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(3)装着編!
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ワンキューレは美しい敵だ。鋼夜叉では主に若い女が生体兵器に改造された姿とされている。それだけに女性らしいボディラインをしていてメタリックな外骨格とどこかの国の優雅な大理石の像を思わせる綺麗な顔をしていた。だが美しい姿の反面、攻撃力も桁外れに強大で油断すれば瞬殺されるのもしばしばだ。その反面、頭脳戦に弱く力技に頼りがちなので戦術を誤らなければ倒せる敵であった。だから私はワンキューレが出現するとポイント稼ぎとばかりハッスルしたものだ。なのに、いまの私の姿はワンキューレだった・・・
目の前の、いや私の意識に直接今の私の姿のイメージが送り込まれていた。紫色を基調とした外骨格で、大きく膨れた胸部、くびれたウエスト、大きな腰。大きいのは内部に様々な装備が組み込まれているのがわかった。その膨らみは攻撃用のニードル弾が仕込まれているし、腰には電光線発射のための動力炉がある。全ては鋼夜叉で戦った経験で分かっていた。いままで、自分が戦ってきた敵の身体に取り込まれていた!
「いやよ、なんでなのよ! これって私が得意にしていた敵キャラよ! こいつは私のカモなのに、なんでワンキューレなのよ!」
私は頭を抱えてしまった。そういえば私の身体を拘束していたものが外れていた。そしてそこにうずくまってしまった。先ほどまでの柔らかい地球人の肉体の感覚は消失し、生体装甲の外骨格の感触がそれに代わっていた。
柔らかい指は鋭い爪があるゴツゴツしたモノとなり、恐ろしいほど長い指になっていた。肘には鋭い牙のようなモノが生えていて、腕はものすごく分厚い外骨格に覆われていて分厚い筋肉の感覚を感じていた。
たしか鋼夜叉の設定では地球人類が生体装甲に覆われると一種の寄生生命体の存在になるので二度と元の姿に戻れないはずだった。しかしΩ7は戻れるなんていったけど、本当はどっちなのよ! ゲーマーを拉致してきて敵キャラに改造するだなんて!
「いいんじゃない? 知っているでしょワンキューレでも紫色は三番目に強いんだから! 初めてにしてはなかなかじゃないの? やっぱり改造してよかったわ!」
Ω7の満足そうな声に私はブチ切れた!
「ふざけないでよ! 花も恥じらう乙女をこんなキャラにしやだって! こんなやつこうやってやる!」
そういって私はワンキューレの生体ユニットがある胸、自分の胸を殴ろうとした。だがリンメイの腕がそれを阻止した。
「まあ、まあ、自棄を起こさないでよ! 敵キャラかもしれないけど進化すればいいんだからね」
リンメイの顔を見た時、外のモニターに映し出されていた地球が急激に小さくなっていた。私を拉致した宇宙船が地球圏を離脱し始めていた。
目の前の、いや私の意識に直接今の私の姿のイメージが送り込まれていた。紫色を基調とした外骨格で、大きく膨れた胸部、くびれたウエスト、大きな腰。大きいのは内部に様々な装備が組み込まれているのがわかった。その膨らみは攻撃用のニードル弾が仕込まれているし、腰には電光線発射のための動力炉がある。全ては鋼夜叉で戦った経験で分かっていた。いままで、自分が戦ってきた敵の身体に取り込まれていた!
「いやよ、なんでなのよ! これって私が得意にしていた敵キャラよ! こいつは私のカモなのに、なんでワンキューレなのよ!」
私は頭を抱えてしまった。そういえば私の身体を拘束していたものが外れていた。そしてそこにうずくまってしまった。先ほどまでの柔らかい地球人の肉体の感覚は消失し、生体装甲の外骨格の感触がそれに代わっていた。
柔らかい指は鋭い爪があるゴツゴツしたモノとなり、恐ろしいほど長い指になっていた。肘には鋭い牙のようなモノが生えていて、腕はものすごく分厚い外骨格に覆われていて分厚い筋肉の感覚を感じていた。
たしか鋼夜叉の設定では地球人類が生体装甲に覆われると一種の寄生生命体の存在になるので二度と元の姿に戻れないはずだった。しかしΩ7は戻れるなんていったけど、本当はどっちなのよ! ゲーマーを拉致してきて敵キャラに改造するだなんて!
「いいんじゃない? 知っているでしょワンキューレでも紫色は三番目に強いんだから! 初めてにしてはなかなかじゃないの? やっぱり改造してよかったわ!」
Ω7の満足そうな声に私はブチ切れた!
「ふざけないでよ! 花も恥じらう乙女をこんなキャラにしやだって! こんなやつこうやってやる!」
そういって私はワンキューレの生体ユニットがある胸、自分の胸を殴ろうとした。だがリンメイの腕がそれを阻止した。
「まあ、まあ、自棄を起こさないでよ! 敵キャラかもしれないけど進化すればいいんだからね」
リンメイの顔を見た時、外のモニターに映し出されていた地球が急激に小さくなっていた。私を拉致した宇宙船が地球圏を離脱し始めていた。
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