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第二章:わたしは雛乃
わたしは雛乃!(1)
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わたしは雛乃! みんなが着ぐるみ美少女だと認識している内臓の女の子。どうもクラスメイトのなかに実は男じゃないかと疑っている人もいるようだけど失礼だと思うわ本当に!
いままで私は何度も死にかけたのよ! 某国の弾道ミサイルを迎撃するために発射した地対空防衛ミサイルの落下事故で全身に大やけどなどの重度の障害を負ったのよ! そのせいで私の身体はボロ切れのようになって寝たきりになっていたのよ。意識はあったので本当に残酷だと思ったよ。どうしてくれるのよって!
そんなとき、ある実証実験の被験者になれば普通に近い生活を出来るようになると。その代り今まで通り話は出来ないと。それで藁をすがる思いで同意したのよ。そしたら着ぐるみ美少女”雛乃”に生まれ変われたというわけ。
外見からは私は・・・レイヤーというのかしら人形になりたい願望でしている人たちと一緒だと思われているけど、本当は違うわよ! やっぱり普通の女の子と一緒でいたかったわよ。でも出来ないわけはいっぱいあるのよ。
私の脊髄は損傷しているので、神経に代わって指示を身体に与えられるように全身に機械を埋め込まれたり、酷いやけどの跡を直したりしていたので、とても人前では歩けない姿だったの。
それに少し前に同じような症状だった女の子は全身を機械に覆われてしまってロボットみたいな感じになってしまったの。本人はそう気にいっているみたいだけどね。
そうそう私が着ぐるみ美少女の姿をしているけど、あのマスクは生命維持装置だし、体表を覆う肌タイも身体に埋め込まれた装置が見えないようにするものなのよ。
いままで私は何度も死にかけたのよ! 某国の弾道ミサイルを迎撃するために発射した地対空防衛ミサイルの落下事故で全身に大やけどなどの重度の障害を負ったのよ! そのせいで私の身体はボロ切れのようになって寝たきりになっていたのよ。意識はあったので本当に残酷だと思ったよ。どうしてくれるのよって!
そんなとき、ある実証実験の被験者になれば普通に近い生活を出来るようになると。その代り今まで通り話は出来ないと。それで藁をすがる思いで同意したのよ。そしたら着ぐるみ美少女”雛乃”に生まれ変われたというわけ。
外見からは私は・・・レイヤーというのかしら人形になりたい願望でしている人たちと一緒だと思われているけど、本当は違うわよ! やっぱり普通の女の子と一緒でいたかったわよ。でも出来ないわけはいっぱいあるのよ。
私の脊髄は損傷しているので、神経に代わって指示を身体に与えられるように全身に機械を埋め込まれたり、酷いやけどの跡を直したりしていたので、とても人前では歩けない姿だったの。
それに少し前に同じような症状だった女の子は全身を機械に覆われてしまってロボットみたいな感じになってしまったの。本人はそう気にいっているみたいだけどね。
そうそう私が着ぐるみ美少女の姿をしているけど、あのマスクは生命維持装置だし、体表を覆う肌タイも身体に埋め込まれた装置が見えないようにするものなのよ。
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