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(2)切手に関するエトセトラ(昭和編)

日本初のヌード切手

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 子供の時に見た切手でドキッとしたのがあった。1969年の切手趣味週間のデザインだ。小林古径の「髪」が題材になっているのだが、片方の女性が上半身裸なのだ。そう胸が露わになっているのだ。

 ヌードという物は、ある一定ラインから先は芸術、それよりも前は卑猥、という判断をされるものだが、この絵は日本画であるが乳房に乳頭まで描かれているのは子供の時に見て衝撃的だった。まあ、子供だから仕方ない事であるが。

 もっとも、世界には絵画を題材にしたヌード切手がごまんとあるのを知ったのはそのあとの事であった。
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