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承章・試験
わたしはマジェスティー
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わたしは気を失っていた。あまりにも全身をクズクズされる感覚を受けたために。だから目が覚めたら元に戻っていてほしい、これは悪い夢であってほしい! その願いは目を覚ました途端に打ち砕かれてしまった!
わたしがベットから立ち上がったとき、全身の感覚が違っていた。それは人形にされた女であると否応なく実感させられるものであった。
まず、全身が何かバリアに覆われたもので、顔は硬い何かに覆われていた。しかも呼吸を・・・していなかった。空気は体表にある無数の孔から直接酸素だけ取り込められるシステムだった。だからわたしの肺は、全て特殊な液体に満たされていた。
また外部の画像や音などは全て電脳化されたわたしの意識に数値として送り込まれていた。そう、わたしは人間的な感覚を全て捨てられてしまったのだ。
「おめざめ? マジェスティーちゃん。これからテストしようね」匡の声が聞こえてきた。あんな憎たらしい奴なんかの指示を無視してやろうと思ったけど・・・無理だった。身体の方が勝手に反射的反応をしたからだ。
「それじゃあ、君から名前を言ってね。そうそう、これは電脳の情報を処理し人工音声で発音できるかをテストしているからね。失敗しないでね」
わたしは当然、自分の名前を言おうとした。そう姶良夏海と! しかし思いとは異なり発せられたのは・・・
「わたし魔法少女のマジェスティー。この研究所の試作五号娘よ! 人類に貢献するために生まれ変わったのよ!」
その声はマジェスティーを演じている声優の声に類似していた! しかもわたしの意志に反していたのだ!
「ようし、とりあえず合格! それじゃあそこに用意している洋服に着替えてちょうだい」
匡の奴が指さした先にあったのは、マジェスティーのコスプレ衣装だった。それはわたしも着たことがあったものだった。でも、それはとあるサークルに頼まれてやったもので・・・こんな風に命令されるなんて嫌だ!
でも身体は匡の言葉に従いマジェスティーの衣装。フリルのついた大きなドレスを着始めた。この時わたしは裸であることに気付いたけど、それは人形娘の体表だった! わたしは人間ではないのだ!
そんな悲しい想いをしているのに、わたしの身体はわたしの感情に関係なく袖を通していた。わたしは着せ替え人形に過ぎなくなっていた。自我はあってもマスターである匡の命令には絶対服従で、その通りにしか動くことが出来なくなっていた・・・
わたしがベットから立ち上がったとき、全身の感覚が違っていた。それは人形にされた女であると否応なく実感させられるものであった。
まず、全身が何かバリアに覆われたもので、顔は硬い何かに覆われていた。しかも呼吸を・・・していなかった。空気は体表にある無数の孔から直接酸素だけ取り込められるシステムだった。だからわたしの肺は、全て特殊な液体に満たされていた。
また外部の画像や音などは全て電脳化されたわたしの意識に数値として送り込まれていた。そう、わたしは人間的な感覚を全て捨てられてしまったのだ。
「おめざめ? マジェスティーちゃん。これからテストしようね」匡の声が聞こえてきた。あんな憎たらしい奴なんかの指示を無視してやろうと思ったけど・・・無理だった。身体の方が勝手に反射的反応をしたからだ。
「それじゃあ、君から名前を言ってね。そうそう、これは電脳の情報を処理し人工音声で発音できるかをテストしているからね。失敗しないでね」
わたしは当然、自分の名前を言おうとした。そう姶良夏海と! しかし思いとは異なり発せられたのは・・・
「わたし魔法少女のマジェスティー。この研究所の試作五号娘よ! 人類に貢献するために生まれ変わったのよ!」
その声はマジェスティーを演じている声優の声に類似していた! しかもわたしの意志に反していたのだ!
「ようし、とりあえず合格! それじゃあそこに用意している洋服に着替えてちょうだい」
匡の奴が指さした先にあったのは、マジェスティーのコスプレ衣装だった。それはわたしも着たことがあったものだった。でも、それはとあるサークルに頼まれてやったもので・・・こんな風に命令されるなんて嫌だ!
でも身体は匡の言葉に従いマジェスティーの衣装。フリルのついた大きなドレスを着始めた。この時わたしは裸であることに気付いたけど、それは人形娘の体表だった! わたしは人間ではないのだ!
そんな悲しい想いをしているのに、わたしの身体はわたしの感情に関係なく袖を通していた。わたしは着せ替え人形に過ぎなくなっていた。自我はあってもマスターである匡の命令には絶対服従で、その通りにしか動くことが出来なくなっていた・・・
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