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マネキン
白い全身タイツ
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地下室にあるシャワー室は暗く陰惨な雰囲気がした。それは周囲が在庫商品の箱や古くて使われなくなったマネキンが数多く置かれていたからだ。しかも中には首だけのものもある気色悪かった。
若い女がシャワーを浴びた後、脱衣場で女主人から渡されたのは白い全身タイツだった。その全身タイツは光沢がありレザーのようなアクリルのような輝きを放っていた。しかも触り心地がとてもよかった。
「これってフツーの全身タイツですよね?」
若い女は手触りを楽しむかのようにもてあそんでいた。
「そうだよ。それを着なさい。着方は分かるよね? 素肌の上にパンストを履くように着るように!」
そういって女主人は背中のファスナーを開いて若い女の足元に開口部を差し出した。若い女は言われるがままに、一糸まとわぬ姿で全身タイツの袖を通した。こういった衣装はテレビで見たことがあったけど、自分から着ようとは思わなかったので、実際に自分が着ることになるとは思ってもいなかった。
若い女は全身タイツを着ていくとその感覚に驚いた。身体に張り付いていくような刺激が心地よかったのだ。しかもシワもよらずぴったりだった。それに覆われていくたびに心地よい拘束感に酔いしれていた。
「全身タイツってこんなに気持ちいいのですか?」
そう若い女は思わず口にした。今まで感じたことのない感触に驚いていた。が女主人にびっしとと言われた。
「あんた、これは万引きを見逃す代わりにやってもらっているのをお忘れなく!」
若い女は首から下までタイツに覆われたが、そのとき確認のために見せられた姿見のなかの自分の姿は、心なしかボディラインがいつもの自分よりも美しく感じられた。そのとき女主人は白いウィッグを持ってきていた。
「これをあんたがマスクを被ったら、上に乗せるからね。のっぺらぼうのような感じではあんまりだからアクセントとしてかぶってもらうわよ」
「あのう、すいません。あたしはこの全身タイツをいつまで着なければいけないのですか? おうちに帰りたいのですが?」
「おうちか・・・まあ、もうちょっと付き合ってちょうだい!」
そういって女主人は早く若い女にマスクを被るようにと促した。
若い女がシャワーを浴びた後、脱衣場で女主人から渡されたのは白い全身タイツだった。その全身タイツは光沢がありレザーのようなアクリルのような輝きを放っていた。しかも触り心地がとてもよかった。
「これってフツーの全身タイツですよね?」
若い女は手触りを楽しむかのようにもてあそんでいた。
「そうだよ。それを着なさい。着方は分かるよね? 素肌の上にパンストを履くように着るように!」
そういって女主人は背中のファスナーを開いて若い女の足元に開口部を差し出した。若い女は言われるがままに、一糸まとわぬ姿で全身タイツの袖を通した。こういった衣装はテレビで見たことがあったけど、自分から着ようとは思わなかったので、実際に自分が着ることになるとは思ってもいなかった。
若い女は全身タイツを着ていくとその感覚に驚いた。身体に張り付いていくような刺激が心地よかったのだ。しかもシワもよらずぴったりだった。それに覆われていくたびに心地よい拘束感に酔いしれていた。
「全身タイツってこんなに気持ちいいのですか?」
そう若い女は思わず口にした。今まで感じたことのない感触に驚いていた。が女主人にびっしとと言われた。
「あんた、これは万引きを見逃す代わりにやってもらっているのをお忘れなく!」
若い女は首から下までタイツに覆われたが、そのとき確認のために見せられた姿見のなかの自分の姿は、心なしかボディラインがいつもの自分よりも美しく感じられた。そのとき女主人は白いウィッグを持ってきていた。
「これをあんたがマスクを被ったら、上に乗せるからね。のっぺらぼうのような感じではあんまりだからアクセントとしてかぶってもらうわよ」
「あのう、すいません。あたしはこの全身タイツをいつまで着なければいけないのですか? おうちに帰りたいのですが?」
「おうちか・・・まあ、もうちょっと付き合ってちょうだい!」
そういって女主人は早く若い女にマスクを被るようにと促した。
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