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二・機械娘化!
19.機械娘化!(3)
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それに各々の機械娘たちは微妙に身長といった体格が違っていた。元々の客室乗務員ガイノイドは量産型タイプなので、ほぼ同じ体形のはずなのにである。たとえばフランチェスカは五人のなかで一番大きくウエストも巨大であった。
「とりあえず・・・五人のリーダー決めない? 」
クリスがそんなことを言った。たしかにそうであったが、決め手が・・・と考えていたらなんとなくフランチェスカが大きいという理由で決まった。それで先頭は真っ赤な彼女になった。
ブリッジまでは乗務員用通路を歩いていた。途中船内の生命体分布状況を示すパネルがあったが、当たり前であるが、このワープ宇宙船内に生命反応は無くなってしまった。私たちはもう機械化生命体ということのようだ。すなわち空気中の酸素を取り込んで二酸化炭素の息を出すのではなく、動力炉の電力で化学反応によって人工筋肉を動かしたり、電脳で情報処理を行っていた。だから生命ではなかった。ちなみに私たちガイノイドには限られた自己修復機能がついているので、多少のダメージだったら修理の必要はなかった。でも何故か・・・
「なんかねえ、私の動力炉、調子悪いわ。少しゆっくり歩いて!」
黒いキャッシーは少しふらついていた。
「あなた、ブリッジで修理カプセルに入ったら? でもなんでなの、調子悪いだなんて?」
「それはねえ・・・素体の心臓でもわるかったんじゃないのかしらん?」
「まさか!」
五人の機械娘はそんなことを話しているうちにブリッジに到着した。そこは本来は複数の運航乗務員が詰めているところだが、今は無人だった。そのかわり運行状況を表示するスクリーンには一人の乗務員のイメージが投影されていた。それが、この船の心ともいえるヴィクター・ヴァンガードだった。
「皆さん、はじめまして。あなたたちにお知らせしないといけません。当宇宙船は平行世界に迷い込みました」
それっていったい、どういうことなのよ!
「とりあえず・・・五人のリーダー決めない? 」
クリスがそんなことを言った。たしかにそうであったが、決め手が・・・と考えていたらなんとなくフランチェスカが大きいという理由で決まった。それで先頭は真っ赤な彼女になった。
ブリッジまでは乗務員用通路を歩いていた。途中船内の生命体分布状況を示すパネルがあったが、当たり前であるが、このワープ宇宙船内に生命反応は無くなってしまった。私たちはもう機械化生命体ということのようだ。すなわち空気中の酸素を取り込んで二酸化炭素の息を出すのではなく、動力炉の電力で化学反応によって人工筋肉を動かしたり、電脳で情報処理を行っていた。だから生命ではなかった。ちなみに私たちガイノイドには限られた自己修復機能がついているので、多少のダメージだったら修理の必要はなかった。でも何故か・・・
「なんかねえ、私の動力炉、調子悪いわ。少しゆっくり歩いて!」
黒いキャッシーは少しふらついていた。
「あなた、ブリッジで修理カプセルに入ったら? でもなんでなの、調子悪いだなんて?」
「それはねえ・・・素体の心臓でもわるかったんじゃないのかしらん?」
「まさか!」
五人の機械娘はそんなことを話しているうちにブリッジに到着した。そこは本来は複数の運航乗務員が詰めているところだが、今は無人だった。そのかわり運行状況を表示するスクリーンには一人の乗務員のイメージが投影されていた。それが、この船の心ともいえるヴィクター・ヴァンガードだった。
「皆さん、はじめまして。あなたたちにお知らせしないといけません。当宇宙船は平行世界に迷い込みました」
それっていったい、どういうことなのよ!
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