27 / 36
承章・試験
女性戦闘員アヤメ
しおりを挟む
今ここにいる人形たちの中で改造度が低そうなのはアヤメだった。彼女の素性はわからないが、ボディラインはアスリートのように引き締まっていたが、不自然に胸が大きくなっていた。どうも改造された際に匡に巨乳にされたようだ。
彼女は全身タイツを着ただけのような感じだったが、体の表面には縫い目はなくどうやって着たのかが分からなかった。なんといえばいいのか分からないが、敢えて言えば皮膚そのものが改造されたといった感じだった。
「NATSUMI! あなた可愛いわね! でも戦闘能力は低そうね。一方の私の身体はね、本当に戦闘員なんだからね。だから実用的なんだからね。ここでは披露できないけど強化人間なのよ、わたし!」
アヤメはそういったが、どうも彼女は軍事用改造人間という事のようだった。まあ戦闘員というんだからそうだろうけど。
「そうよねえアヤメ。なんだって全身改造されているからね。元は病弱な女の子だったんでしょ。それが今ではなんでもできるんだからすごいわね」
マリアはそういってアヤメに近づいていた。メタリックで機械的な女と筋肉質な女、その対比が少し奇異な感じがしたけど、いま自分も変な人形にされているんだからいえないかもしれなかったけど。
「そうよ! わたしは生まれ変わったんだよ! もう元には戻りたくないわね。それに・・・そこの新入り! 私の身体を触ってみなさい!」
NATSUMIは彼女を触ってみると不思議な感触だった。すべすべしているしなんらシワがよらなかった。全身タイツを着ているという感じではなかった。今の彼女の体表組織は人間ではなく別のなんかの生命体のそれに置き換わっているようだった。
「これって?」
「これはね、私の筋肉組織が強化されたついでに体表組織も改造されたのよ。鉛が溶ける気温でも耐えられるし水深1000メートルの水圧にも耐えられるのよ! だから隠密活動にもってこいだわ!」
アヤメはそう言っていたが彼女の表情は全く分からなかった。顔はつるっとした卵の表面のような滑らかさで、眼窩や鼻などの凹凸を確認できなかったせいだ。アヤメは人間としての自己主張の術を全て失っていると言って過言ではなかった。彼女は生体兵器みたいになっていた。そして残された自我も匡の都合の良いように改変されていた。
「この身体にしてくださった方に感謝しているわよ。こんな誇らしい存在にしてくれて!」
彼女は全身タイツを着ただけのような感じだったが、体の表面には縫い目はなくどうやって着たのかが分からなかった。なんといえばいいのか分からないが、敢えて言えば皮膚そのものが改造されたといった感じだった。
「NATSUMI! あなた可愛いわね! でも戦闘能力は低そうね。一方の私の身体はね、本当に戦闘員なんだからね。だから実用的なんだからね。ここでは披露できないけど強化人間なのよ、わたし!」
アヤメはそういったが、どうも彼女は軍事用改造人間という事のようだった。まあ戦闘員というんだからそうだろうけど。
「そうよねえアヤメ。なんだって全身改造されているからね。元は病弱な女の子だったんでしょ。それが今ではなんでもできるんだからすごいわね」
マリアはそういってアヤメに近づいていた。メタリックで機械的な女と筋肉質な女、その対比が少し奇異な感じがしたけど、いま自分も変な人形にされているんだからいえないかもしれなかったけど。
「そうよ! わたしは生まれ変わったんだよ! もう元には戻りたくないわね。それに・・・そこの新入り! 私の身体を触ってみなさい!」
NATSUMIは彼女を触ってみると不思議な感触だった。すべすべしているしなんらシワがよらなかった。全身タイツを着ているという感じではなかった。今の彼女の体表組織は人間ではなく別のなんかの生命体のそれに置き換わっているようだった。
「これって?」
「これはね、私の筋肉組織が強化されたついでに体表組織も改造されたのよ。鉛が溶ける気温でも耐えられるし水深1000メートルの水圧にも耐えられるのよ! だから隠密活動にもってこいだわ!」
アヤメはそう言っていたが彼女の表情は全く分からなかった。顔はつるっとした卵の表面のような滑らかさで、眼窩や鼻などの凹凸を確認できなかったせいだ。アヤメは人間としての自己主張の術を全て失っていると言って過言ではなかった。彼女は生体兵器みたいになっていた。そして残された自我も匡の都合の良いように改変されていた。
「この身体にしてくださった方に感謝しているわよ。こんな誇らしい存在にしてくれて!」
1
あなたにおすすめの小説
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
本能寺からの決死の脱出 ~尾張の大うつけ 織田信長 天下を統一す~
bekichi
歴史・時代
戦国時代の日本を背景に、織田信長の若き日の物語を語る。荒れ狂う風が尾張の大地を駆け巡る中、夜空の星々はこれから繰り広げられる壮絶な戦いの予兆のように輝いている。この混沌とした時代において、信長はまだ無名であったが、彼の野望はやがて天下を揺るがすことになる。信長は、父・信秀の治世に疑問を持ちながらも、独自の力を蓄え、異なる理想を追求し、反逆者とみなされることもあれば期待の星と讃えられることもあった。彼の目標は、乱世を統一し平和な時代を創ることにあった。物語は信長の足跡を追い、若き日の友情、父との確執、大名との駆け引きを描く。信長の人生は、斎藤道三、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康、伊達政宗といった時代の英傑たちとの交流とともに、一つの大きな物語を形成する。この物語は、信長の未知なる野望の軌跡を描くものである。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる