子がすべてを決定する」という一般人からすると受け入れがたい考え方を実現する「デスティニープラン」が目的になってしまったことと、それを達成するためなら何をやってもよいし、それが全人類のためになるという信念に行き着いてしまったことです。しかも、そこに至った経緯が「愛するタリア艦長と結婚できなかった」怨念によるものに見えてしまうところが、いかにも残念な点ではあります。
そこの目的と手段を問わないやり方が結局はラクスとの対立となり、最終的にはラクス一派との戦闘で敗北して、我が子と思って育てたレイに撃たれ、そのレイやタリア艦長と共に炎の中に消えました。前にも書いたとおり、野望に生きたラスボスの死に様としては悪くないかと思います。
ただ、何となくではありますが、自分の理想とする「デスティニープラン」についても、心の底からそれを良いものだとは思っていなかったのではないか、と思えるフシがあります。死に際に無念の表情を見せず、むしろ満足げに死んでいったことからすると、自分でも止めて欲しかったのではないかというようにも思えてしまうんですね。
ただ、これは「中の人」バイアスの可能性もあるんですが。というのも、このデュランダル議長の声優は、あのシャア・アズナブルを演じていた池田秀一ですから。どうしても「シャア」の印象があるんですよ。つまり、アクシズ落としを敢行しようとしつつ、実は止めて欲しかったんじゃないかと思えるシャアが二重写しになってしまうという。
ところで、この「中の人」について、私は初見時の第1話で大きな勘違いをしていたんです。デュランダル議長の声を聞いて「おお、池田秀一っぽい。ってことは、これは子安武人かな?」とか思ってたんですよ。『ガンダムW』のゼクスが代表格なんですが、90年代後半以降の印象として「池田秀一の代わり(言い方が悪いですが)は子安武人」って印象を持ってまして。ちなみに「古谷徹の代わりは草尾毅」です(笑)。
前にも書いたことがあるかと思うのですが90年代に声優の大幅ギャラアップがありまして、既に大御所になっていた池田秀一や古谷徹のギャラが上がってたんですね。それで代わりになる若手声優として子安武人や草尾毅が使われていたという印象が強かったんですよ。言い方は悪いですが「偽池田秀一」とか「偽古谷徹」みたいな感じでとらえてたんですね。
で、子安武人は「謎の仮面」(笑)役でも既に登場しているので、二役でデュランダル議長やっててもおかしくないなと思ったんですよ。ところがエンディングでキャストを見てデュランダル議長のところに「池田秀一」って書いてあるのを見て「本物かよ!?」と驚いたという(笑)。
ここで池田秀一がラスボス役を演じたことで、このあとの『OO』で今度は古谷徹がラスボスを演じることができるように……と書こうとしたところで、あれは蒼月昇(笑)だったことに気づいたので、この文については忘れてください(笑)。
中の人ネタで言うと、タリア艦長の中の人が小山茉美なんですよね。言わずと知れたキシリア・ザビの中の人なんですが、ガンダムシリーズでは既にカレン・ジョシュアも演じています。で、放送終了後のアニメ誌かネットでの池田秀一との対談で「今度は自分が(池田秀一が演じるキャラを)殺したかった」とか言ってたんですよ(笑)。キシリアはシャアに殺されてるんで、そのお返しがしたかったんだそうで。結局、その希望はかなわなかったわけですが(笑)。
登場人物については、このあたりでしょうか。もはやプラモや玩具を買う歳でもなくなっていたのですが、弟はMGとかを買っていましたね。この前、実家を整理したときに出てきて「捨てていい」と言われたストライクフリーダムのプラモは息子の玩具になりました(笑)。できは良かったんですが、六歳児のオモチャとしては耐久性が足りなかったようで、すぐ壊れてしまいましたね。
前作『SEED』に引き続いて楽曲も多くヒットしましたが、私の印象に残っているのは第1期オープニングの『ignited -イグナイテッド-』ですね。これが一番記憶に残っています。ほかの曲も悪くなかったです。この頃のアニソンは、しっかりと作品テーマに沿った上で歌謡曲としてもレベルが高いものが生まれるようになっていました。このあたりは『SEED』以降の「土六」枠のアニメが結構貢献していたように思えます。
作品としての総括は、結局は最初に書いたことに戻ってしまうんですね。「主人公は誰?」と。そしてサービスとしての初代『ガンダム』系MSの踏襲と、いかにも『スパロボ』的なストーリー展開は、私的には嫌いではありませんでしたが、賛否は分かれるだろうなと思えました。
総括すると、やはり「名作」と呼ぶには問題が多いが「駄作」と切り捨てるには面白いし商業的には成功したので、結局「問題作」に落ちついてしまうのかなと思います。
本作のあと、劇場版を作っているという噂もありましたが、結局は実現せずに『OO』で劇場版が作られることになり、『SEED』系作品は本作で終わりとなります。まあ宇宙世紀以外のガンダムシリーズで続編が作られたということ自体が異例ではあったんですが。
さて、次回は『創聖のアクエリオン』に行きたいと思います……が、これ一話切りしちゃったんだよなあ……。
さて、『DESTINY』語りもいよいよ最終回になるかと思います。今回のサブタイトルはデュランダル議長の中の人についてです。あとで詳しく語りたいと思います。
そのデュランダル議長の前に、ラスボス系というか、黒幕系のキャラについて語りたいと思います。
まずはブルーコスモスの新総帥ロード・ジブリールから。ただ、この人は前作『SEED』のムルタ・アズラエルに比べると普段の言動はマトモなんですが、実のところ、やっぱり大したことがないという(笑)。無能さについてはムルタと大差無いどころか、実はムルタ以上に無能説もあります。いや、ムルタより有能だったら、こいつが最初から盟主やってたんでしょうから、やっぱり無能なんでしょう。正直、ムルタほどの印象も残ってないです。ただのやられ敵役かなと。
お次は、オーブの権力者であるセイラン家のお父ちゃんウナトとバカ息子ユウナですね。ウナトの方は内政外交とも現状維持をするならそこそこ有能な政治家っぽいです。平時ならこの人が宰相で無難につとまったでしょう。ただ、乱世向きでは全然ない。そこで自分の既得権益を守ることに汲々とするタイプなので、結局ロクでもない結果に終わってしまうという。
ユウナの方はバカ息子のひとことで終わります。カガリと政略結婚しようとして視聴者のヘイトを買うだけのキャラでしたね。
カガリがこいつらを切れなかったのは、過去のしがらみと本人の経験不足からしょうがないかなとは思えるのですが、こいつらをのさばらせているということ自体がカガリの指導者としての未熟さを証明しています。まあ、この点については無能と断じるのはカガリにとって酷だとは思います。最後は国家反逆罪で切っているので、カガリも経験を積んで成長していっているのでしょう。
さて、いよいよ本命、ギルバート・デュランダル議長についてです。この人についてはタリア艦長の所でも少し触れました。信念の人ではあります。また、目的のためには手段を選ばないマキャベリストでもあります。そして、私利私欲のために政治権力を握ろうとしているのではない、という点においては清廉潔白な人でもあります。ある意味、理想的な政治家と言えるでしょう。
問題は、「遺伝子がすべてを決定する」という一般人からすると受け入れがたい考え方を実現する「デスティニープラン」が目的になってしまったことと、それを達成するためなら何をやってもよいし、それが全人類のためになるという信念に行き着いてしまったことです。しかも、そこに至った経緯が「愛するタリア艦長と結婚できなかった」怨念によるものに見えてしまうところが、いかにも残念な点ではあります。
そこの目的と手段を問わないやり方が結局はラクスとの対立となり、最終的にはラクス一派との戦闘で敗北して、我が子と思って育てたレイに撃たれ、そのレイやタリア艦長と共に炎の中に消えました。前にも書いたとおり、野望に生きたラスボスの死に様としては悪くないかと思います。
ただ、何となくではありますが、自分の理想とする「デスティニープラン」についても、心の底からそれを良いものだとは思っていなかったのではないか、と思えるフシがあります。死に際に無念の表情を見せず、むしろ満足げに死んでいったことからすると、自分でも止めて欲しかったのではないかというようにも思えてしまうんですね。
ただ、これは「中の人」バイアスの可能性もあるんですが。というのも、このデュランダル議長の声優は、あのシャア・アズナブルを演じていた池田秀一ですから。どうしても「シャア」の印象があるんですよ。つまり、アクシズ落としを敢行しようとしつつ、実は止めて欲しかったんじゃないかと思えるシャアが二重写しになってしまうという。
ところで、この「中の人」について、私は初見時の第1話で大きな勘違いをしていたんです。デュランダル議長の声を聞いて「おお、池田秀一っぽい。ってことは、これは子安武人かな?」とか思ってたんですよ。『ガンダムW』のゼクスが代表格なんですが、90年代後半以降の印象として「池田秀一の代わり(言い方が悪いですが)は子安武人」って印象を持ってまして。ちなみに「古谷徹の代わりは草尾毅」です(笑)。
前にも書いたことがあるかと思うのですが90年代に声優の大幅ギャラアップがありまして、既に大御所になっていた池田秀一や古谷徹のギャラが上がってたんですね。それで代わりになる若手声優として子安武人や草尾毅が使われていたという印象が強かったんですよ。言い方は悪いですが「偽池田秀一」とか「偽古谷徹」みたいな感じでとらえてたんですね。
で、子安武人は「謎の仮面」(笑)役でも既に登場しているので、二役でデュランダル議長やっててもおかしくないなと思ったんですよ。ところがエンディングでキャストを見てデュランダル議長のところに「池田秀一」って書いてあるのを見て「本物かよ!?」と驚いたという(笑)。
ここで池田秀一がラスボス役を演じたことで、このあとの『OO』で今度は古谷徹がラスボスを演じることができるように……と書こうとしたところで、あれは蒼月昇(笑)だったことに気づいたので、この文については忘れてください(笑)。
中の人ネタで言うと、タリア艦長の中の人が小山茉美なんですよね。言わずと知れたキシリア・ザビの中の人なんですが、ガンダムシリーズでは既にカレン・ジョシュアも演じています。で、放送終了後のアニメ誌かネットでの池田秀一との対談で「今度は自分が(池田秀一が演じるキャラを)殺したかった」とか言ってたんですよ(笑)。キシリアはシャアに殺されてるんで、そのお返しがしたかったんだそうで。結局、その希望はかなわなかったわけですが(笑)。
登場人物については、このあたりでしょうか。もはやプラモや玩具を買う歳でもなくなっていたのですが、弟はMGとかを買っていましたね。この前、実家を整理したときに出てきて「捨てていい」と言われたストライクフリーダムのプラモは息子の玩具になりました(笑)。できは良かったんですが、六歳児のオモチャとしては耐久性が足りなかったようで、すぐ壊れてしまいましたね。
前作『SEED』に引き続いて楽曲も多くヒットしましたが、私の印象に残っているのは第1期オープニングの『ignited -イグナイテッド-』ですね。これが一番記憶に残っています。ほかの曲も悪くなかったです。この頃のアニソンは、しっかりと作品テーマに沿った上で歌謡曲としてもレベルが高いものが生まれるようになっていました。このあたりは『SEED』以降の「土六」枠のアニメが結構貢献していたように思えます。
作品としての総括は、結局は最初に書いたことに戻ってしまうんですね。「主人公は誰?」と。そしてサービスとしての初代『ガンダム』系MSの踏襲と、いかにも『スパロボ』的なストーリー展開は、私的には嫌いではありませんでしたが、賛否は分かれるだろうなと思えました。
総括すると、やはり「名作」と呼ぶには問題が多いが「駄作」と切り捨てるには面白いし商業的には成功したので、結局「問題作」に落ちついてしまうのかなと思います。
本作のあと、劇場版を作っているという噂もありましたが、結局は実現せずに『OO』で劇場版が作られることになり、『SEED』系作品は本作で終わりとなります。まあ宇宙世紀以外のガンダムシリーズで続編が作られたということ自体が異例ではあったんですが。
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