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承章・試験
フランス人形娘
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その場にいた憐れな人形に改造されたのは五人。戦闘員、機械娘、リアルフェイス人形、そしてNATSUMIのアニメマスク人形。そしてもう一人まだ視線を合わせていないのがいた! なぜか意図的に人形たちの視線からカットされていた。そして突然電脳の状況把握用の演算システムに実在化されたイメージが現れ驚いてしまった。それはフランス人形娘だった。
しかしフランス人形娘は突然服を脱ぎ始め、そしてウィッグを外してしまい裸になってしまった! いやマネキンのようになってしまった! その姿は衣料品店などにあるマネキンそのもので簡単に言えば剃髪した尼さんのような感じだった。
「とりあえず、試験成功だわ。私は試作人形娘弐号を名前はこれが正式名称よ。私は元々生命活動を終えた女の子の肉体を材料にしたものだから、オリジナルの記憶は一切持たないわよ。ごらん私の身体を!」
そういって人形娘弐号は四人に身体を見せた。アヤメと違って全身はペールピンクのカラーリングがされ、女性らしい胸のふくらみのさきは乳頭が浮かび、また人間らしい筋肉が表現され、顔は美形で目鼻口がはっきりしていた。しかし生命感は乏しいと言わざるを得なかった。
四人は色々質問したかったが、人工音声にプロテクトがかかっていて出来ずもどかし想いをしていた時に突然解除された。
「あなた、一層の事私と同じにならない?」
アヤメはそういったが、弐号は何を考えているのか分からなかったマネキンだから。しばらくしてこう言った。
「あなたと同じ? あなたはわたしからすれば先輩だけど性能はずっといいのよ。わたしはマネキンとして監視していたのよあなたたちを! 人形たちの監視役よ! まあ性能の評価が任務よ! いい事教えてあげるわね。もし評価が良かったり悪かったりした人形のあなた! 人形から排除することになるわよ」
「なによそれ?」
「わはは! 気にするなとはいえないけどそういう事よ! 必要がなくなった人形の内臓は排除されるってことよ。それを判断するのはわたし!」
「それって、どうなるというのよ!」
「どうなるの? 決まっているじゃないのよ。人形ではなくなるってことよ!」
「人形でなくなった内臓はどうなるの?」
「知らないわ! まあ、わたしはオリジナルが存在しないから関係ないよ。私の場合は廃棄だろうけど、記憶を消去したうえで放出だわきっと!」
弐号のいう意味は分からなかったが、人形になった今の姿から解放される場合もあるという事らしかった。でも、その条件ははっきりしなかった。悪い場合もあるだろうし良好の場合もあるようだ。それにまして気になったのは人間に戻った時の姿だった。
「記憶を消去するっていうのは生きているの? それとも・・・」
その幾人ものが同じ質問をしたが弐号はこういって回答を避けた。
「人形でなくなるのが良い人形の将来なんて興味ないわ、私には!」
しかしフランス人形娘は突然服を脱ぎ始め、そしてウィッグを外してしまい裸になってしまった! いやマネキンのようになってしまった! その姿は衣料品店などにあるマネキンそのもので簡単に言えば剃髪した尼さんのような感じだった。
「とりあえず、試験成功だわ。私は試作人形娘弐号を名前はこれが正式名称よ。私は元々生命活動を終えた女の子の肉体を材料にしたものだから、オリジナルの記憶は一切持たないわよ。ごらん私の身体を!」
そういって人形娘弐号は四人に身体を見せた。アヤメと違って全身はペールピンクのカラーリングがされ、女性らしい胸のふくらみのさきは乳頭が浮かび、また人間らしい筋肉が表現され、顔は美形で目鼻口がはっきりしていた。しかし生命感は乏しいと言わざるを得なかった。
四人は色々質問したかったが、人工音声にプロテクトがかかっていて出来ずもどかし想いをしていた時に突然解除された。
「あなた、一層の事私と同じにならない?」
アヤメはそういったが、弐号は何を考えているのか分からなかったマネキンだから。しばらくしてこう言った。
「あなたと同じ? あなたはわたしからすれば先輩だけど性能はずっといいのよ。わたしはマネキンとして監視していたのよあなたたちを! 人形たちの監視役よ! まあ性能の評価が任務よ! いい事教えてあげるわね。もし評価が良かったり悪かったりした人形のあなた! 人形から排除することになるわよ」
「なによそれ?」
「わはは! 気にするなとはいえないけどそういう事よ! 必要がなくなった人形の内臓は排除されるってことよ。それを判断するのはわたし!」
「それって、どうなるというのよ!」
「どうなるの? 決まっているじゃないのよ。人形ではなくなるってことよ!」
「人形でなくなった内臓はどうなるの?」
「知らないわ! まあ、わたしはオリジナルが存在しないから関係ないよ。私の場合は廃棄だろうけど、記憶を消去したうえで放出だわきっと!」
弐号のいう意味は分からなかったが、人形になった今の姿から解放される場合もあるという事らしかった。でも、その条件ははっきりしなかった。悪い場合もあるだろうし良好の場合もあるようだ。それにまして気になったのは人間に戻った時の姿だった。
「記憶を消去するっていうのは生きているの? それとも・・・」
その幾人ものが同じ質問をしたが弐号はこういって回答を避けた。
「人形でなくなるのが良い人形の将来なんて興味ないわ、私には!」
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