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第二章:ひとりといっぴきから二人の旅立ち
034.ゲーセンで
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現実の二人が二人きりっでデートしたことはなかった。だからこれは夢だと分かった。
人影のいないゲームセンターで二人だけで遊んでいたけど、フロアーの端にいかついデザインをしたゲーム機があった。
「魔道士キュリットロスの冒険? なんか聞いた事あるなあ」
タクヤはそういったけど、何故か二人ともキュリットロスの事を思い出せなかった。夢の中ではアサミはネコ耳娘でないためのようだった。
「なんかしてみない? どんなゲームなんだろう?」
アサミはそういって硬貨を何枚か入れると作動し始めた。そのゲームはRPGのようなもので、敵キャラを倒すとポインが上がり次のステージにいけるというものだった。アサミとタクヤは夢中になっていたけど、ひとつおかしなことがあった。アサミはゲームなどしたことないのに何故出来るのかと。
「そういえば、わたしの家にゲーム機はなかったしパソコンでゲームをしたことないのよ。なぜプレイできるの? でも病み付きになるというのはわかるわね」
そういいながらアサミはプレイしていた。ちなみにその時のゲームでアサミはキュリットロスを、タクヤは随行騎士のカイムのキャラクターをプレイしていた。二人が次々とクリアしていったが、何故かこれから現実に体験しそうな気がしていた。
「楽しいけどゲームなんて家でも出来るよな! でも、俺たちの家ってどこなんだろう・・・って、ホームレスだったから状況に変わりはないのかもしれないけど」
「そういえばそうね、これからどうなるのだろう私たち。このゲームのキャラクターのようにあちらこちらを彷徨いながら冒険するというのだろうかな」
「ヴァリさんは魔道士になってもらうと言っていたけど、この世界で生きていくためにはその方法しかないだろうけど、やっぱ不安だな。それに能力あるのだろうかな」
そういいながら二人は他に誰もいないゲームセンターで打ち込んでいたが、その背後からもう一人近づいてきた。
アサミはふと後ろを振り返った。そこには変わった服を着た男が立っていた、いま、プレイしているゲームの世界から抜け出してきたかと見間違いそうな男だった。
「あなた、どこかでお会いした事あるような?」
アサミはそう声掛けをした。夢の世界のせいか限定的にしか記憶が呼び出せずに、はっきりとした事が言い出せなかった。どこかで会ったはずよねこの人に。
「わたしは通りすがりの占い師ですよ。名前は・・・或彌阿具須あるみあぐすです」
その男はそういったが、変な雰囲気を醸し出していた。周りを浄化するというか混乱させようとしているのかというか。
「俺も会った事があるようだけど・・・思い出せない。記憶力落ちたのかな?」
タクヤは頭をかいていた。目の前にいる男に心当たりがあるのだけどわからなかった。
「お二人さんとも、無理に思い出されなくていいですよ。ここは夢の世界ですから。そうそう或彌阿具須は数多くある分身のひとつですから。そうそう詮索してみても無意味ですから、そんなの重要なことではありませんから」
或彌阿具須を名乗るその男は二人の目の前に座ると、どこからもなく応接セットみたいなものが出現した。それは通りすがりに見かける易者の商売道具のようだった。その卓の上にはタロットカードのようなものが置かれていた。
もし、これが起きている時なら驚いたであろうが、二人とも夢のなかだと認識していたのか、たいしてビックリせずに勧められるがままに座ってしまった。
「あのアルミさん、私たちそんなにお金を持っていないので、占いしてもらえないのですが・・・」
アサミは変な事をいっていた。夢の中なのに、おかしなことを言い出してしまった。
「まあまあ、この占い・・・いや御神託とも啓示ともいえるのだから御代は要らないよ。これから私が言う事は神の言葉として聞いて欲しいんだよ」
人影のいないゲームセンターで二人だけで遊んでいたけど、フロアーの端にいかついデザインをしたゲーム機があった。
「魔道士キュリットロスの冒険? なんか聞いた事あるなあ」
タクヤはそういったけど、何故か二人ともキュリットロスの事を思い出せなかった。夢の中ではアサミはネコ耳娘でないためのようだった。
「なんかしてみない? どんなゲームなんだろう?」
アサミはそういって硬貨を何枚か入れると作動し始めた。そのゲームはRPGのようなもので、敵キャラを倒すとポインが上がり次のステージにいけるというものだった。アサミとタクヤは夢中になっていたけど、ひとつおかしなことがあった。アサミはゲームなどしたことないのに何故出来るのかと。
「そういえば、わたしの家にゲーム機はなかったしパソコンでゲームをしたことないのよ。なぜプレイできるの? でも病み付きになるというのはわかるわね」
そういいながらアサミはプレイしていた。ちなみにその時のゲームでアサミはキュリットロスを、タクヤは随行騎士のカイムのキャラクターをプレイしていた。二人が次々とクリアしていったが、何故かこれから現実に体験しそうな気がしていた。
「楽しいけどゲームなんて家でも出来るよな! でも、俺たちの家ってどこなんだろう・・・って、ホームレスだったから状況に変わりはないのかもしれないけど」
「そういえばそうね、これからどうなるのだろう私たち。このゲームのキャラクターのようにあちらこちらを彷徨いながら冒険するというのだろうかな」
「ヴァリさんは魔道士になってもらうと言っていたけど、この世界で生きていくためにはその方法しかないだろうけど、やっぱ不安だな。それに能力あるのだろうかな」
そういいながら二人は他に誰もいないゲームセンターで打ち込んでいたが、その背後からもう一人近づいてきた。
アサミはふと後ろを振り返った。そこには変わった服を着た男が立っていた、いま、プレイしているゲームの世界から抜け出してきたかと見間違いそうな男だった。
「あなた、どこかでお会いした事あるような?」
アサミはそう声掛けをした。夢の世界のせいか限定的にしか記憶が呼び出せずに、はっきりとした事が言い出せなかった。どこかで会ったはずよねこの人に。
「わたしは通りすがりの占い師ですよ。名前は・・・或彌阿具須あるみあぐすです」
その男はそういったが、変な雰囲気を醸し出していた。周りを浄化するというか混乱させようとしているのかというか。
「俺も会った事があるようだけど・・・思い出せない。記憶力落ちたのかな?」
タクヤは頭をかいていた。目の前にいる男に心当たりがあるのだけどわからなかった。
「お二人さんとも、無理に思い出されなくていいですよ。ここは夢の世界ですから。そうそう或彌阿具須は数多くある分身のひとつですから。そうそう詮索してみても無意味ですから、そんなの重要なことではありませんから」
或彌阿具須を名乗るその男は二人の目の前に座ると、どこからもなく応接セットみたいなものが出現した。それは通りすがりに見かける易者の商売道具のようだった。その卓の上にはタロットカードのようなものが置かれていた。
もし、これが起きている時なら驚いたであろうが、二人とも夢のなかだと認識していたのか、たいしてビックリせずに勧められるがままに座ってしまった。
「あのアルミさん、私たちそんなにお金を持っていないので、占いしてもらえないのですが・・・」
アサミは変な事をいっていた。夢の中なのに、おかしなことを言い出してしまった。
「まあまあ、この占い・・・いや御神託とも啓示ともいえるのだから御代は要らないよ。これから私が言う事は神の言葉として聞いて欲しいんだよ」
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