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第二章・エリザベートと甲冑蟲
38.エリザベートを選んだ甲冑蟲(3)
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エリザベートに合う甲冑蟲を探していた一行であったが、アテルナが動き出したことに動揺を隠せなかった。後で彼女が聞いた話ではサムリナと同等程度の甲冑蟲か、それに進化する可能性のある新規の甲冑蟲を探していたという。だから、そのエリアの甲冑蟲がエリザベートと合うなんて思ってもいなかったそうだ。しかし、最も大物が動き始めたので半ばうろたえていたのだ。
「ラルゴ! この場合どうするのですか? やっぱ、公爵国評議会に諮らないといけないのでは?」
「シャーミ様。規則上そうですが、アテルナが動くだなんて想定外です! 言っては悪いですがいくらなんでもエリザベート殿にそこまでの力が秘められていたなんて・・・ちょっといいですかエリザベート殿! あなたは前の世界では何をしておられたのですか? 巫女とか修道女とか?」
「いいえ! あたしは高校生一年の・・・学生でしたわ!」
「が、学生? それじゃあシャーミ様と同じではないか! シャーミ様も学校に通われているのですから・・・」
「シャーミ様って学生ですか?」
「それよりも、どうすればいいのですかラルゴ!」
三人はアテルナから離れようとして迷宮の出口へと向かっていたが、距離を離すことは出来ずにいた。むしろ間合いは迫りつつあった。
「ラルゴ! この場合どうするのですか? やっぱ、公爵国評議会に諮らないといけないのでは?」
「シャーミ様。規則上そうですが、アテルナが動くだなんて想定外です! 言っては悪いですがいくらなんでもエリザベート殿にそこまでの力が秘められていたなんて・・・ちょっといいですかエリザベート殿! あなたは前の世界では何をしておられたのですか? 巫女とか修道女とか?」
「いいえ! あたしは高校生一年の・・・学生でしたわ!」
「が、学生? それじゃあシャーミ様と同じではないか! シャーミ様も学校に通われているのですから・・・」
「シャーミ様って学生ですか?」
「それよりも、どうすればいいのですかラルゴ!」
三人はアテルナから離れようとして迷宮の出口へと向かっていたが、距離を離すことは出来ずにいた。むしろ間合いは迫りつつあった。
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